化学

モンサント―バイエルの農業向け事業に関心―

農業化学大手の米モンサントが独バイエルの種子・農薬部門バイエル・クロップ・サイエンスの買収などに向けて動いているもようだ。ロイター通信が消息筋の情報として18日報じたもので、すでにバイエル側と接触。4月に次回会合を予定し […]

エボニック

化学大手の独エボニックは22日に上海で新工場の起工式を行った。有機修飾した特殊シリコーンを生産。アジアでの需要増に対応する。投資額は数千万ユーロで、来年半ばの完成を予定する。特殊シリコーンは樹脂添加剤として幅広い分野の製

2月卸売物価、1年来の下落幅に

ドイツ連邦統計局が11日発表した2月の卸売物価指数は前年同月比で1.9%減少し、1年来の大きな下落幅となった。石炭・石油製品が15.1%低下し、全体が強く押し下げられた格好。このほか穀物・葉たばこ・種子・飼料(9.4%減

製造業売上2カ月連続拡大、1月+1.1%に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2016年1月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.1%増となり、2カ月連続で上昇した。国内が2.2%増えて全体をけん引。ユーロ圏外も0.5%伸びた。ユ

ハンガリー製薬大手リヒター、バイオ医薬品工場を拡張

ハンガリーの製薬最大手リヒター・ゲデオンは10日、東部デブレツェンで操業するバイオ医薬品工場を拡張すると発表した。150億フォリント(4,640万ユーロ)を投じ、生産能力をほぼ2倍に引き上げる。政府は50億フォリント(1

テバのアラガン後発薬事業買収、欧州委が承認

欧州委員会は10日、後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)が米製薬大手アラガンの後発薬事業を買収する計画を承認したと発表した。両社が事業、資産の一部を手放すことが条件となる。 シワ取り薬「ボト

独メルク、売上高・営業利益が過去最高

独製薬・化学大手のメルクが8日発表した2015年12月通期決算の営業利益(特別要因を除く)は前期比7.1%増の36億2,980万ユーロとなり、過去最高を記録した。米試薬大手シグマ・アルドリッチの買収による収益基盤拡大が反

尿から農薬検出、ドイツ人ほぼ全員が該当

ドイツで生活する市民の尿にはほぼ例外なく、発がん性の疑いが持たれている農薬、「グリフォサート」が含まれていることが、緑の党系のハインリヒ・ベル財団が4日公開した調査結果で分かった。グリフォサートをめぐってはビールに高濃度

中国化学企業がスロバキアで工業団地を整備

中国の江蘇偉天化工(Jiangsu Weitian Chemical)がスロバキア西部セネツに工業団地を建設している。工事を請け負ったデベロッパー、IPECグループが先ごろ明らかにしたもので、総投資高は1,000万ユーロ

ベラルーシ、140種類以上の新薬生産を計画

ベラルーシ政府が多種にわたる新薬の生産を計画している。同国保健省が先ごろ国営BelTA通信に対し明らかにしたもので、対象となる新薬は抗生物質、抗炎症薬、鎮痛剤、麻酔薬、向精神剤など。インド企業などの協力をもとに今年中の生

欧州特許出願、サムスンが4年ぶり首位転落

欧州特許庁(EPO)は3日、2015年の特許統計の詳細を発表した。それによると、韓国のサムスンは出願件数が前年比6.9%減の2,366件に後退し、蘭フィリップス(3.7%増の2,402件)に抜かれて2位に転落した。首位の

BASF―ハラル認証取得、洗剤・ボディケア原料などで―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4日、同社製の洗剤・ボディケア用品・医薬品向け原料がイスラム教の戒律に則っていることを証明する「ハラル認証」を取得したと発表した。ハラル認証を受けた原料の需要が中東、北ア

ヘンケル―ヘアケアブランドをP&Gから取得―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は3日、消費財大手の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)から低価格帯のヘアケアブランドを取得することで合意したと発表した。新興国事業を強化する考え。買収金額は公表し

エボニック―食品添加剤メーカーを買収―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は3日、アントシアニン含有の食品添加剤を製造するノルウェー企業サンドネス(Sandnes)を同国企業バイオリンク(Biolink)から買収したと発表した。エボニックは同社の買収により

メルク―売上・営業益が過去最高に―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が8日発表した2015年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前期比7.1%増の36億2,980万ユーロとなり、過去最高を記録した。米試薬大手シグマ・アルドリ

オーストリアポスト―独物流子会社を売却―

オーストリアポストは7日、経営不振の独物流子会社トランス・オー・フレックスを独アンベルガー・ファミリエンとシェラー・ホールディングに売却すると発表した。取引金額は非公開。同売却により2015年12月期の利益が圧迫される。

