化学

米CB&I、露でハイドロクラッカー施設整備

米エンジニアリング大手のシカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン(CB&I)は先ごろ、ロシア南部クラスノダール地方のアフィプスキー精油所の拡張事業を受注したことを明らかにした。と同精油所を運営するネフチガスインドゥストリヤ(N […]

コンチテック―中国に新工場開設―

独自動車部品大手コンチネンタルのゴム・プラスチック子会社であるコンチテック(ハノーバー)はこのほど、中国江蘇省東南部の常熟市にエラストマーコーティング工場を開設したと発表した。投資額は約2,000万ユーロで、敷地面積は5

アステラス製薬―欧州創薬ベンチャーを買収―

アステラス製薬は3日、ベルギーの創薬ベンチャー、オゲダ(Ogeda)を完全買収することで合意したと発表した。臨床開発段階のパイプラインを拡充し、中長期の成長を盤石なものとする狙い。最大で8億ユーロを支払う。6月末までの買

ダウとデュポンの合併、欧州委が条件付で承認

欧州委員会は3月27日、米化学大手のダウ・ケミカルとデュポンが合併する計画を承認したと発表した。両社が提示した事業売却など競争上の是正策を実施することが条件となる。 ダウとデュポンは2015年12月に合併で合意。新会社「

GMトウモロコシの栽培認可、欧州委が最終判断へ

EU加盟国は3月27日、遺伝子組み換え(GM)トウモロコシ2品種の栽培認可の是非について特定多数決による採決を行い、過半数の国が反対票を投じたものの、否決に必要な票数には届かず、規定により欧州委員会に最終判断を委ねた。欧

ミシュラン、ルーマニアのワイヤー工場を増強

仏タイヤ大手のミシュランは3月29日、ルーマニア北西部ザラウのワイヤー工場を増強すると発表した。6,000万ユーロを投じて生産設備を増設し、2019年までに生産能力を50%引き上げる。新規雇用は140人。完工後の年産能力

蘭アクゾノーベル、米PPGの新買収提案も拒否

塗料世界最大手のアクゾノーベル(オランダ)は3月22日、米同業PPGインダストリーズから新たな買収提案を受けたが、拒否したことを明らかにした。PPGは買収額を引き上げたものの、なお「当社の価値を反映していない」などとして

リンデ―米事業を部分放出か、プラクスエアとの合併で―

工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は米同業プラクスエアとの合併計画に対する独禁当局の承認を得るために、米国事業を部分放出しなければならないもようだ。経済誌『ヴィルツシャフツボッヘ』が23日、報じたもので、コンサルティン

BASF―米農薬大手FMC買収を検討か―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が米農薬大手FMCの買収を視野に入れているとの観測が浮上している。農業化学業界では巨大合併で下位メーカーを圧倒する2大大手が誕生しようとしていることから、BASFは買収を通

BASF―皮革化学事業を売却―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は23日、皮革化学事業を蘭同業スタールグループに売却することで合意したと発表した。取引金額は明らかにしていないものの、BASFはスタールに16%出資。仏投資大手ウェンデルグ

アクゾノーベル―米PPGの新買収提案も拒否―

塗料世界最大手の蘭アクゾノーベル(アムステルダム)は22日、米同業PPGインダストリーズから新たな買収提案を受けたが、拒否したことを明らかにした。PPGは買収額を引き上げたものの、なお「当社の価値を反映していない」などと

ダウとデュポンの合併、欧州委が条件付で承認

欧州委員会は3月27日、米化学大手のダウ・ケミカルとデュポンが合併する計画を承認したと発表した。両社が提示した事業売却など競争上の是正策を実施することが条件となる。 ダウとデュポンは2015年12月に合併で合意。新会社「

ルーマニア建具メーカー、新生産施設を建設

塩化ビニル(PVC)製建具の製造・販売を手がけるルーマニアのエレクトリック・プラス(Electric Plus)は21日、年内に1,000万ユーロを投じて新生産施設を建設すると発表した。同時に、企業資源計画(ERP)向け

中国紙業、ロシア極東に紙パルプ工場設置

中国製紙大手の国営中国紙業はこのほど、ロシア極東ハバロフスク地方のアムールスクに紙パルプ工場を建設すると発表した。投資額は10億米ドルを超える見通しだ。 新工場は化学パルプ(軟材パルプ)から複数種類のセルロースを年間50

