CIS諸国

キルギスと中国が戦略提携、一帯一路を推進

キルギスのジェエンベコフ大統領は6日、訪問先の北京で中国の習近平国家主席と会談し、包括的な戦略パートナーシップ協定を結んだ。主に中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に関連したプロジェクトで提携していく。両首脳は、人的・文化的 […]

ウクライナ新LCC、6月末に国内線就航へ

ウクライナの新格安航空会社(LCC)スカイアップは先ごろ、国内・国際定期便の路線割り当てと国際チャーター便の運航許可を同国の航空当局に申請した。このうち国内便は6月末の運航開始を予定する。 国内便は首都キエフ、第2都市ハ

シュタッドラー、ベラルーシ工場に追加投資

スイス鉄道車両大手のシュタッドラーは5月29日、ベラルーシの首都ミンスク近郊のファニポールの工場拡張に3,500万ユーロ規模の投資を行う計画を発表した。トラムや鉄道車両用コンバーターのほか、年間300両の鉄道車両を製造す

アゼルバイジャン、南ガス回廊が一部開通

アゼルバイジャン産天然ガスを欧州に運ぶ南ガス回廊が5月29日、一部が開通し記念式典が開催された。同回廊はカスピ海沖にあるシャーデニス・ガス田からジョージア、トルコを経由してイタリア南部までを結ぶ3つのパイプラインから成る

中国特殊紙メーカー、カザフスタン現地生産を計画

カザフスタンの投資誘致機関であるカザフインベストはこのほど、中国の特殊紙メーカーである斉峰新材料が現地生産を計画していることを明らかにした。今後、立地決定に向けて、国内の各地域を訪問する予定だ。 カザフインベストによると

中国投資家、カザフで鉛廃棄物リサイクルを計画

中国の陝西省に拠点を置く中国投資家がカザフスタン南部で鉛・亜鉛廃棄物リサイクル工場の建設を計画している。中東欧情報サイト『nov.ost.info』が9日、同州行政当局の情報として報じたもので、投資額は48億テンゲ(約1

ウズベキスタンで太陽光発電パークを整備、加スカイパワー

カナダの太陽光発電事業大手スカイパワー・グローバルは7日、ウズベキスタン全土に総出力1,000メガワットの太陽光発電パーク網を整備する計画を発表した。総投資額は13億米ドルの見通しで、同国史上最大の外国直接投資(FDI)

東芝、ウクライナ国営タービンメーカーと提携

ウクライナ国営のタービン発電機メーカー、ターボアトムと東芝エネルギーシステムズが、原子力発電用タービンの新開発事業で提携する。同国のエネルギー石炭産業省が8日、同省を訪問した日本大使館の代表団から告知があったことを明らか

中国中信、ベラルーシの銀行に食指

中国政府系の複合企業、中国中信集団(CITIC)がベラルーシで銀行を買収する意向だ。ベラルーシのコビャコフ首相によると、候補として国営銀行2行が挙がっている。 王炯総経理(社長)の率いる中国中信代表団は今月7日から4日間

化学商社の中間物商事、ベラルーシ2社と提携

化学商社の中間物商事(本社:大阪)がベラルーシ事業を強化する。大阪で開かれた日・ベラルーシ経済フォーラムを機に、製薬会社ナティヴィタ(NatiVita)及び政府系医薬品持ち株会社ベルファルムプロム(Belpharmpro

カザフスタン、カシャガン油田増産へ

カザフスタンがカスピ海のカシャガン油田で原油増産を計画している。ミルザガリエフ副エネルギー相によると、年央までに日量21万5,000バレルから30万バレルに引き上げる。 同国ではカシャガン油田を除き原油産出量が減少してい

カザフで第4石油精製所を新設、燃料自給体制を構築

カザフスタンの共同企業体アビラクハン(Abylajkhan)はシンガポールの新興ゼネコンR Way Solution PTEと提携し、カザフスタン中部カラガンダ州のアタスに第4石油精製所を新設する計画だ。同製油所は年間の

中央アジア諸国、ロシアとの距離を模索

ウズベキスタンで2016年にミルジヨフ大統領が就任して以来、中央アジア5カ国の間には新たな協力関係が生まれている。同大統領はカリモフ前大統領の孤立主義を大きく転換させ周辺諸国との協力強化に動き、伝統的にこの地域への強い影

オーストリア建材大手、ベラルーシ工場を拡張

オーストリア系の建材大手クロノスパンがベラルーシのモギリョフ工場の拡張を進めている。金属加工能力の強化が目的で、すでに昨年12月から構造材の第1生産ラインが稼働。年内に第2ラインが完成する。また、輸送用コンテナの製造設備

