オヤック・ルノー、トルコ同業にメガーヌ・セダンの生産を委託

●ブルサの自社工場の生産能力を他モデルに振り向ける目的

●カルサンとは5年契約、来年後半に生産開始

仏自動車大手ルノーのトルコ合弁子会社オヤック・ルノーは2日、トルコ同業のカルサン(Karsan)に「メガーヌ・セダン」の生産を委託すると発表した。契約期間は5年。ブルサにある自社工場の生産能力を他のモデルに振り向ける目的だ。カルサンでの生産は来年後半に始まり、年5万5,000台が出荷される見通し。

委託生産開始後も、メガーヌのシャシ部品はオヤック・ルノーが引き続き手がける。また、完成車の品質検査や部品納入業者とのやり取りも同社が行う。

オヤック・ルノーの年産能力は自動車が37万8,000台、エンジンが92万基。メガーヌのほか、ハイブリッドモデルを含む新型「クリオ」を製造している。

上部へスクロール