金属

ティッセンクルップ、鍛造部品統括会社を設立

独複合企業ティッセンクルップは4日、鍛造部品事業を統括する新会社を1日付で立ち上げたことを明らかにした。世界の当該事業を垂直的に運営することで収益力を強化するほか、新たな事業分野を開拓することが狙いだ。 新会社ティッセン […]

ザルツギター―自動車鋼材の防錆処理ライン設置へ―

鉄鋼大手の独ザルツギターは9月29日、本社所在地ザルツギターの工場に鋼材防錆処理ラインを新設すると発表した。高性能製品分野に経営資源を絞り込む戦略(ザルツギターAG2021)に基づく措置で、主に自動車産業向けの高強度・超

昭和電工―独社から取得の事業を部分譲渡―

昭和電工は9月28日、炭素製品大手の独SGLから黒鉛電極事業を取得する取引が関係各国・地域で当局の承認をすべて確保したと発表した。SGLの米国黒鉛電極事業を東海カーボンに譲渡することが承認条件となっている。 昭和電工は昨

発電量に占める製造業の割合11.2%に拡大

ドイツの発電総量に占める製造業の割合は昨年11.2%となり、前年の10.4%から0.8ポイント拡大したことが、連邦統計局の発表で分かった。10年前の06年(8.6%)からは2.6ポイント増えた計算だ(表1を参照)。 製造

生産者物価の上げ幅4カ月ぶりに拡大、8月は2.6%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が2.6%となり、前月の同2.3%を0.3ポイント上回った。上げ幅の拡大は4カ月ぶり。同物価の31%を占める中間財が3.3%増となり、全体を強く押し

輸入物価の上げ幅、6カ月ぶりに拡大

ドイツ連邦統計局が26日発表した8月の輸入物価指数は前年同月比2.1%増となり、上げ幅は6カ月ぶりに拡大した。物価の35%を占める中間財が4.0%上昇したことが最大の押し上げ要因。同13%強を占めるエネルギーもプラス9.

ティッセンクルップ―欧州鉄鋼事業をタタ製鉄と合弁化―

独複合企業ティッセンクルップと印タタ製鉄は20日、両社の欧州鉄鋼事業を合弁化することで基本合意したと発表した。欧州鉄鋼各社は過剰設備と低価格の中国製品流入を背景に業績不振が構造化していることから、両社は新会社で組織のスリ

メキシコのネマク、スロバキアのアルミ部品工場を拡張

メキシコの自動車部品大手ネマクが、スロバキア中西部のジアル・ナド・フロノムにあるアルミニウム鋳造部品工場を拡張する。生産棟を新設し、主に高圧鋳造法による部品生産を強化する。 同工場では現在、高圧鋳造法による部品を年80万

卸売物価の上げ幅6カ月ぶりに拡大、8月3.2%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した8月の卸売物価指数は前年同月比3.2%増となり、上げ幅は前月の同2.2%から1ポイント拡大した。上昇率の拡大は6カ月ぶり。最大の押し上げ要因は石炭・石油製品で、前年同月比8.2%の伸びを記

トルンプ―I4.0のデモ工場をシカゴに開設―

工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)は12日、技術センター「トルンプ・スマート・ファクトリー」を米シカゴに開設したと発表した。米国市場の開拓を強化することが狙いで、つながる工場「インダストリー4.0(I4.0)」の

ティッセンクルップ

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは14日に開幕するフランクフルト国際モーターショー(IAA)に10年ぶりに出展する。自動車部品事業が成長のけん引車となっているためで、自動車の揺れを予知して吸収するショックアブソーバー

アルミ加工大手サパ、ハンガリー工場拡張

ノルウェーのアルミ加工大手サパが、ハンガリー中部のセーケシュフェヘールヴァール工場に新生産棟を建設する。シーヤールト外務貿易相が6日明らかにしたもので、投資額は68億フォリント(2,200万ユーロ)。同社が電気自動車(E

鉄鋼7社を独禁当局が立ち入り調査

ドイツ連邦カルテル庁が鉄鋼会社を対象に立ち入り調査を実施していたことが4日、明らかになった。地方紙『ライニッシェ・ポスト』が報じ、同庁が追認したもので、自動車用平鋼の分野で違法なカルテルを結んでいた疑いが持たれている。

ティッセン鉄鋼事業とタタの合併を外相がけん制

独ティッセンクルップが鉄鋼事業を印タタ製鉄と統合する方向で交渉していることをドイツのジグマール・ガブリエル外相(社会民主党=SPD)がけん制した。同外相は25日、鉄鋼各社の従業員代表や金属労組IGメタル幹部と会談。その後

生産者物価の上げ幅3カ月連続縮小、7月は2.3%に

ドイツ連邦統計局が18日発表した7月の生産者物価指数は前年同月比2.3%増となり、上げ幅は3カ月連続で縮小した。エネルギーの上昇率が1.9%にとどまったことが反映された格好で、エネルギーを除いた同物価の上昇率は2.5%に

