CIS首脳の信頼度、カザフ大統領が首位
独立国家共同体(CIS)の首脳で最も信頼が高いのはカザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ大統領――。ロシアの有力世論調査機関である全ロシア世論調査センター(VTSIOM)が行った調査で、こんな結果が明らかになった。 \ […]
独立国家共同体(CIS)の首脳で最も信頼が高いのはカザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ大統領――。ロシアの有力世論調査機関である全ロシア世論調査センター(VTSIOM)が行った調査で、こんな結果が明らかになった。 \ […]
ウクライナ人の健康状態は芳しくないようだ。世界銀行の調査リポート「ウクライナの死亡率が高いのはなぜか」によると、高血圧症は18~65歳の3分の1、太りすぎは29%弱に上る。また、喫煙率は36%と欧州平均の28.6%を大き
ベラルーシ選挙委員会は20日、前日に実施された大統領選挙で現職のルカシェンコ氏が79.7%の票を獲得し、4選を果たしたと発表した。欧州連合(EU)が公正な選挙を条件に多額の資金援助を約束したことで、野党候補に一定の選挙運
カザフスタン産の石油を黒海沿岸に運ぶカスピ海パイプラインを運営する企業連合カスピアン・パイプライン・コンソーシアム(CPC)は15日、54億米ドルを投資して、パイプラインの輸送能力を2014年までに年間7,000万トンに
米食品大手クラフトフーズは、3,600万ドルを投じて、ウクライナ北西部トロスチャネツ(Trostianets)にあるチョコレート工場にビスケットの生産ライン2本を新設する。来年10月までに稼働する予定で、新たに400人を
ウズベキスタン政府は、同国の主力産業である繊維・衣料業を強化するため、5カ年拡大計画を近く閣議決定する。同計画には106の投資プロジェクトが盛り込まれ、総投資額は17億米ドル近くに上る。独経済紙『NfA』が8日報じた。
ウクライナのヤヌコビッチ大統領は11月30日、自営業者に対する課税強化を内容とする税制改革法案に対して拒否権を行使した。国民の抗議に屈して財政健全化に必要な施策を修正する形となり、ウクライナ政府の改革実行力に疑問が浮上し
ウクライナへの外国直接投資(FDI)の回復が、他の中東欧諸国に比べ遅れている。ヤヌコビッチ大統領は2月の就任時に「政治的安定と改革を進めFDIを促進する」と約束したが、実現する見通しはまだ立っていない。エコノミストは同大
ウクライナの国営石油・ガス公社ナフトハズがエジプト政府から西サハラ地方の2つの油田の採掘権を取得した。このほど開かれた経済・科学・技術協力に関するウクライナとエジプトの政府間委員会での合意に基づき、ウクライナ政府が11月
ベラルーシのルカシェンコ政権は2008年7月に承認した08~10年の民営化計画で、519社の国営企業を民営化することを決定した。だが、08年秋にぼっ発した世界金融危機の影響で外国投資家の関心が薄れたことで、民営化プロセス
トルクメニスタンはこのほど、欧州連合(EU)が支援するナブッコ・パイプライン計画に関連し、欧州に年間400億立方メートルのガスを供給する用意があることを明らかにした。ホジャムハメドフ副首相が首都アシャカバードで開かれた国
世界的な経済危機を受けて昨年にマイナス15%という深刻な景気後退に陥ったウクライナ経済が、予想以上の勢いで回復している。アザロフ首相は8日、ロイター通信とのインタビューで、2010年の経済成長が当初予測の3.4%を大きく
国際エネルギー機関(IEA)は、9日に発表した2010年版「世界エネルギー見通し」で、カスピ海周辺国からの天然ガス輸出が今後10年間で3倍に拡大するとの見通しを示した。 \ IEAは、トルクメニスタン、アゼルバイジャンな
ウクライナの金属最大手Metinvestが1日発表した2010年1-10月の粗鋼生産量は679万トンとなり、前年同期水準を19.6%上回った。10月単月では64万7,370トンで、前月の70万6,030トンから8.3%減
ウクライナは、40億米ドルを投じて同国初の液化天然ガス(LNG)ターミナルを建設する計画だ。同国ではエネルギー供給におけるロシア依存から脱却するため、エネルギー調達ルートの多様化を模索しており、新LNG基地を、中央アジア
