印エンジニアリングサービスLTTS、ポーランドにER&D拠点開所

●自動車、モビリティ、ハイテク分野の技術の新拠点とする

●ドイツ、スウェーデン、イスラエルの各センターと連携

インド複合企業ラーセン・アンド・トゥブロ(L&T)の子会社で、エンジニアリングサービスを手掛けるL&Tテクノロジー・サービシズ(LTTS)は5月26日、ポーランドのクラクフにエンジニアリング・研究開発(ER&D)センターを開所した。自動車、モビリティ(移動・運搬)、ハイテク分野の技術の新拠点として、欧州と北米の顧客にサービスを提供する。

新センターは独ミュンヘン、スウェーデンのヨーテボリ、イスラエルのエルサレムにあるエンジニアリングセンターと連携し、ハードウエアとソフトウエアの開発を行う。向こう3年間でITエンジニアを最大300人雇用する計画だ。

現地の人材育成では、自社のグローバルエンジニアリングアカデミー(GEA)を従業員の専門知識向上と顧客ニーズ対応のための研修の場とするとともに、クラクフのAGH科学技術大学および工科大学、英コベントリー大学のヴロツワフ校との提携の可能性を模索している。

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