米車部品大手リア、ロシアから撤退

●今年上半期中の工場売却を目指す

●同国事業の従業員数は約1,000人で、年間売上高は1億ドル

米自動車内装部品大手のリア・コーポレーションがロシアから撤退する。レイ・スコット最高経営責任者(CEO)がこのほど明らかにしたもので、今年上半期中の工場売却を目指している。

同社はロシアで3つのシート工場を運営している。同国事業の従業員数は約1,000人で、年間売上高は1億ドル。

ウクライナ戦争勃発からほぼ1年後の撤退となったことについて同CEOは「法的な問題やその他の複雑な事情」により諸手続きが遅れていると述べた。

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