独化学業界、16年売上予測引き下げ

独化学工業会(VCI)は2日、独業界売上高(製薬を含む)が今年は1,910億ユーロとなり、前年比で0.5%増加するとの予測を発表した。これまでは1.5%の増加を見込んでいたが、昨年第4四半期の景気の冷え込みを受けて、下方

ダイムラー、新電池工場建設

独自動車大手のダイムラーは1日、同社2番目のリチウムイオン電池工場をドイツに開設すると発表した。新工場では「メルセデスベンツ」と「スマート」ブランドのハイブリッド車、電気自動車(EV)向け電池を生産する。 同社は昨年、自

ヘンケル、ヘアケアブランドをP&Gから取得

独化学大手のヘンケルは3日、消費財大手の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)から低価格帯のヘアケアブランドを取得することで合意したと発表した。新興国事業の強化が狙い。買収額は公表していない。 P&#038

BASFがハラル認証取得、洗剤原料などで

独化学大手のBASFは4日、同社製の洗剤・ボディケア用品・医薬品向け原料がイスラム教の戒律に則っていることを証明する「ハラル認証」を取得したと発表した。独デュッセルドルフ、イラーティッセンの工場で生産する計145の製品が

バイエル―製薬事業けん引、2ケタ台の増収増益に―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が2月25日発表した2015年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別項目を除く)は前期比18.2%増の102億6,600万ユーロと大幅に拡大した。ユーロ安ドル高が追い風とな

ヘンケル―売上・利益記録更新―

洗剤・接着剤大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)が2月25日発表した2015年12月期の売上高は前期比10.1%増の180億8,900万ユーロとなり、過去最高を更新した。ユーロ安が最大の増収要因で、為替と買収・売却の影響

SGL

炭素製品大手の独SGLは2月25日、2015年12月期の純損失が前期の2億4,700万ユーロから2億7,500万~2億9,500万ユーロに膨らむ見通しだと発表した。黒鉛電極価格の低迷を受けて当該事業の設備と無形資産で約7

スロバキア化学大手デュスロ、新工場が着工

スロバキアの化学大手デュスロ(Duslo)は2月25日、同国南西部のシャーラに開設する新工場の建設を開始した。新工場ではアンモニアを製造する。投資額は3億1,000万ユーロ。同事業には政府が支援策として5,800万ユーロ

BASF―GM作物の研究開発を集約―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は2月25日、遺伝子組み換え(GM)作物分野の研究開発対象を絞り込むと発表した。同社が進める事業見直しの一環と説明している。農業化学市場の低迷と関係があるかどうかは明らかに

バイエル通期は20%増益、製薬事業けん引

製薬・化学大手の独バイエルが25日発表した2015年12月期通期決算の純利益は41億1,000万ユーロとなり、前期から20%増加した。ユーロ安ドル高が追い風となったほか、最大の事業部門である製薬が好調で、収益を押し上げた

スロバキア化学大手デュスロ、新工場が着工

スロバキアの化学大手デュスロは25日、同国南西部のシャーラに開設する新工場の建設を開始した。新工場ではアンモニアを製造する。投資額は3億1,000万ユーロ。同事業には政府が支援策として5,800万ユーロの免税措置を適用す

1月生産者物価2.4%下落

ドイツ連邦統計局が19日発表した1月の生産者物価指数は前年同月比2.4%減とこれまでに引き続き低下した。世界的な景気低迷を受けてエネルギーと原料の価格が大きく下落。全体が強く押し下げられた。エネルギーを除いたベースでは低

BASF―工業用塗料事業売却で基本合意―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は17日、工業用塗料事業を蘭同業アクゾノーベルに売却することで基本合意したと発表した。取引金額は4億7,500万ユーロ。従業員代表との協議と当局の承認を経て売却手続きを年末

バイヤスドルフ―買収を視野に―

化学大手の独バイヤスドルフ(ハンブルク)は17日の決算発表で、買収を活用して事業を拡大していく考えを明らかにした。手元資金は約30億ユーロに上っており、適切な対象があれば獲得したいとしている。ただシュテファン・ハイデンラ

ビッグデータ活用、トップは自動車・保険業界

ビッグデータを活用する企業の割合が最も高いのは自動車と保険業界であることが、情報通信業界連盟(Bitkom)が17日発表した独企業アンケート調査結果で分かった。多くの業界でビッグデータ解析の導入を計画・議論している企業が

米カーギル、南東欧資材市場から撤退

アグリビジネス大手の米カーギルは17日、5月末までに南東欧の資材市場から撤退すると発表した。「中東欧穀物・オイルシード事業の包括的見直し」に沿うもので、今後は買収・販売促進と穀物・オイルシード取引に集中する。また、資本参