形成金型の墺ヴェーバ、チェコ工場拡張

独自動車部品大手ムベア傘下の形成金型メーカー、ヴェーバ(オーストリア)がチェコ東部オロモウツの拠点を拡張する。工場棟を新設して生産能力を増強するとともに、生産効率や品質の向上を図る。投資額は約6億コルナ(2,300万ユー

リオ・ティント、セルビアでリチウム鉱床開発

英豪系資源大手リオ・ティントは7月24日、セルビア政府と同国西部のロズニツァ近郊でホウ酸リチウム鉱床を開発することで基本合意した。双方は合同作業部会を設け、プロジェクトの事前調査や許認可取得に関する作業に着手する。対象と

リオ・ティント、セルビアでリチウム鉱床開発

英豪系資源大手リオ・ティントは24日、セルビア政府と同国西部のロズニツァ近郊でホウ酸リチウム鉱床を開発することで基本合意した。双方は合同作業部会を設け、プロジェクトの事前調査や許認可取得に関する作業に着手する。対象となる

輸入物価の上げ幅2カ月連続で縮小、6月は2.5%に

ドイツ連邦統計局が25日発表した6月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が2.5%となり、前月の同4.1%から1.6ポイント縮小した。上昇率の低下は2カ月連続。エネルギーの上げ幅が前月の15.7%から4.6%に縮小したこと

生産者物価の上げ幅2カ月連続縮小、6月は2.4%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した6月の生産者物価指数は前年同月比2.4%増となり、上げ幅は2カ月連続で縮小した。エネルギーの上昇率が1.6%にとどまったことが反映された格好で、エネルギーを除いた同物価の上昇率は2.5%に

仏自部品SICTA、ハンガリー工場を拡張

仏自動車部品メーカーのSICTAがハンガリー北東部のフェルシェージュルツァ(Felsoezsolca)工場を拡張する。34億フォリント(1,115万ユーロ)を投じて生産能力を45%引き上げる。政府から4億3,700万フォ

ノルスク・ハイドロ、アルミ加工のサパを完全子会社化

ノルウェーの金属大手ノルスク・ハイドロは10日、国内のアルミニウム加工会社サパを買収すると発表した。サパはノルスク・ハイドロとノルウェーの複合企業オルクラが折半出資する合弁会社。ノルスク・ハイドロはオルクラから資本の50

卸売物価の上げ幅2カ月連続で縮小、6月2.5%に

ドイツ連邦統計局が12日発表した6月の卸売物価指数は前年同月比2.5%増となり、2カ月連続で上げ幅が縮小した。石炭・石油製品の上昇率が6.0%から1.3%へと低下したことが反映された格好。卸売物価は昨年10月に上昇へと転

ティッセンクルップ

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは11日、2020年9月末までに管理部門の従業員1万8,000人のうち2,000~2,500人を削減すると発表した。同部門のコストは現在、年24億ユーロに上り、競合に比べて大幅に高いこ

VWサプライヤーが独禁法違反、制裁金960万ユーロ

ドイツ連邦カルテル庁は13日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)にアルミ製遮熱板を供給するサプライヤー4社が違法な情報交換を通してVWへの販売価格を引き上げていたとして総額960万ユーロの制裁金支払いを命じたと発表した

ノルスク・ハイドロ、アルミ加工のサパを完全子会社化

ノルウェーの金属大手ノルスク・ハイドロは10日、国内のアルミニウム加工会社サパを買収すると発表した。サパはノルスク・ハイドロとノルウェーの複合企業オルクラが折半出資する合弁会社。ノルスク・ハイドロはオルクラから株式50%

東京製綱が露社と合弁、防災製品の製造・販売で

東京製綱は6日、ロシアのエンジニアリング会社ロスエンジニアリングと共同で、防災製品を手がける合弁会社をサンクトペテルブルク市に設立すると発表した。同国で強まる現地調達要求に対応する狙いで、製造と販売を行う。来年4月から運

東京製綱が露社と合弁、防災製品の製造・販売で

東京製綱は6日、ロシアのエンジニアリング会社ロスエンジニアリングと共同で、防災製品を手がける合弁会社をサンクトペテルブルク市に設立すると発表した。同国で強まる現地調達要求に対応する狙いで、製造と販売を行う。来年4月から運

製造業の輸出見通し良好

Ifo経済研究所が6月28日発表した同月の独製造業輸出見通し指数は前月の14.8から17.5へと上昇し、2011年4月以来の高水準に達した。欧州連合(EU)経済の好調が最大の追い風となっている。 製造業のほとんどの業界で

輸入物価の上げ幅、5月は4.1%に縮小

ドイツ連邦統計局が6月28日発表した5月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が4.1%となり、前月の同6.1%から2ポイント縮小した。上昇率の低下は5カ月ぶり。同物価の主な押し上げ要因となっているエネルギーと中間財で伸び率

