●クルジュ・ナポカのエンジニアリング拠点に増設
●2024年初めに運営を開始し、1,400人が働けるように
独自動車部品大手のボッシュは13日、ルーマニア北西部のクルジュ・ナポカにある生産拠点で、新オフィス棟の建設を開始した。2023年の完工、24年初めの運用開始を予定している。投資額は2,100万ユーロ。
クルジュ・ナポカで昨年2月に開設したエンジニアリングセンターにオフィス棟を増設する。新オフィス棟は10階建てで地下駐車場を備える。建築面積は1万平方メートル。既存のオフィス棟と合わせて、出社と在宅を組み合わせるハイブリッド勤務体制で1,400人が働けるようになる。
ボッシュは27年前にルーマニアへ進出した。クルジュ・ナポカではエンジニアリングセンターのほか、1工場を運営する。ルーマニア拠点としては他に、ブラジの工場、ティミショアラのビジネスプロセス・アウトソーシング(BPO)センター、ブカレストの販売事務所がある。