独リンデ、カザフ工場でASUを増設

産業ガス大手の独リンデがカザフスタンで空気分離装置(ASU)を増設する。取引先であるアルセロール・ミタル製鉄所や国内の他企業を始め、ロシア、キルギス、ウズベキスタン、アゼルバイジャンに製品を供給する。投資規模は約7,00

JICA、西澤のタジク変電所設置を支援

タジキスタン電力公社(Barki Tojik)はこのほど、日本の西澤(本社:大阪)にドゥシャンベ変電所の整備プロジェクトを委託した。現地メディアの報道によると、西澤は今後2年以内に、ドゥシャンベ北東地域のラディオスタンツ

スイス鉄道車両大手シュタッドラー、ジョージアに工場設置

スイスの鉄道車両大手シュタッドラーがジョージアの首都トビリシに組立・修理工場の設置を計画している。ジョージア政府がこのほど明らかにしたもので、国鉄のサカルトヴェロス・ルキニグザとトビリシ市地下鉄に車両を供給し、保守・点検

世銀、ベラルーシに5億ドル規模の支援を計画

世界銀行がベラルーシに対し、2022年までの5年間で5億ドル規模の支援を計画していることがわかった。同国のベルタ通信が20日に伝えたところによると、世銀のゴッツ理事は同国のジノフスキー経済相との会談後の会見で、同理事会が

プライメタルズ、カザフの製鉄所に部品管理サービスを提供

三菱重工業傘下の英鉄鋼エンジニアリング大手プライメタルズ・テクノロジーズは15日、カザフスタンのARBZ製鉄所からレール・条鋼圧延機用のスペアパーツの管理サービスパッケージを受注したと発表した。パーツの供給と倉庫管理(期

中国エンジニアリングCAMC、トルクメンにカリ塩工場設置へ

中国のCAMCエンジニアリング(中国機械工業集団グループ)は先ごろ、トルクメニスタンにおけるカリ塩の採掘プラント建設に関し、事業母体となるトルクメニスタン経営者協会(TSTB)と包括協定を結んだ。投資額は明らかにしていな

ベラルーシ、政策金利を10.5%へ引き下げ

ベラルーシ中央銀行は1月31日、政策金利を0.5ポイント引き下げ10.5%とすることを決定した。今月14日から新金利を適用する。利下げは昨年9月以来4カ月ぶり。インフレ圧力の低下や、好調な景気の後押しが理由だ。 2017

アゼルバイジャンの工業団地拡張、自動車メーカーなど入居

アゼルバイジャン南東部にあるネフトチャラ(Neftcala)工業団地で拡張整備工事が始まった。同国投資促進局(AIC)のロブシャン・ナジャフ局長によると、今回の拡張面積は5ヘクタール。現在進行中の企業の進出計画と投資家の

ウクライナ、投資保護強化へ

ウクライナのポロシェンコ大統領は25日、スイスのダボスで開かれている世界経済フォーラム(WEF)が開かれた投資保護を強化する方針を明らかにした。法執行機関と企業との恣意的な関係を監視・分析する財務調査局を新設するほか、法

EBRD、ベラルーシの医薬品産業に500万ユーロ

欧州復興開発銀行(EBRD)がベラルーシの医薬品販売大手アプテカ・グループ(Apteka Group)に500万ユーロを融資する。現地通信社ベルタが25日、EBRDベラルーシ事務所のピヴォヴァルスキー所長の談話として報じ

カザフ、アスタナ近郊に100MWの風力発電プラント建設

カザフスタン開発銀行(DBK)23日、首都アスタナの近郊に100メガワット(MW)規模の風力発電施設を建設する計画に対し、融資を行う方針を明らかにした。同施設を設置するのは同国のエネルギー大手CAPECグリーンエナジーで

カザフスタン国営石油、3製油所を民営化

カザフスタン国営石油会社カズムナイガス(KMG)が、新規株式公開(IPO)に先立ち、国内3カ所の石油精製所を民営化する。スレゲノフ経済相によると、KMGはIPO前に当該製油所を含め計14の資産を売却する計画だ。売却期限は

タジキスタンのアルミ生産量激減、17年は10.3万トン

タジキスタンで主要輸出品のアルミニウムの生産量が激減している。昨年の生産量は10万3,000トンで、2012年(27万8,000トン)と比べて62.9%減少した。生産設備の老朽化や燃料調達の遅れが原因だ。現地通信社アヴェ

カザフスタンで第4製油所建設へ、燃料自給を強化

カザフスタンが石油精製能力を強化する。ボズンバエフ・エネルギー相は10日、現地テレビ『カバール』の番組で、第4製油所の建設に向けた作業グループが発足したことを明らかにした。年々増加する燃料・潤滑油の需要に国内で対応できる

