東欧経済ニュース

ヨーグルトを「公式」特産品に~ブルガリア

ブルガリアと言えばヨーグルト。このイメージを経済にも生かそうと、政府は欧州連合(EU)に対し、原産地指定(POD)制度に基づく特産品に認定するよう申請した。認定されれば、イタリアの「パルマハム」やフランスの「シャンパン」 […]

露EC最大手が仏伊西に進出、西欧市場開拓拡大

ロシアの電子商取引(EC)プラットフォーム最大手ワイルドベリーズは2月25日、フランス、イタリア、スペインでサービスを開始した。1月のドイツ進出を皮切りに、西欧市場を一気に拡大する。各国固有のウェブサイトとモバイルアプリ

セルビア、AI活用でワクチン接種をスピードアップ

セルビアが人工知能(AI)を活用して新型コロナワクチンの迅速な接種を進めている。2月14日現在の接種回数は100人当たり14.5回で、欧州では英国(23.33回)に次ぐ高水準。欧州平均(5.82回)の2.5倍に上る。 ヴ

トルコ、国産エンジンでの月探査船発射に意欲

トルコのムスタファ・ヴァランク技術相は2月28日、ロケット用エンジンを開発するデルタVスペーステクノロジーズのイスタンブール拠点を視察し、2023年に計画する月探査船発射を国産エンジンで実現させる姿勢を示した。世界的に研

ビジネス予測プラットフォーム開発 スロバキア

人工知能(AI)をベースにしたビジネス予測のプラットフォームを開発している。企業の規模に関係なく、データの活用や売上予測、顧客の購買動向の把握といったニーズに対し値ごろなビジネス向けAIアルゴリズムを提供することを目標に

独給電インフラ企業コンプレオ、ポーランド進出

独給電インフラ企業コンプレオは2月24日、ポーランドに進出する計画を明らかにした。駐車システムや電気自動車(EV)用給電設備を提供する同国のシティ・システムズと提携し、EV充電インフラの整備拡張事業を行う。シティ・システ

サムスンSDI、ハンガリーのEVバッテリー工場を拡張

韓国サムスングループの電池事業会社サムスンSDIが、9,420億ウォン(8億9,400万ドル)を投じてハンガリーのブダペスト近郊ゲデにある電気自動車(EV)用バッテリー工場を拡張する。ロイター通信が2月24日、消息筋の情

ヴィテスコ、ハンガリー新工場で操業開始

独自動車部品大手のコンチネンタルは2月26日、パワートレイン子会社ヴィテスコ・テクノロジーズがハンガリー新工場の操業を開始したと発表した。電気自動車(EV)からプラグインハイブリッド車(PHV)、内燃機関車まであらゆるタ

韓国ネクセンタイヤ、チェコ工場がOEタイヤ出荷開始

韓国のネクセンタイヤは2月24日、チェコ工場が新車装着(OE)タイヤの出荷を開始したと発表した。現代自動車の小型SUV「ツーソン」向けで、完成車は中東、アフリカ、中南米へ輸出されるという。 ネクセンによると、現代自に供給

シュコダ自のカーシェアリング・サービス、順調に成長

チェコのシュコダ自動車は1日、独自開発のカーシェアリング・プラットフォーム「ホッピーゴー(HoppyGo)」が昨年、順調な成長ぶりを示したと発表した。新型コロナの流行を受け、安全な移動手段として自動車の需要が拡大したのが

フォードがルーマニアでの操業一時停止、半導体不足で

米自動車大手フォードがルーマニア南部のクラヨバ工場の操業を2月26日から停止した。車載用半導体チップの在庫不足が理由。生産再開は3月10日になる見通しだ。 ルーマニアでは仏ルノー子会社のダチアも1日から中南部のミオベニ工

スロベニアのケーブルメーカー、ボスニアに第2工場設置

スロベニアのケーブルメーカー、カブレックス(Cablex)グループがボスニア北部のプリィエドルに第2工場を開設する。現地政府によると、3月半ばには生産を開始する予定で、製品は独自動車部品大手のボッシュに納入する。従業員は

