●外相はインドネシアのG20外相会合に出席する途上で訪問
●自動車、健康医療、医薬品などの分野での協力について議論
ロシアのラブロフ外相は6日、訪問先のベトナムで同国のブイ・タン・ソン外相と会談を行い、西側諸国によるロシアへの経済制裁にも関わらず両国企業による経済協力が継続していることを評価する声明を発表した。ラブロフ外相によると、エネルギー分野などで両国の企業は事業協力を続ける予定だ。
ラブロフ外相はウクライナとの戦争で市民に被害者が出ていることに関し、同国を支援する西側諸国を非難した。同相はまた、新型コロナウイルス流行とロシアへの経済制裁にもかかわらず昨年の露ベトナム間の貿易総額は25%増加したと述べた。会談では自動車、健康医療、医薬品などの分野での協力について議論された。
同相はインドネシアのバリ島で開催される主要20カ国・地域(G20)外相会合に出席する途上で同国を訪問していた。