米アプティオ、ポーランドにイノベーションセンター開設

●センターはテック企業の集まるクラクフに設置

●年内に約40人のチーム組み、ソフト開発や製品設計などを行う

TBM (IT投資の分析、プランニング、コスト最適化)ソリューション大手の米アプティオはこのほど、ポーランド南部のクラクフにイノベーションセンターを開設すると発表した。欧州・中東・アフリカ(EMEA)事業の製品開発・エンジニアリング中核拠点として、ソフトウエア開発、プロダクツデザイン、製品戦略に注力する。

クラクフは500超のテクノロジー企業と4万5,000人超のITエキスパートが集まり、欧州のソフト開発拠点として急成長している。また、コンピューターサイエンスとエンジニアリング分野で毎年約2,200人の高学歴者が輩出していることから、アプティオは人材確保に理想的な立地としている。まず年内に40人超のチームを発足させる計画だ。

アプティオのEMEA事業は英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、デンマーク、スウェーデン、ポルトガル、キプロスに拠点をもち、250超の顧客にサービスを提供している。同社のTBMソリューションを利用しているIT投資額6,500億ドルのうちEMEA市場分は1,190億ドルで、前年比で35%の大幅増となった。

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