ウクライナの家電量販店であるUnitradeがこのほど明らかにした、国内における携帯端末販売統計によると、2010年1~9月の販売台数は458万台となり、前年同期から54.2%の大幅な増加を示した。売上高は38.9%増の
アゼルバイジャンの国営石油会社SOCARは、ウクライナで自社ブランドによるガソリン販売を開始した。ウクライナの「キエフ・ポスト」紙が報じた。 \ アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領によると、今回オープンしたガソリ
グルジアの地方開発・インフラ省は先ごろ、来年以降に行うインフラ整備を中心とした国内の投資規模が15億米ドルを超えるとの観測を示した。特に鉄道網は抜本的に近代化するための整備拡充が必要となっており、国営グルジア鉄道は201
カザフスタンの産金大手カザフ・ゴールドは10月26日、ロシア同業のポリュス・ゴールドとの統合計画を撤回したと発表した。株式交換を巡る法的問題に解決の見通しが立たないためと説明している。 \ カザフ・ゴールドに50.1%を
カザフスタン原子力公社(カザトムプロム)は28日、仏原子力大手アレバと核燃料生産の合弁会社を設立することで正式に合意した。新会社にはカザトムプロムが51%、アレバが49%出資する。カザフ東部ウスチ・カメノゴルスクにあるカ
ウズベキスタンの化学産業は、国内総生産の5%を占める。同国は石油、天然ガス、リン、炭酸ナトリウムなどの資源に恵まれており、化学産業の発展ポテンシャルは高いと見られるが、旧ソ連時代からの老朽化した設備を抱える企業の生産能力
欧州復興開発銀行(EBRD)はカザフスタン最大の都市アルマトイの公共交通会社AETに3,520万ドルを融資する。AETは同資金を活用して、環境に優しい市バス200台を購入する。EBRDはアルマトイ市の公共交通サービスの近
欧州復興開発銀行(EBRD)は、アルメニアの民間企業のエネルギー効率向上を支援するため、同国のAnelik Bankに今後2年間で計300万ドルを融資する。Anelik Bankは生産ラインのエネルギー効率化や小型水力発
ウクライナ国有財産基金のリャブチェンコ長官は13日、国営通信会社ウクルテレコムの株式を12月28日に実施する公開入札で売却すると発表した。売却予定数は株式の92.79%で、最低入札価格は105億フリブナ(13億米ドル)。
ウクライナのクリュイエフ副首相は7日、同国が5日に穀物全種に輸出割当を導入したことを明らかにした。夏の干ばつで国内の収穫が大打撃を受けたうえ、ロシアがすでに穀物輸出を禁止したことから、輸出制限により国内の穀物需給の安定を
ウクライナのアエロスヴィート航空はこのほど、日本の旅行会社ジャパン・エア・トラベル・マーケティングと、チャーター便の運航に関する契約に調印したと発表した。来年7月半ばから9月後半の期間に、キエフ―東京で11便を運行する。
ウクライナ政府は9月27日の閣議で、国営電話会社ウクルテレコムの発行済み株式92.79%を全て売却し、完全民営化することを決定した。ティギプコ副首相がインタファクス通信に明らかにした。同国は国際通貨基金(IMF)からの融
新興国の需要増加などを背景に金属価格が上昇していることを受けて、カザフスタンで金属資源開発が加速している。同国は世界170カ国の金属(貴金属、非鉄金属、鉄鉱石)産出国中、産出量で11位につける有数の金属資源国であり、生産
ウクライナ政府は22日、ロシアの原子力独占企業体アトムエネルゴプロムの核燃料子会社TVELが同国で核燃料生産施設の建設プロジェクトを落札したと発表した。ウクライナは現在、原発で使用する核燃料のほぼ100%をTVELからの
ウクライナ自動車産業の低迷が続いている。同国自動車工業会(UkrAutoprom)が先ごろ発表した2010年1-8月の国内生産台数は4万5,193台で、前年同期実績を12%下回った。トラック、バスは増産だったが、主力の乗
ウズベキスタン初の経済特区であるナボイ自由工業経済地区への企業進出が始まった。先陣を切ったのはメーカー5社で、そのうち3社は現地企業と、シンガポール、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)の企業との合弁会社。残る2社は100%
独風力発電設備メーカーPowerWindはこのほど、アゼルバイジャンで風力発電所の建設を開始した。首都バクーから約40キロメートル離れたカスピ海に近いSitalcajに出力900キロワット(kW)の発電タービンを4基設置
