海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が2月28日発表した2016年12月期暫定決算の営業利益(EBIT)は前期比66%減の1億2,600万ユーロと大幅に縮小した。運賃の下落が響いた格好。売上高は12.5%減の77億3,400万ユーロで、売上高営業利益率は前期の4.1%から1.6%へと低下した。
16年12月期の運賃は1TEU(20フィートコンテナ換算)当たり1,036ドルで、前期の1,225ドルから大きく落ち込んだ。このため、輸送量が740万1,000TEUから759万9,000TEUへと増加したにもかかわらず、減収減益となった。