遠隔医療ソリューション開発 ポーランド

人工知能(AI)と無線通信機能に基づく遠隔医療ソリューションを提供する。主力製品の「ステトミー電子聴診器」は肺や心臓の異常を検出するシステムで、特に子供の喘息を親が容易に監視できることを目的に開発された。AIによる聴診音の解析が可能なことからオンライン診療の拡充につながると期待される。

ステトミー電子聴診器の土台となるプラットフォームは、スマートフォンのアプリを介して聴診音を転送・記録し、人工知能(AI)の解析プログラムが異常音などを検出して医師に提供するシステムだ。取得したデータは管理用のダッシュボードに転送されるため、医師は遠隔地にいながら患者の聴診データを取得することができる。聴診結果をデータとして記録できることから、患者の病状の長期的な推移の把握にも役立つ。同ソリューションは欧州医療機器規則(MDR)のクラス2a(CE2274)に対応している。 ステトミーは2016年の設立。ポーランド西部のポズナンに本社を構える。スタッフ数は29人。昨年12月には日本における製造販売で丸文と総代理店契約を結んだ。

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