アルメニアのバッテリーメーカー、生産能力を強化

アルメニアの鉛蓄電池メーカー、エルバト(Elbat)が145億ドラム(2,500万ユーロ)を投じて生産能力を強化する。同国の経済開発投資省が先ごろ明らかにしたもので、政府は同社の生産拡大と近代化に必要となる原材料や機材の

ウクライナの新LCCスカイアップ、4月に運航開始

ウクライナの新格安航空会社(LCC)スカイアップが今年4月から運航を開始する。初年度に国内・国際定期便に加え、国際チャーター便も就航させ、約65万人のウクライナ人乗客獲得を目指す。 国際定期便は首都キエフとバルセロナ、ド

カザフスタン、大手2銀が経営統合へ

カザフスタン最大手銀行のハリク銀行(Halyk Bank)は15日、先ごろ買収した同2位のカズコメルツ銀行(KKB)と経営統合すると発表した。当局の承認を経て、1年後をめどに統合する。 ハリク銀行は今年7月、KKBを5億

カザフ原子力公社、ウランを追加減産

天然ウラン大手のカザフスタン原子力公社(Kazatomprom、カズアトムプロム)がウランの追加減産に踏み切る。需要減による供給過剰が続いているためで、今年10%減産に続き、向こう3年間の生産も縮小する。 4日の発表によ

米コカ・コーラ、トルクメニスタンから撤退

米飲料大手コカ・コーラがトルクメニスタンから撤退する。不安定な為替相場や原材料の調達が困難なことなどが理由。首都アシガバードの工場はすでに操業を中止しており、在庫品はほぼ2倍の価格で取引されている。 コカ・コーラは199

独ハイデルベルクセメント、ジョージア事業を合弁化

建材大手の独ハイデルベルクセメントはこのほど、ジョージア事業の株式50%を投資会社のセメントインベストに売却したと発表した。今後は同社と共同で経営に当たる。売却益1億1,500万ユーロは債務弁済に充てる。 セメントインベ

カザフが中国とのEC提携を模索

カザフスタンが電子商取引(EC)のインフラ整備で中国との提携を模索している。カザフスタン起業家商工会議所(アタメケン)と広州EC産業パークの代表団が10月25日に会談し、同分野での提携の可能性について協議した。カザフスタ

アルメニアで経済特区設立

アルメニアで建設が進むメグリ経済特区の整備が11月に完了する見通しだ。同国のスレン・カラヤン経済開発・投資相が明らかにしたもので、現在は「最終局面」にあるという。将来的には並行して建設中のシュニク経済特区と統合される。

トルコの産業機械メーカー、ウズベキスタンに新工場

トルコの産業機械メーカー、DALテクニク・マキーナ(DAL Teknik Makina)がウズベキスタン東部のアングレン経済特区に金属構造材工場を建設する。来年5月に第1期工事が完了し、年産能力1万2,000トンの設備が

トルクメニスタン、公益サービスを完全有料化

トルクメニスタンで公益サービスが完全有料化される。政令によると、無料で提供される電力・ガス・水道の量を段階的に減らしていく方向だが、いつ完全有料化に移行するかは不明だ。まず11月から、無料枠を超える分の料金が大幅に引き上

国際帝石がカスピ海油田の権益延長、49年まで25年間

国際石油開発帝石は14日、アゼルバイジャン領カスピ海のアゼリ・チラグ・グナシュリ(ACG)鉱区の権益延長について、同社を含む権益保有者とアゼルバイジャン国営石油会社ソカールが合意したと発表した。権益期限を2049年12月

キルギスの水力発電計画、チェコ企業への発注取り消し

キルギス共和国のイサコフ首相は18日、ナルン川上流域で計画するカスケード型水力発電所建設の入札をやり直すと発表した。発注先のリグラス・トレーディング(Liglass、チェコ)が契約規定を守れなかったのが理由だ。 政府は今

ベラルーシ鉱工業生産、1-7月期は6%増

ベラルーシ統計局がこのほど発表した2017年1-7月期の鉱工業生産高は前年同期比で6%増加した。7月単月では前年同月比5.4%増となった。 1-7月期は製造業が6.5%増加し、生産拡大をけん引した。一方、エネルギー(電気

日立キャピタル、カザフスタンに建機輸出

日立キャピタルは25日、日立建機製の大型油圧ショベル6台をカザフスタンの鉱山会社シュバルコル・プレミアムに輸出すると発表した。5年間の長期延払いによる融資条件(サプライヤーズ・クレジット)で納入するもので、日本貿易保険(

ハイデルベルクセメント、ジョージアに7000万ユーロ

独建材大手のハイデルベルクセメントが、ジョージア中部のカスピにあるクリンカ製造施設の近代化に7,000万ユーロを投資することを計画している。同社に対する鉄道輸送料金の政府規制に含まれる情報から先ごろ明らかになった。それに

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