イケア、スロベニア1号店が開業

家具大手のイケア(スウェーデン)は2月25日、スロベニアの首都リュブリャナで同国第1号店を開業した。当初は昨年末の予定だったが、新型コロナの流行再拡大を受けて延期されていた。 ショッピングエリア「BTC City」に新店

セルビア、リチウム輸出禁止を計画

セルビアがヤダル鉱山からのリチウム輸出を禁止する方針を明らかにした。国内でリチウムを原料とする中間品・完成品を生産し、付加価値を高めた形で国外に供給する狙い。鉱山開発が本格化する前に姿勢を明確にすることで、バッテリー、電

カザフスタン、独立後で最大の油田発見

カザフスタン西部のマンギスタウ県当局は2月25日、旧ソ連からの独立後で最大級の油田を発見したと発表した。国内企業メリディアン・ペトロリアムの下で開発を進める。これまでの調査によると、他の国産原油に比べて硫黄分の含有量が小

EU外相理がロシア追加制裁で合意、ナワリヌイ氏拘束に抗議

欧州連合(EU)は2月22日開いた外相理事会で、ロシアに追加制裁を科すことで合意した。反体制派指導者ナワリヌイ氏を不当に拘束し、収監したのが理由。具体的な内容は近くまとめる方針だが、ロイター通信によると、検事総長などプー

ポーランドと韓国、ポーランド新ハブ空港計画で提携

ポーランドと韓国が、ポーランド新ハブ空港(CPK)計画で提携する。両国政府および新空港「連帯空港(STH)」と仁川空港の運営体は2月26日、基本合意書を交わした。提携期間は3年で、プロジェクト規模は350万ユーロ。ハブ空

スロバキア、ロシアの「スプートニクV」ワクチンを調達

スロバキアのイゴル・マトヴィッチ首相は1日、ロシアから新型コロナワクチン「スプートニクV」を200万回分調達することを明らかにした。連立パートナーの反対を受けて秘密裏に準備を進めていたもので、初回調達分の到着を待って発表

トルコ宇宙計画、影にエルドアン大統領の野心

トルコのエルドアン大統領が2月に発表した国家宇宙計画は、10年間で10件のプロジェクトを実施するという野心的な内容だ。その裏には、自らの功績で「トルコを先進国入りさせる」という野心が見え隠れする。2023年の建国100周

トルコ、アフリカ支援を強化

トルコのチャヴシュオール外務相は2月22日、第5回国連後発開発途上国(LDC)会議に向けたアフリカ地域検討会議の席上で、同国としてアフリカ諸国の経済成長、社会発展、女性と若者の自立などの目標達成を全力で支援すると述べた。

ロシア、小麦輸出税を引き上げ

ロシア政府は1日から、小麦輸出税を従来のトン当たり25ユーロから50ユーロに引き上げた。国内への安定供給と値上がり阻止が狙い。トウモロコシと大麦についても新たにそれぞれ25ユーロ、10ユーロの輸出税を課す。ユーラシア経済

ヨーグルトを「公式」特産品に~ブルガリア

ブルガリアと言えばヨーグルト。このイメージを経済にも生かそうと、政府は欧州連合(EU)に対し、原産地指定(POD)制度に基づく特産品に認定するよう申請した。認定されれば、イタリアの「パルマハム」やフランスの「シャンパン」

トルコ、ソマリアでのスペースポート建設を検討

トルコがソマリアで宇宙船発着基地(スペースポート)を建設することを検討しているもようだ。ロンドンを拠点とする中東ニュースサイト「ミドルイースト・アイ(MEE)」にトルコ政府消息筋が明らかにしたもので、予算は3億5,000

露のWiFiサービス企業、米国に進出

ロシアのIT企業ホット・ワイファイ(Hot-WiFi)はこのほど、米国市場に参入する計画を明らかにした。出先で通信端末を利用できるホットスポットのエリア構築の支援のほか、付随するウェブマーケティングやデータ分析サービスを

