ポンプ大手グルンドフォス、セルビア拠点の拡張完了

●循環ポンプ、家庭用の排水ポンプと増圧器などを生産

●施設面積は1万7,000平方メートル増え4万3,000平方メートルに

デンマークのポンプ大手グルンドフォスは9月28日、セルビア北部のインジヤ工場の拡張工事が完了したと発表した。投資額は2,000万ユーロ。施設面積は1万7,000平方メートル増えて4万3,000平方メートルに拡大した。新規雇用は250人。

拡張後の工場では、循環ポンプ、家庭用の排水ポンプと増圧器、統合型水回路システム(IWC)を生産し、世界市場に供給する。新工場は2つの太陽光発電施設を持ち、年間で1,333トンの二酸化炭素(CO2)を削減できる。貯留量200立方メートルの雨水貯留システムも備える。

グルンドフォスは2011年、ノヴァ・パゾヴァの賃貸生産施設で循環ポンプの生産を開始してセルビアに進出した。インジヤ工場では13年から循環ポンプのほか排水用揚水ステーションを製造している。

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