独シーメンス、タリンのデータセンターにAIビル管理システムを導入

●同社のビル一元管理プラットフォームに組み込み

●データセンターは電力消費を25%抑えられるように

電機大手の独シーメンスは11日、エストニアの首都タリンにあるバルト諸国最大のデータセンター、グリーナジー・データセンターに、新しい自動化ソリューションと人工知能(AI)技術を導入したと発表した。導入したのはビル、エネルギーおよび室温管理技術で、データセンターの安定運営を確保しながら省エネができる。シーメンスのビル一元管理プラットホーム「デザインゴ(Desingo)」に組み込める。

グリーナジー・データセンターは、シーメンスのソリューションを採用することで、電力利用効率(PUE)で業界平均(1.6)を上回る1.2の達成を目指す。これは、消費を25%抑えることを意味する。

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