証券

ECBがサバデル銀に罰金命令、株式買い戻しめぐり

欧州中央銀行(ECB)は8日、スペイン大手銀行のバンコ・サバデルが自己資本規制に違反したとして、160万ユーロの罰金支払いを命じたと発表した。ユーロ圏の銀行は自社の株式を買い戻す際、事前にECBの銀行監督委員会から承認を […]

中国長江三峡、ポルトガル電力会社EDP買収へ

中国国有電力大手の中国長江三峡集団は11日、ポルトガル国有電力会社EDPの株式公開買い付け(TOB)を開始した。三峡集団はEDPの株式23.3%を保有する筆頭株主だが、TOBを通じて残り株式の取得を目指す。中国の国有エネ

Total;仏トタル、米天然ガス販売会社の筆頭株主に

仏エネルギー大手のトタルは10日、米国の天然ガス販売会社クリーン・エナジー・フューエルズに8,340万ドルを出資することで合意したと発表した。これによって同社の株式25%を握り、筆頭株主となる。 クリーン・エナジーは米国

スロベニア家電大手ゴレニア、中国海信が買収

スロベニアの白物家電大手ゴレニアは9日、中国家電大手の中国海信集団による買収が決まったと発表した。ハイセンスはゴレニアの株式50%プラス1株を1株当たり12ユーロで取得する。買収総額は明らかにしていない。 ゴレニアは昨年

BASF―製紙・水処理薬品事業を米ソレニスと統合―

化学大手の独BASFは3日、製紙・水処理薬品事業を米特殊化学大手ソレニスと統合すると発表した。事業整理の一環。取引の詳細は公表していない。早ければ年末に統合手続きが完了すると見込んでいる。 ソレニスをソレニスの親会社であ

フォルクスワーゲン―周辺事業の分離を視野に―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)グループのヘルベルト・ディース新社長は3日の株主総会で、「ドゥカティ、レンク、MANディーゼル・アンド・ターボのような非中核事業の将来について明確な見通しをつける」と

ヴォノヴィア―スウェーデン同業に友好TOB―

独住宅不動産最大手のヴォノヴィア(ボーフム)は3日、スウェーデン同業ヴィクトリア・パークを株式公開買い付け(TOB)で買収すると発表した。ヴィクトリアは米投資会社スターウッド・キャピタルの買収提案を拒否しており、ヴォノヴ

炭鉱・石炭発電所向け保険から撤退、アリアンツが脱炭素加速

保険大手の独アリアンツは4日、個々の炭鉱・石炭発電所向けの保険事業から新規も既存も含めて即時撤退すると発表した。同社は脱炭素社会の実現に積極的に貢献していく方針を打ち出しており、保険部門の顧客資金運用でも二酸化炭素(CO

カタール投資庁、ロスネフチ株を追加取得

カタール投資庁(QIA)がロシア石油最大手の国営ロスネフチの株式を追加取得し、出資比率を18.9%に拡大する。中国の民間資源・投資会社、中国華信能源(CEFC)が、QIAとスイス資源商社グレンコアからロスネフチ株を買収す

露ズベルバンクとヤンデックス、ECの合弁会社設立

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクと検索サイト最大手ヤンデックスは4月27日、ネット販売のポータルサイトを運営する合弁会社を設立したと発表した。 新会社はヤンデックスの電子商取引(EC)事業部門「ヤンデックス・マーケット

独テレコムとソフトバンク、米子会社が合併

独通信最大手のドイツテレコムとソフトバンクは4月29日、それぞれの米子会社であるTモバイルUSとスプリントを合併することで合意したと発表した。合併により米携帯電話サービス市場で先行するベライゾン、AT&Tを追撃

BASF、製紙・水処理薬品事業を米ソレニスと統合

独化学大手のBASFは3日、製紙・水処理薬品事業を米特殊化学大手ソレニスと統合すると発表した。事業整理の一環。取引の詳細は公表していない。早ければ年末に統合手続きが完了すると見込んでいる。 BASFはソレニスを親会社であ

エボニック―肌質分析機器のスタートアップに出資―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は4月26日、肌質の分析などを行う機器を開発する米スタートアップ企業マイスキンに資本参加したと発表した。ケア用品原料事業の強化につなげる考え。出資比率は50%未満。出資額と正確な出資

