海運
ギリシャ政府、テッサロニキ港の売却決定
ギリシャの国有資産売却を進める政府機関の資産開発基金(HRADF)は4月24日、国内2位の港湾であるテッサロニキ港を運営する国営企業OLTHの株式67%をドイツの投資会社を中心とする企業連合に売却すると発表した。売却額は
海運マースクの独企業買収、条件付で承認
欧州連合(EU)の欧州委員会は4月10日、コンテナ海運世界最大手のマースク・ライン(デンマーク)が独同業ハンブルク・スードを買収する計画を条件付で承認したと発表した。マースクは2016年12月、ハンブルク・スードを買収す
海運マースクの独企業買収、条件付で承認
欧州委員会は10日、コンテナ海運世界最大手のマースク・ライン(デンマーク)が独同業ハンブルク・スードを買収する計画を条件付で承認したと発表した。マースクは2016年12月、ハンブルク・スードを買収することで合意していた。
海運貨物取扱量、昨年は微増に
ドイツ連邦統計局が5日発表した2016年の海運貨物取扱量は2億9,650万トンとなり、前年比で0.1%増加した。増加は2年ぶり。国外向けが1.2%減の1億1,680万トンへと落ち込んだものの、国外からの貨物が0.8%増の
郵船ロジスティクス、トルコに新会社設立
郵船ロジスティクスは3月30日、トルコ法人が同国の物流企業インチ・ロジスティク(IL)と統合し、新会社「ユーセン・インチ・ロジスティク」(Yusen Inci Lojistik)を設立したと発表した。4月1日から営業を開
郵船ロジスティクス、トルコに新会社設立
郵船ロジスティクスは3月30日、トルコ法人が同国の物流企業インチ・ロジスティクと統合し、新会社「ユーセン・インチ・ロジスティクを設立したと発表した。4月1日から営業を開始している。 新会社はイスタンブール、イズミール、マ
中国企業、露ムルマンスク港に石炭積出ターミナルを建設
ロシア北西部のムルマンスク港に石炭積出ターミナルを建設するプロジェクトをめぐり、中国国有企業の保利集団(Poly Group)が、3億ドルを出資する意向を示している。ムルマンスクの当局者の話として一部メディアが報じた。間
ハパックロイド―運賃下落が打撃、大幅減益に―
海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が2月28日発表した2016年12月期暫定決算の営業利益(EBIT)は前期比66%減の1億2,600万ユーロと大幅に縮小した。運賃の下落が響いた格好。売上高は12.5%減の77億3
国内貨物輸送量が過去最高に
ドイツ連邦統計局が17日発表した2016年の国内貨物輸送量は前年比1.1%増の46億トン(暫定値)となり、過去最高を更新した。増加は4年連続。主力のトラック輸送が1.5%増えたことが大きい。 伸び率が最も大きかったのは航
クロアチアLNG基地建設、EUが1億ユーロ助成
クロアチア政府は17日、アドリア海沖のクルク島に液化天然ガス(LNG)基地を建設する計画に、欧州連合(EU)が1億200万ユーロを助成することを明らかにした。これは総事業費3億6,300万ユーロの3割弱に当たる規模。ドブ
商船三井、「トルコ国代表」を設置
商船三井(MOL)は20日、今年1月1日付で欧州・アフリカ総代表の下に「トルコ国代表」を設置したと発表した。トルコを重点戦略国と位置付け、グループの総合力を前面に出した営業を強化する。 商船三井は、人口の多さや平均年齢の
ドイツ銀行に中国企業が出資、3位株主に
中国の複合企業・海航集団(HNAグループ)は17日、ドイツ銀行の株式3.04%を取得したと発表した。ドイツ銀の株価は法務問題絡みの巨額引当金が響いて低迷していることから、今後の回復を見込んで資本参加した。出資比率を最大1
コメルツ銀行―大幅減益に―
独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が9日発表した2016年12月期決算の純利益は2億7,900万ユーロとなり、前期の10億8,400万ユーロから大幅に縮小した。低金利と船舶市場悪化の直撃を受けたほか、09年に買収し
エルベ河口浚渫に最高裁がゴーサイン
巨大貨物船が独ハンブルク港に入港できるようにするためにハンブルク州が計画しているエルベ川河口の浚渫工事は環境規制などに反しているとして環境保護団体が差し止めを求めていた裁判で最高裁の連邦行政裁判所は9日、原告の訴えをおお
カザフスタンとイラン、物流で合弁
カザフスタン国鉄(KTZ)とイラン国営海運会社(KRISL)は6日、合弁会社設立に向けた関連書類を交わした。昨年12月の提携契約に基づくもので、来月にも合弁会社の営業を開始する計画だ。イランとカザフスタンなどの独立国家共
英離脱とトランプのダブルパンチ、企業は生産・物流の見直しか
欧州経済に大きな影響をもたらす出来事がこの1週間で2つあった。ひとつは欧州連合(EU)単一市場から完全離脱するという英メイ首相の「ハードブレグジット(強硬離脱) 」方針表明、もうひとつはトランプ米大統領の就任だ。 両者は
ポーランド物流会社、モンテネグロの主要港に出資
ポーランド物流会社のOTロジスティクスが、モンテネグロ・バール港の民営化入札に参加する意向だ。国営テレビのRTCGが先ごろ報じたところによると、同社は港湾運営会社の持ち分の30%に対し710万ユーロで入札し、さらに今後3
