●受注は「欧州外」から、オプションでさらに16機受注の可能性
●同社は軍用モデルを中心に受注が順調
チェコの無人航空機(UAV)メーカー、プリモコUAVが「欧州外」から「ワン150」を8機受注した。契約額は680万ユーロ。通産省の承認を経て、来年上半期に納入する。オプションの形でさらに16機を受注する可能性があるという。
プリモコは民間・軍用のUAVの開発製造を手がける。今年上半期は7機を納入し、売上高で1億280万コルナ(約423万ユーロ)の過去最高額を記録した。今年は軍用モデルを中心に受注が順調で、先月には欧州から2機を170万ユーロで受注した。
プリモコによると、「ワン150」は翼幅4.85メートル、最大荷重30キロ、最大離陸重量150キロで、最大巡航速度は150キロ、航続距離は2,000キロ。最長飛行時間は15時間に達する。自動操縦機能を備えるが、いつでも遠隔操作に切り替えられる。(1CZK=5.94JPY)