リンデ―合併に向けスクイーズアウトへ―

工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は4月25日、米同業プラクスエアとの合併に向けてスクイーズアウトを実施すると発表した。株主の92%がすでに合併に同意していることから、残りの株主が持つリンデ株を法律の規定に基づいて強制

コンチネンタル―パワートレイン部門の分社化を視野に―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)が、数カ月前から検討中の組織再編の一環としてパワートレイン部門の分社化を視野に入れている。パワートレイン市場は車両の電動化を受けて急速に変化していることから、同部門に経営の裁

ダイムラー―1-3月期減益に、前年の反動で―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が4月27日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益は前年同期比12%減の33億3,500万ユーロへと落ち込んだ。比較対象の17年第1四半期は特殊要因で水準が押

LG電子―自動車照明のZKW買収―

LG電子は4月26日、自動車照明の有力企業である墺ZKWを親会社LGグループと共同買収すると発表した。自動車部品事業を強化するとともに、欧州自動車メーカーとの取引を大幅に拡大する考え。買収金額は11億ユーロ強で、同社史上

ドイツ銀行―収益力強化へ、投資銀行事業は縮小―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は4月26日、収益力強化に向けた施策の大枠を発表した。同行は業績不振の長期化を受けて今月上旬に頭取を交代したばかり。クライアン前頭取はスピード感と実行力の欠如を理由に解任されたこと

クラーク―投資家から2900万ドル調達―

IT技術を利用した保険サービスのスタートアップ企業(インシュアテック)である独クラークは4月25日、シリーズBラウンドの資金調達で2,900万ドルを獲得したと発表した。事業規模の拡大に向けたシリーズBの資金調達で欧州のイ

ランクセス

化学大手の独ランクセスが液体高純化技術事業ユニットを売却するもようだ。消息筋の情報として『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、売却先候補の模索を投資銀行バンク・オブ・アメリカに委託したという。同ユニットでは

ドイツテレコム―米子会社が合併、2大大手追撃へ―

電気通信大手のドイツテレコムとソフトバンク(ボン)は4月29日、それぞれの米子会社TモバイルUSとスプリントを合併することで合意したと発表した。合併により米移動通信市場の2大大手であるベライゾン、AT&Tに匹敵

武田がシャイアーに新たな買収提案、交渉は最終段階へ

武田薬品工業は25日、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収交渉について、同社に総額460億ポンド(約7兆円)の新たな買収案を提示したと発表した。シャイアーの取締役会も武田の新提案を自社の株主に推奨する方針を示しており、

米コムキャスト、英スカイに買収を正式提案

米メディア大手コムキャストは25日、衛星放送大手の英スカイに総額220億ポンド(約3兆3,000億円)での買収を正式に提案したと発表した。スカイをめぐっては、筆頭株主の米21世紀フォックスが完全子会社化することになってい

LG電子、欧州の自動車照明大手を買収

韓国のLG電子は26日、欧州の自動車用照明器具大手ZKW(オーストリア)を親会社LGグループと共同で買収すると発表した。自動車部品事業を強化し、欧州自動車メーカーとの取引を大幅に拡大するのが狙い。買収金額は11億ユーロ強

JX金属―独社買収に国際協力銀が協力―

JX金属は17日、独金属素材製造エイチ・シー・スタルクの子会社エイチ・シー・スタルク・タンタルム・アンド・ニオビウム(HCS TaNb)を国際協力銀行と共同買収すると発表した。当初は単独での買収を予定していたが、国際協力

フレゼニウス―米後発薬メーカーの買収を破棄―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は22日、後発医薬品製造の米エイコーンを買収する契約の破棄を決議したと発表した。米食品医薬品局(FDA)が行ったエイコーン製品の認可手続きで、データの完全性に関する規定へ

ギリシャ政府、ヘレニック・ペトロを売却へ

ギリシャの国有資産売却を進める政府機関の資産開発基金(HRADF)は18日、石油精製最大手ヘレニック・ペトロリアムの過半数株式を売却すると発表した。債務危機に陥ったギリシャ政府が国際金融支援を受ける見返りとして約束した国

シャイアー、武田薬品の買収提案を拒否

武田薬品工業は19日、アイルランドの製薬大手シャイアーに買収を提案したことを明らかにした。買収額は約440億ポンド(約)で、日本企業による海外での買収としては過去最大規模となるが、シャイアーは拒否している。 武田のシャイ

