ロシア、サウジアラビアに水素生産での提携呼びかけ

ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相兼エネルギー相は5月25日、サウジアラビア政府に対して、水素生産での提携を提案した。同じ資源国として、在来型資源と並び、再生可能エネルギーの開発でも協力できる可能性が高いとみている。まずは作業グループの設置を呼びかけた。

水素は重工業や運輸から排出される二酸化炭素(CO2)の削減に向けた有力な代替燃料として有望視されている。ロシアは石油・天然ガス資源に恵まれており、これまでは水素分野での動きが鈍かった。

サウジアラビアは経済の多様化に向けて、大型の水素生産プロジェクトを検討している。

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