蘭アクゾノーベル、米PPGの新買収提案も拒否

塗料世界最大手のアクゾノーベル(オランダ)は22日、米同業PPGインダストリーズから新たな買収提案を受けたが、拒否したことを明らかにした。PPGは買収額を引き上げたものの、なお「当社の価値を反映していない」などとして応じ

中国紙業、ロシア極東に紙パルプ工場設置

中国製紙大手の国営中国紙業はこのほど、ロシア極東ハバロフスク地方のアムールスクに紙パルプ工場を建設すると発表した。投資額は10億米ドルを超える見通しだ。 新工場は化学パルプ(軟材パルプ)から複数種類のセルロースを年間50

生産者物価5年来の上げ幅に、2月は3.1%

ドイツ連邦統計局が20日発表した2月の生産者物価指数は前年同月比3.1増となり、5年2カ月来(2011年12月以来)の大きな伸びを記録した。同物価の上昇は4カ月連続。エネルギーが5.4%高くなり、全体が強く押し上げられた

BASF―研究開発用スパコンをIT大手と共同開発―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は17日、世界最大級のスーパーコンピューターを米IT大手ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)と共同開発すると発表した。新製品の開発に要する時間とコストを大幅

ワッカー・ケミー―ウエハー子会社株を大量放出―

化学大手の独ワッカー・ケミー(ミュンヘン)は15日、シリコンウエハー子会社シルトロニックの株式630万株を機関投資家に売却し、出資比率を51.8%から30.8%へと引き下げたと発表した。売却益は3億5,200万ユーロに上

英GSK、ハンガリーのワクチン工場を増強

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が、ハンガリーのワクチン工場を増強する。同国のシーヤールト外務貿易相が13日、MTI通信に対し明らかにしたもので、ブダペスト近郊ゲデレーにある生産・保管施設を拡張するほか、医薬

欧州復興開発銀、リトアニア農産大手に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は先ごろ、リトアニアの農産大手KGグループに1,000万ユーロを融資すると発表した。同社のベラルーシ事業を支援するもので、同国における家畜飼料の質向上や最新の工業規格導入の促進を図る。 KGは

シンガポール化学大手、ウズベクで合弁事業推進へ

シンガポールの化学大手インドラマ・グループはこのほど、ウズベキスタンの化学産業公社ウズキミヨサノアット(UKS)と合弁事業を立ち上げると発表した。近く基本合意する見通し。投資額は1億2,500万ドル超となるもようだ。 合

エボニック、化粧品防腐剤開発会社を買収

独化学大手エボニックは13日、化粧品防腐剤の開発・販売を手がける独ドクター・シュトレートマンスを買収することで合意したと発表した。化粧品メーカー向けの製品を一手に提供できるようにすることが狙い。取引金額は公開しないことで

英GSK、ハンガリーのワクチン工場を増強

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が、ハンガリーのワクチン工場を増強する。同国のシーヤールト外務貿易相が13日、MTI通信に明らかにしたもので、生産・保管施設を拡張するほか、医薬品原料を製造する新部門を立ち上げ

シンガポール化学大手、ウズベクで合弁事業推進へ

シンガポールの化学大手インドラマ・グループはこのほど、ウズベキスタンの化学産業公社ウズキミヨサノアット(UKS)と合弁事業を立ち上げると発表した。近く基本合意する見通し。投資額は1億2,500万ドル超となるもようだ。 合

ルーマニアの電子機器リサイクル大手、処理能力拡張

ルーマニアの電子電気機器廃棄物(WEEE)リサイクル大手グリーンWEEEは7日、新処理施設の開設、既存施設の増強に850万ユーロを投資すると発表した。現在5万トンの年間処理能力を大幅に引き上げる。 新処理施設の建設地は国

南アのOTC大手、ルーマニア医薬品販売会社を買収

南アフリカの一般医薬品(OTC)製造大手アセンディス・ヘルス(Ascendis Health)は7日、ルーマニアの医薬品販売会社サンウェーブ・ファーマの買収で合意したと発表した。OTC事業の国際展開を加速させる戦略の一環