ベラルーシ議会は14日、大統領選挙を12月19日に実施することを決定した。野党勢力が対立候補を一本化するのはほぼ不可能で、現職のルカシェンコ大統領の4選が確実視されている。 \ 1994年に就任したルカシェンコ大統領は、
ウクライナ政府は、電力の小売価格規制を段階的に撤廃する方針だ。電力の小売価格が発電コストを大幅に下回る水準に設定されていることにより、電力会社の収益が圧迫されているため。 \ ウクライナでは一般家庭向け電力小売価格は国家
独大手銀行コメルツバンクはこのほど、国際通貨基金(IMF)が同国への融資条件として為替レートの弾力化を求めていることに関し、実施されれば同国の通貨フリブナが対米ドルで20%以上下落する可能性があると指摘した。 \ IMF
ウクライナのブレーキメーカーPoltava Automobile Unit Plant(PAAZ)はこのほど、今年1-8月期の売上高が前年同期比70%増の6,160万フリブナに拡大したと発表した。このうち、主力のブレーキ
ウクライナの大手自動車メーカーであるBogdanは、今年1-8月の輸出台数が6,098台に達した。これは生産総数の約54%に当たる。国内経済の不振と消費意欲の低下で国内出荷が伸びず、輸出が国内販売を上回った。 \ 8月単
ロシアを迂回してカスピ海周辺の天然ガスを欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」プロジェクトが一歩前進した。ナブッコ企業連合は6日、欧州投資銀行、欧州復興開発銀行(EBRD)および国際金融公社(IFC)との間で、融資条件を定
トルクメニスタンとアフガニスタンの両政府は8月30日、トルクメニスタン、アフガニスタン、パキスタン、インドの4カ国を結ぶ天然ガスパイプラインの建設に関する枠組み協定に調印した。 \ 通過する4カ国の頭文字をとってTAPI
キエフに本社を置くウクライナの家電量販店Foxtrot Household Appliancesは2011年3月通期決算で、売上高が前期比で50%増加すると見込んでいる(付加価値税を除く)。同社のポノマレンコ副社長は現地
中央アジアの2カ国でこのほど、水力発電所が稼働した。キルギスのナルイン川では、総工費2億米ドルをかけたカンバラ第2ダムが8月30日に運転を開始した。産業振興に向けた政府の電力供給安定化策の一環で、ナイルン川で計画される3
カザフスタン政府は7月、2010~14年の製薬産業発展プログラムを閣議決定した。医薬品市場における国産品のシェアを09年の3割弱から14年までに5割に引き上げることを目指し、製薬産業の発展を支援する様々な施策が盛り込まれ
カザフスタンの非鉄金属最大手カザフムィスが8月26日発表した2010年上半期の純利益は5億7,400万米ドルとなり、前年同期から11.2%増加した。売上高は36%増の15億2,200万ドル。価格上昇が追い風となった。同社
アゼルバイジャン国鉄(ADDY)が大規模な鉄道インフラ近代化に乗り出す。首都バクーからトルコへ向かう新しい鉄道路線のほか、既存の線路や設備を近代化する。また、新型の機関車・車両の調達も計画されている。2013年までの投資
仏セメント大手ラファルジュは、来年半ばにウクライナ第2工場の建設を開始する。投資額は2億8,000万~3億ユーロになる見通し。同社のウクライナ子会社OJSC Mykolaivcementがこのほど明らかにした。 \ 工場
国際石油開発帝石と伊藤忠商事は17日、アゼルバイジャン領カスピ海油田のアゼリ・チラグ・グナシュリ(ACG)鉱区における開発権益を追加取得したと発表した。米デポンエナジーの撤退に伴い、同社の持つ5.63%を、プロジェクト参
伴い電力需要が増加している。首都バクーへの人口集中が進み、将来的に電力不足が懸念される一方で、地方では電化率が低く、インフラも老朽化しているため、 電力供給は不安定な状況となっている。政府は電力需要への対応と中長期的な電
ロシアとウクライナは、ウランなどの希少鉱物の開発で協力を強化する考えだ。17日発行の独誌『オストヴィルトシャフツレポート』によると、両政府は鉱物資源の共同開発プロジェクトの可能性について協議を進めている。 \ ロシアの国
独機械メーカーのジーンペルカンプが、リトアニアの木材加工メーカーであるVakaru Medienos Grupe(VMG)から、パーティクルボード製造ライン一式を受注した。取引金額は明らかにされていない。VMGのベラルー