郵船ロジスティクス―スイスに支店開設―
郵船ロジスティクスは20日、スイスに支店を開設すると発表した。これまでは現地代理店を活用してきたが、今後は同国市場で自社オペレーションを展開。欧州ネットワークを拡充する。同社がグローバル展開する国はこれにより43カ国へと
日通、モスクワ向け貨物輸送サービスを強化
日本通運は13日、シベリア鉄道を利用したロシア・モスクワ向け複合一貫貨物輸送サービスの取扱港数を来年1月10日から38港に拡大すると発表した。出荷できる港を増やすことで荷主の国内輸送費を抑え、需要の掘り起こしを図る。 現
日通、モスクワ向け複合一貫貨物輸送サービスを強化
日本通運は13日、シベリア鉄道を利用したロシア・モスクワ向け複合一貫貨物輸送サービスの取扱港数を来年1月10日から38港に拡大すると発表した。出荷できる港を増やすことで荷主の国内輸送費を抑え、需要の掘り起こしを図る。 現
マースク―独競合ハンブルク・シュド買収へ―
コンテナ海運世界最大手のマースク・ライン(デンマーク、コペンハーゲン)は1日、同業ハンブルク・シュドを独複合企業エトカー・グループから譲り受けることで基本合意したと発表した。海運業界では過剰な輸送能力と運賃下落を受けて構
海運大手マースク、独ハンブルク・スードを買収
コンテナ海運世界最大手のAPモラー・マースク(デンマーク)は1日、独同業ハンブルク・スードを買収することで合意したと発表した。同社の親会社である独複合企業アウグスト・エトカーから株式を取得する。買収額は非公表。 海運業界
独・中東海運大手の合併、条件付で承認
欧州連合(EU)の欧州委員会は11月23日、コンテナ海運大手の独ハパック・ロイドと中東のユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)が合併する計画を承認したと発表した。UASCが加盟するコンテナ船連合から脱退
独・中東海運大手の合併、条件付で承認
欧州連合(EU)の欧州委員会は23日、コンテナ海運大手の独ハパック・ロイドと中東のユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)が合併する計画を承認したと発表した。UASCが加盟するコンテナ船連合から脱退するこ
独・中東海運大手の合併、条件付で承認
欧州委員会は23日、コンテナ海運大手の独ハパック・ロイドと中東のユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)が合併する計画を承認したと発表した。UASCが加盟するコンテナ船連合から脱退することが条件となる。
CO2排出削減計画を政府が了承
ドイツ政府は14日、連邦環境省主導で策定した二酸化炭素(CO2)排出削減計画を承認した。同計画は昨年パリで開催された国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の取り決め(パリ協定)を受けたもので、エネルギーや
マースク、7~9月の純利益44%減
欧州海運・石油大手のAPモラー・マースク(デンマーク)が2日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は4億2,900万ドルとなり、前年同期から44%減少した。石油部門が復調したが、海運部門がコンテナ運賃の下
物流業界に損賠訴訟の動き、トラックのカルテルで
欧州の複数のトラックメーカーが大・中型トラックの販売でカルテルを結んでいた問題で、ドイツの物流企業が損害賠償訴訟の準備を進めている。訴訟を取りまとめる弁護士事務所への取材をもとに10月31日付『ハンデルスブラット(HB)
海運貨物取扱量、上半期は2%減に
連邦統計局が13日発表したドイツの2016年上半期(1~6月)の海運貨物取扱量は1億4,880万トンとなり、前年同期を2.0%下回った。国外向けの貨物が3.5%減の5,990万トンへと落ち込み、最大の足かせとなった。国外
自動車の海上輸送にLNG船投入、VWが環境重視をアピール
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は5日、自社製品の輸送にLNG(液化天然ガス)を燃料とする船舶を利用すると発表した。同社はディーゼル排ガス不正問題で企業イメージが悪化したことから、環境重視をアピールし、信頼を取り
マースクが2部門に分割、石油部門は分離へ
デンマーク最大の企業であるコングロマリット(複合企業)のAPモラー・マースクは22日、グループをコンテナ海運世界最大手のマースク・ラインを中核とする運輸・物流部門と石油関連部門の2つに分割すると発表した。海運不況と原油安
マースク―2部門に分割、石油部門は分離へ―
デンマーク最大の企業であるAPモラー・マースク(コペンハーゲン)は22日、グループをコンテナ海運世界最大手のマースク・ラインを中核とする運輸・物流部門と石油関連部門の2つに分割すると発表した。海運不況と原油安という二重苦
マースクが2部門に分割、石油部門は分離へ
デンマーク最大の企業であるコングロマリット(複合企業)のAPモラー・マースクは22日、グループをコンテナ海運世界最大手のマースク・ラインを中核とする運輸・物流部門と石油関連部門の2つに分割すると発表した。海運不況と原油安