BASF―欧州に電池正極材工場、原料確保に向け露社と交渉―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月27日、リチウムイオン電池正極材の供給体制を欧州に構築するために非鉄金属大手の露ノリリスク・ニッケルと独占交渉を開始すると発表した。欧州では自動車向けリチウムイオン電

ティッセンクルップ―鉄鋼事業から撤退か―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)が伝統ある鉄鋼事業から撤退するもようだ。同社は現在、鉄鋼事業の合弁化に向けてタタ製鉄と協議中。合弁で成立する新会社には50%未満しか出資しない考えという。独経済紙『ハンデル

BASFがリチウムイオン電池の原料確保に向け露社と交渉

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月27日、リチウムイオン電池正極材の供給体制を欧州に構築するために非鉄金属大手の露ノリリスク・ニッケルと独占交渉を開始すると発表した。欧州では自動車向けリチウムイオン電

BASF、リチウムイオン電池の原料供給で露社と交渉

化学大手の独BASFは6月27日、ロシアの非鉄金属大手ノリリスク・ニッケルとリチウムイオン電池の原料供給に関する独占交渉を開始すると発表した。欧州に設置する電気自動車向けリチウムイオン電池の正極材工場にノリリスクが原料を

生産者物価の上げ幅、5月は2.8%に縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比2.8%増となり、上げ幅は前月の3.4%から縮小した。エネルギーの上昇率が前月の4.6%から3.0%に低下したことが反映された格好。エネルギーを除いた生産者

銅大手KGHM、サウジとインドネシアの精錬所入札参加に意欲

ポーランドの銅精鉱大手KGHMが、サウジアラビアとインドネシアの精錬所建設入札に参加するもようだ。13日付の現地紙『ジエンニク・ガゼタ・プラヴナ(DGP)』が同社のプレゼンテーション資料を基に報じたもので、他社と組み、下

卸売物価の上昇率、5月は3.1%に低下

ドイツ連邦統計局が13日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比3.1%増となり、上げ幅は前月の同4.7%から大きく縮小した。石炭・石油製品の上昇率が16.7%から6.0%へと低下したことが反映された格好。卸売物価は昨年1

インド車部品ソナ、ハンガリーで新工場開所

インド自動車部品メーカーのソナはこのほど、ハンガリー子会社のソナBLWハンガリーが北東部のポルガーに建設した新工場の開所式を行った。2021年までに総額42億フォリント(約1,360万ユーロ)を投じて同国で進める事業拡大

VW、スロバキアで世界最大の金属3Dプリンター導入

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、独コンセプト・レーザー社が開発した世界最大の金属3Dプリンター「X Line 2000R」をスロバキア南西部のストゥパヴァ工場に導入した。機能部品、試作品、工具を製造し、

独建材メーカー、ポーランドに新工場

ドイツの建材メーカーであるロイスザイファートがポーランドに新工場を設置する。投資額は1,000万ユーロ超で、夏から段階的に全製品の生産を新工場へ移管する。 ロイスザイファートは建築用スペーサー、シーリング材、固定具、補強

溶接技術の独ゴールドシュミット、ポ社を買収

溶接技術を専門とする独ゴールドシュミット・テルミットは先ごろ、鉄道レールの接合溶接とレールシステムの保守を専門とするポーランドのGRAW(グリヴィツェ)を買収する意向を表明した。成長著しいポーランドの鉄道インフラ市場にお

中国復星国際、ロシア金採掘最大手ポリュスに出資

ロシア金採掘最大手のポリュス・ゴールドは5月31日、同社の株式10%を中国のコングロマリット(複合企業)復星国際に売却することで合意したと発表した。年内の手続き完了を予定する。 売却するのは親会社ポリュス・ゴールド・イン

中国復星国際、ロシア金採掘最大手ポリュスに出資

ロシア金採掘最大手のポリュス・ゴールドは5月31日、同社の株式10%を中国のコングロマリット(複合企業)復星国際に売却することで合意したと発表した。年内の手続き完了を予定する。 売却するのは親会社ポリュス・ゴールド・イン

4月輸入物価6.1%上昇、中間財とエネルギーが押し上げ

ドイツ連邦統計局が30日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が6.1%となり、4カ月連続で6%以上となった。中間財とエネルギーが全体を強く押し上げた格好。価格変動が激しいエネルギーを除いた輸入物価の上昇率は3.

DMG MORI―3Dプリンター事業を強化―

DMG森精機の独子会社DMG MORI(旧ギルデマイスター、ビーレフェルト)が金属3Dプリンター事業を強化している。これまで工作機械で作られてきた部品が3Dブリンターでも製造できるようになるなど3Dプリンターの用途が拡大

BMWの生産に支障、ボッシュ製部品の供給不足で

高級車大手BMWの複数の工場で、車両生産に大きな支障が出ている。サプライヤー大手ボッシュからの部品供給が滞っているためで、BMWのマルクス・デュースマン取締役(調達担当)は29日、損害賠償を請求する考えを明らかにした。

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