●約4億ズロチを投じ、生産ラインを増設
●来年半ばの稼働開始を目指す
家電大手の独ボッシュ・シーメンス・ハウスゲレーテ(BSH)は22日、ポーランド中部のウッジにある洗濯機工場に新たに約4億ズロチ(約8,390万ユーロ)を投資すると発表した。新モデル導入に伴い生産ラインを増設する。新体制のための新規雇用と従業員研修を経て、早ければ来年半ばに稼働を開始する計画だ。
ウッジの洗濯機工場はBSHが1994年、同社初の中東欧の生産拠点として設置。当初は中東欧向けに、1999年には欧州連合(EU)向けにも輸出も開始した。ウッジにはまた、2019年にインダストリー4.0(I4.0)に対応し最先端技術を導入した食洗機工場を開設したほか、研究開発(R&D)センターも併設する。(1PLN=29.53JPY)