伊保険大手ゼネラリ、ベルギー事業を売却

伊保険最大手のゼネラリは19日、ベルギー事業を売却すると発表した。現地子会社ゼネラリ・ベルギーの全株式を英領バミューダ諸島を本拠とする再保険会社アソラ・ホールディングス(旧AGER バミューダ・ホールディングス)に5億4

仏トタルがディレクトエネルジー買収

仏石油大手トタルは18日、電力・ガス小売りを手がける仏ディレクトエネルジーの株式74.33%を取得すると発表した。ディレクトエネルジーの取締役会もトタルへの株式売却を承認している。トタルは今回の取引を機にエネルギー小売り

バイエル、シンガポール政府系投資会社が追加出資

独製薬・化学大手のバイエルは16日、米農業化学大手モンサントの買収資金を確保するため、シンガポール政府系投資会社のテマセク・ホールディングスに発行済み株式の3.6%に相当する新株を発行し、30億ユーロを調達したと発表した

ウイルス対策ソフトのアバスト、ロンドン証取上場へ

個人向けネットウィルス対策ソフト大手のチェコ・アバストが、ロンドン証券取引所での年内上場を計画している。債務負担を軽減し、今後の成長に向けた余裕を生み出す目的で、およそ2億米ドルを調達する意向だ。 アバストはユーザー数が

スロベニアのペトロル、地元エネルギー技術会社を買収

スロベニアの石油元売り大手ペトロルが同国のエネルギーソリューション開発会社メガエネルギアを買収する。同社は11日、買収後の事業統合を法人登記所に申請したことを上場先のリュブリャナ証券取引所に報告した。取引額などの詳細は明

VWが取締役会の刷新を決議 組織も再編、商用車部門はIPOへ

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は12日の監査役会で、組織再編と取締役会の役員交代を決議した。自動車業界で進む急速な変化を受けて取り組んでいる同社の構造改革をこれまで以上に迅速かつ徹底的に推し進めることが狙いで、

ダイムラー―筆頭株主の吉利会長が連携の積極活用を要求―

独高級車大手ダイムラー(シュツットガルト)の筆頭株主である浙江吉利控股集団の李書福会長は『フランクフルター・アルゲマイネ』紙への寄稿文で、他社との連携を積極的に推し進めることをダイムラーに要求した。車両の電動・IoT化に

アペラム―ステンレス鋼の独VDMを買収―

ルクセンブルクのステンレス鋼大手アペラムは11日、独同業VDMメタルズを米投資会社リンジー・ゴールドバーグから譲り受けることで合意したと発表した。合金・特殊製品事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。取引の成立

アリアンツ―インドネシアの配車アプリ会社に出資―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は11日、インドネシアの配車アプリ大手ゴジェック(Go-Jek)に資本参加すると発表した。新興市場でのプレゼンスとデジタル事業を強化する狙い。デジタル投資部門アリアンツXを通して3,5

ティッセンクルップ

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは12日、欧州鉄鋼事業を印同業タタ製鉄と合弁化する計画の進展が遅れていることを明らかにした。合弁実現の前提となる労組の承認獲得にタタが手間取っているためで、来年1月に合弁を設立するとい

投資銀の清算コスト試算、ドイツ銀が欧州中銀の指示で

独銀最大手のドイツ銀行が欧州中央銀行(EBC)の指示を受けて投資銀行事業を清算した場合に発生するコストを試算している。ECBがそうした試算を大手銀行に命じたのは初めてで、波紋を広げている。『南ドイツ新聞』が報じ、同行が追

トルコ海運最大手、デンマーク企業が買収

デンマークの海運大手DFDSは12日、トルコ最大の海運会社UNロロを買収すると発表した。急成長するEU~トルコ貨物海運市場のシェア拡大が狙いで、UNロロに出資するトルコの投資会社アクテラ、エサスから株式98.9%を9億5

英GKN、メルローズが買収へ

英エンジニアリング大手のGKNに買収を提案している同国の投資会社メルローズ・インダストリーズは3月29日、GKNの過半数の株主が買収に賛同したことを明らかにした。これを受けてGKNは買収拒否から転じる意向を表明。メルロー

FCAが部品子会社を分離上場へ、中核の乗用車製造に集中

欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は5日、傘下の自動車部品大手マニエッティ・マレリを分社化すると発表した。2019年初めまでに創業99年のマニエッティ・マレリを本社から分離し、ミラノ証券

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