ロシアとイラン、サンクトペテルブルク工科大にビジネスセンター設立

●プロジェクト提携などを通じて技術協力を推進する目的

●イラン側はナノテク、情報科学、航空宇宙、環境技術などを重視

ロシアとイランが共同で、サンクトペテルブルク工科大学に革新的ビジネスセンターを設立することがこのほど分かった。プロジェクト提携などを通じて技術協力を推進する目的だ。

新センターの業務としては、◇起業家向け学術講座の開催◇ハイテク・スタートアップ企業のプロモーション支援◇両国の参加者を招いた会議、シンポジウム、交渉会の開催◇総合コンサルティングの提供◇ハイテク製品の貿易業務支援◇共同研究の支援――などが挙げられている。

イラン側は特に、ナノテクノロジーや認知科学、情報科学、宇宙航空技術、在来型化石燃料、造船、環境技術(水資源確保、干ばつ・土壌侵食対策)を重点領域と位置付けている。

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