商船三井―独社から資本撤退―
商船三井は8月31日、子会社MOLロジスティクス(ヨーロッパ)が保有する独物流会社J.F.ヒレブラント・グループ(JFH)の全株式を売却すると発表した。これにより2016年7-9月期(第2四半期)連結決算で約190億円の
北ドイツ州立銀行―経営難のブレーメン州立銀を完全傘下に―
北ドイツ州立銀行(ノルトLB)は8月31日、経営難に陥っているブレーメン州立銀行(BLB)の資本をブレーメン州とニーダーザクセン貯蓄銀行連盟(SVN)から譲り受け出資比率を従来の54.83%から100%に引き上げることで
トルコの6銀行、ドウシュのイスタンブール港湾整備事業に協調融資
トルコの複合企業ドウシュ・ホールディング(Dogus)は8月31日、イスタンブールのガラタ地区の港湾整備事業に対し同国の6つの銀行からの協調融資を受けることで合意したこと発表した。プロジェクトへの投資額は45億リラ(約1
バルト諸国、中国との経済関係強化に期待
中国とバルト3国との間で経済関係強化に向けた動きが活発化している。中国は2012年に始まった中東欧諸国と中国とのフォーラムである「16+1」サミットなどの場で、同国の「一帯一路」構想の一環としてバルト3国での輸送インフラ
商船三井、独社から資本撤退
商船三井は8月31日、子会社MOLロジスティクス(ヨーロッパ)が保有する独物流会社J.F.ヒレブラント・グループ(JFH)の全株式を売却すると発表した。2016年7~9月期(第2四半期)連結決算で約190億円の売却益を計
ハパックロイド・クルージズ―探検クルーズ型客船を発注―
旅行大手Tuiのクルーズ子会社ハパックロイド・クルージズ(ハンブルク)は26日、探検クルーズ型客船2隻をノルウェーのバード造船所(Vard shipyard)に発注したと発表した。極地やアマゾンなどを訪問する探検型のクル
ハンブルクがVWと提携、スマート交通のモデル都市に
独北部のハンブルク市と自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は29日、将来の都市交通の実現に向けたソリューション開発で基本合意した。同市を環境に優しい安全かつスマートな交通のモデル都市とする考え。同市は高度道路交通システ
海運大手マースク、中国10港への寄港中止
海運・石油大手APモラー・マースク(デンマーク)のコンテナ海運部門マースク・ラインは9日、中国の非主要10港への寄港を中止すると発表した。業績悪化を受けたコスト削減策の一環で、池州、瀘州、営口、錦州などの港湾が対象となる
コネクレーンズ
フィンランドのクレーン大手コネクレーンズは独部品子会社シュタール・クレーンシステムズを放出する考えだ。コネクレーンズは米機械大手テレックスから産業・港湾用クレーン子会社テレックス・マテリアル・ハンドリング・アンド・ポート
海運大手ハパックロイド、UASCと合併
独海運最大手のハパックロイドは18日、中東同業のユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)と合併で合意したと発表した。合併はハパックがUASCを吸収する形で実施する。これによってハパックは台湾の長栄海運(エ
ハパックロイド―中東系UASCと合併合意―
独海運最大手のハパックロイド(ハンブルク)は18日、同社と中東系同業のユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)が合併契約に調印したと発表した。合併はハパックがUASCを吸収する形で実施。ハパックは台湾の長
ウクライナ、物流ハブ構築を狙う
ウクライナ政府が経済振興策として物流インフラの整備を計画している。アジアからの積み荷を北欧・バルト海沿岸国に運ぶ中継地としての地位を固めたい意向で、司法整備を通じて国外から投資を呼び込む方針だ。ブルームバーグが12日に報
トルコ、イスタンブール運河計画でパナマと提携
トルコ政府がイスタンブール運河(カナル・イスタンブール)建設でパナマと提携する。運河建設・運営の経験豊富な同国のノウハウを活用し、プロジェクトの成功を目指す。 イスタンブール運河計画は、2011年の総選挙前にエルドアン首
コンテナ運賃めぐるカルテル疑惑、欧州委が14社の改善策受け入れ
欧州委員会は7日、世界の海運大手14社がコンテナ貨物事業をめぐる競争上の懸念を払拭するため、自主的に打ち出した運賃を引き上げる際の慣行に関する改善策を受け入れたと発表した。利害関係者から寄せられた意見をもとに市場分析を行
7月1日付の法令改正
・公的年金支給額引き上げ。東部地区で5.95%、西部地区で4.25% ・難民のドイツ語習得支援に国が資金提供 ・バカンスシーズン入りを受けてトラックの走行禁止時間が拡大(渋滞緩和が目的)。日曜祭日だけでなく、土曜日の7~
ハパックロイド
海運大手の独ハパックロイドは6月28日、同社と中東系同業のユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)が合併条件で合意したと発表した。ハパックロイドがUASCを吸収する形で合併する。詳細は明らかにしていない。