エボニック―化粧品防腐剤開発会社を買収―

化学大手の独エボニック(エッセン)は13日、化粧品防腐剤の開発・販売を手がける独ドクター・シュトレートマンス(Dr.Straetmans)を買収することで合意したと発表した。化粧品メーカー向けの製品を一手に提供できるよう

アクゾノーベル―米PPGが買収提案―

塗料世界最大手の蘭アクゾノーベル(アムステルダム)は9日、ガラス・塗料大手の米PPGインダストリーズから拘束力のない買収提案を受け取ったことを明らかにした。買収提示額は時価総額を上回っているものの、アクゾノーベルは同社の

メルク―バイオシミラー事業売却へ―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は9日の決算発表で、バイオシミラー(バイオ医薬品の後続品)事業の売却計画を明らかにした。製薬分野の経営資源を特許薬に絞り込む考え。すでに売却交渉を進めており、極めて進展した段階

シュターダ―中国企業が買収提案か―

独後発医薬品大手シュターダ(バート・フィルベル)の買収を中国の複合企業である復星国際の傘下企業、上海復星医薬が検討しているとの観測が浮上している。シュターダに対してはすでに投資会社アドベントとパーミラの企業連合と、同ベイ

BASF

化学大手の独BASFは14日、上海近郊のソウケイ(Caojing)に酸化防止剤の生産施設を建設すると発表した。2億ユーロ強を投じて樹脂添加剤の世界生産ネットワークを拡充する計画の一環で、年産能力は4万2,000トン。20

化学・製薬業界が売上予測引き上げ

独化学工業会(VCI)は9日、同国化学・製薬業界の今年の売上高予測を前年比1.5%増の1,857億ユーロとし、従来予測の同1%増から上方修正した。石油価格の上昇を受けて出荷価格の上昇率見通しを従来の0.5%から1%へと引

セントラル硝子、欧州の電解液事業拠点をチェコに設立

セントラル硝子(本社:東京)は7日、チェコの首都プラハにリチウムイオン電池用電解液の製造・販売を手掛ける現地法人を設立したと発表した。欧州市場における電解液事業の強化が目的。リチウムイオン電池を搭載する電気自動車(EV)

蘭アクゾ・ノーベル、米PPGの買収提案を拒否

塗料世界最大手のアクゾ・ノーベル(オランダ)は9日、ガラス・塗料大手の米PPGインダストリーズから買収提案を受けたことを明らかにした。提示された買収額は時価総額を上回っているものの、アクゾ・ノーベルは同社の価値が過小評価

メルク、バイオシミラー事業売却へ

独製薬・化学大手のメルクは9日、バイオシミラー(バイオ医薬品の後続品)事業の売却を検討していることを明らかにした。製薬分野の経営資源を新薬に絞り込むのが目的で、すでに売却交渉を進めているという。 メルクは2012年、イン

セントラル硝子、欧州の電解液事業拠点をチェコに設立

セントラル硝子(本社:東京)は7日、チェコの首都プラハにリチウムイオン電池用電解液の製造・販売を手掛ける現地法人を設立したと発表した。欧州市場における電解液事業の強化が目的。リチウムイオン電池を搭載する電気自動車(EV)

米P&Gがトルコ工場の拡張完了、今後も現地生産を強化

米消費財大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は2月28日、イスタンブールに近いコジャエリ県にあるゲブゼ工場の拡張工事を完了し、新施設の開所式を行った。トルコ進出30周年に合わせたもので、投資額は2億5

トルコの2月輸出高5.1%増、中国向けが拡大

トルコ輸出業者協会(TIM)が1日発表した2月の輸出高は113億米ドルとなり、前年同月から5.1%増加した。過去12カ月間の輸出高も前年同期比2.6%増の1,432億ドルに拡大した。 2月の輸出伸び率を産業別にみると、オ

輸入物価が5年8カ月来の上げ幅に、1月は6%

ドイツ連邦統計局が2日発表した1月の輸入物価指数は前年同月比6.0%増となり、5年8カ月来(2011年5月以来)の大きな上げ幅を記録した。エネルギーが42.3%上昇して全体を強く押し上げた格好。エネルギーを除いたベースで

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