医療・美術教育ツール開発 ラトビア

医学教育や医療専門家、美術家向けに、人体解剖学の教育ツールとしての画像プラットフォームを提供する。人体の構造の資料集と呼べるもので、(顕微鏡を用いない)肉眼解剖学の画像を3Dや2D、写真などで豊富にデータベース化している

中国のBYD、ルーマニアに電気バス供給

中国自動車・バッテリー大手の比亜迪汽車(BYD)は17日、ルーマニア黒海沿岸のコンスタンツァ市と電気バス20台を供給する契約を交わした。同市初の電気バスは2022年初めに導入される予定。BYDは高速充電と夜間充電を組み合

トルコの車部品メーカー、ブルガリアに第2工場

トルコのバイラクタルラル(Bayraktarlar)・グループのブルガリア子会社で、自動車部品製造を手がけるオデロ・ファルバ・ブルガリアが第2工場を設置する。プロブディフ近郊のトラキア経済区(TEZ)にある既存拠点を拡張

トルコ車部品メーカー、北マケドニアに工場開設

トルコの自動車部品メーカー、パープラスト(Purplast)が北マケドニアの首都スコピエに工場を開設する。政府当局の18日の発表によると、投資額は510万ユーロ。すでに昨年7月に着工し、現在75%が完成している。施設面積

VWスロバキア、1,800万ユーロのコロナ助成金を獲得

汚職・腐敗を監視する国際的な非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナルは先ごろ、スロバキアで新型コロナウイルス対策に関連する補助金を最も多く受けた企業は独フォルクスワーゲン(VW)の子会社だったことを明

ハンガリーとイスラエル、研究開発協力を強化

ハンガリーとイスラエルが両国間の研究開発協力を強化する方針だ。産業・イノベーション分野における両国関係を深める目的で、近く基本合意書を交わし、重点分野を規定する。 ハンガリーは、欧州連合(EU)の研究助成の獲得拡大を目指

ロシア、第3の国内開発ワクチンを承認

ロシアのミシュスチン首相は20日、国内で開発された3番目の新型コロナワクチン「コヴィワク(CoviVac)」を承認したと発表した。第1号ワクチン「スプートニクV」と同様、臨床試験の完了を待たない承認で、欧米の研究者を中心

露ロスネフチと英BP、炭素排出削減で協力

ロシア石油最大手の国営ロスネフチはこのほど、提携する英石油大手BPと炭素排出量の削減など環境対策に関する協力協定を結んだと発表した。両社は同対策に関連する事業や手法の開発、排出量管理の基準作りなどに取り組んでいく。排出量

現代グループ、ウクライナへの生産技術移転を検討

韓国・現代グループのチョエ・ウンス(Choi Eun Soo)貨物エネルギー事業副部長は22日、ウクライナ・インフラフォーラムで、ウクライナ現地生産を検討していることを明らかにした。同国が進める標準軌高速鉄道網(軌間1,

中国製コロナワクチン、ハンガリーへの供給開始

中国製薬大手の中国医薬集団(シノファーム)が16日、ハンガリーへの新型コロナウイルスワクチンの供給を開始した。欧州連合(EU)加盟国で同社製ワクチンを調達するのはハンガリーが初めて。EUが承認していない同ワクチンを一方的

ハンガリー、「コロナ免疫証」発行へ

ハンガリー政府は15日、新型コロナ免疫証明書の発行を決定した。感染して回復しした人と、ワクチンを2回接種した人を対象とする。一刻も早く日常を回復するのが目的と説明しているが、免疫証保持者に認められる特例の詳細は未定だ。

エストニア外務諜報年次報告書、中国の脅威を指摘

エストニアが中国への警戒感を強めている。10日に発表されたエストニア外務諜報サービス年次報告書によると、ロシアは同国にとって引き続き最大の脅威だが、「中国は外国投資を政治目的に使い技術依存を生む可能性があり、エストニアの

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