ダイムラー、商用EVバンをDPDポーランドに供給

●DPDポルスカが「eヴィトー」50台を発注

●ゼロエミション車両導入で環境意識の高さをアピール

独ダイムラーの乗用車・商用車子会社メルセデスベンツはこのほど、独小包配達大手DPDのポーランド子会社DPDポルスカから電動(EV)商用バン「eヴィトー」50台を受注した。DPDは全社的な二酸化炭素(CO2)排出の削減目標を掲げており、ゼロエミッション(排出量ゼロ)の車両導入により顧客の環境意識の高まりに対応していく。

ダイムラーによると、「eヴィトー」は都市部におけるラストワンマイルの配送作業に合わせて設計されている。バッテリー容量は35キロワット時で、1回の充電で航続可能距離450キロメートルを確保できる。充電時間は7.4キロワットの交流電源で6時間。電力消費量は走行100キロメートル当たり24.9キロワット時となっている。

DPDはグループとして2020年比で80%に上るCO2排出量の削減目標を掲げる。

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