●昨年3月にチェコ側と交わした24台の供給契約の一環
●納入した電気バスはプラグインとパンタグラフ双方で充電可
ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、チェコ東部オストラバの公共交通運営事業者ドプラブニー・ポドニク・オストラバ(DPO)に対し電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」8台を納入したと発表した。昨年3月にDPOと交わした24台の供給契約の一環。チェコに同社製の電気バスを供給する初の事例となる。
納入された「ウルビーノ12エレクトリック」は全長12メートルで、バッテリーの最大出力は90キロワット時。充電はプラグイン方式の他、パンタグラフでも行える。定員は85人。WiFiの他、充電用のUSBポートも装備する。
契約に含まれる給電インフラについては、パンタグラフ式充電システム4基のうち1つが稼働を開始する。ソラリスはこれまでDPOに、圧縮天然ガス(CNG)バス、排出ゼロのトロリーバスなど400台超のバスを納品している。