BASF、工業用塗料事業を売却

独化学大手のBASFは17日、工業用塗料事業をオランダ同業のアクゾノーベルに売却することで基本合意したと発表した。売却額は4億7,500万ユーロ。年内の売却手続き完了を目指す。 BASFは工業用塗料の技術と特許、ブランド

バイエル、農業用ソフト会社を買収

化学大手の独バイエルは15日、農業用ソフト開発会社の独新興企業プロプラント・ゲゼルシャフト・フュー・アグラール・ウント・ウンヴェルトインフォマティクを買収したと発表した。農業のデジタル化推進が狙い。買収金額は明らかにして

バイエル―精密農業の新興企業買収―

化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は15日、精密農業分野の独新興企業プロプラント・ゲゼルシャフト・フュー・アグラール・ウント・ウンヴェルトインフォマティクを買収したと発表した。農業デジタル化事業を強化することが狙い。

BASF―工業用塗料事業をアクゾに売却の方向―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が工業用塗料事業を蘭同業アクゾノーベルに売却する方向で交渉していることが11日、明らかになった。BASFは事業の選別に取り組んでおり、その一環として同事業を放出する。ブルー

ランクセス―サウジアラムコとの合弁、4月立ち上げに―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は10日、合成ゴム事業をサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとの合弁に切り替える計画が関連国の独禁当局からすべて承認されたと発表した。両社はこれを受けて新会社を4月1日付で設立する。

樹脂加工業界で売上記録更新

独樹脂加工業界全国連盟(GKV)が10日発表した2015年の独業界売上高は前年比1.3%増の598億ユーロとなり、これまでに引き続き過去最高を更新した。包装材と自動車・機械・電気製品用部品がそれぞれ2.7%、2.5%増え

レジ袋が4月から有料化、小売業界団体が環境省と合意

独小売業中央連盟(HDE)は9日、樹脂製レジ袋を有料化することで連邦環境省と合意したと発表した。欧州連合(EU)のレジ袋削減方針を受けた措置で、4月から実施する。 EUではレジ袋削減に向けた指令が昨年3月に成立した。レジ

サノフィの15年純利益7%増、ユーロ安が追い風に

仏製薬大手サノフィが9日発表した2015年12月通期決算の純利益は73億7,100万ユーロとなり、前期から7.7%増加した。米ドル高・ユーロ安による為替差益が収益を押し上げた。為替変動の影響を除く定率為替ベースでは0.9

スウェーデン製薬大手メダ、米マイランが買収

後発医薬品大手の米マイランは10日、スウェーデン製薬大手のメダを買収することで合意したと発表した。72億ドルで全株式を取得する。負債を含めた買収額は99億ドルとなる。今年9月末までの買収手続き完了を目指す。 メダは後発薬

ランクセスとサウジアラムコの合弁、4月に立ち上げ

独化学大手のランクセスは10日、合成ゴム事業をサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとの合弁に切り替える計画が、関連国の独禁当局からすべて承認されたと発表した。両社はこれを受けて新会社を4月1日付で設立する。社名は両

中国化工が農薬大手シンジェンタ買収へ

農薬世界最大手のシンジェンタ(スイス)は3日、中国の大手化学メーカー中国化工集団(ケムチャイナ)から買収提案を受けたと発表した。買収提示額は最大430億ドル超で、中国資本による国外企業の買収では過去最高。シンジェンタの経

製造業売上、12月は1.8%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2015年12月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.8%増となり、2カ月ぶりに好転した。ユーロ圏外での売上高が2.7%増加、国内も1.7%増えた。ユー

ビルフィンガー―水処理事業を中国企業に売却―

経営不振の独建設・サービス大手ビルフィンガー(マンハイム)は6日、水処理技術事業を中国の成都天翔環境(Chengdu Techcent Environment)に売却することで合意したと発表した。事業整理の一環で、同社は

シグ―中国企業が買収―

アウトドアやビジネス用のボトル製造を手がけるスイス企業シグ(フラウエンフェルト)を中国の同業、哈爾斯(ハルス・バッキューム・コンテナズ)が買収する。スイスメディアが報じ、両社が追認したもので、買収金額は1,610万スイス

独自動車部品コンチネンタル、チェコで尿素センサの生産開始

自動車部品大手の独コンチネンタルは4日、チェコ東部のフレンシュタート・ポド・ラドホシュテム工場で、尿素センサの生産を開始したと発表した。ディーゼルエンジンの排ガス浄化に使われる尿素水(登録商標「アドブルー」)を監視するも

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