電子、電機

量子暗号の実用化にスタートアップがメド

量子コンピューターを用いても読解不能な量子暗号の実用化にドイツとスイスで事業を展開するスタートアップ企業テラ・カンタムがメドを付けたもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、マルクス・プフリッチュ最高 […]

シーメンス、シンガポールにオートメーション工場

電機大手の独シーメンスは15日、シンガポールにオートメーション・ソリューション工場を設置すると発表した。これまで独アンベルク、中国・成都工場から供給してきた東南アジア市場向け製品を現地生産し、急増する同地の需要に対応する

JERA、アンモニア分解実証で独EnBWと基本合意

JERAは12日、独エネルギー大手EnBWおよびEnBWのガス卸子会社VNGとアンモニアクラッキング(分解)技術の共同開発に向けた覚書を締結したと発表した。それぞれが蓄積してきた水素・アンモニアに関連する知見やノウハウを

米インテル、ポーランドに組立・検査施設を計画

米半導体大手のインテルは16日、ポーランド南西部のブロツワフ近郊に半導体チップの組立・検査施設を設置すると発表した。欧州での生産体制を拡充する計画の一環。既存拠点と連携して半導体の安定供給を図る。投資額は最大46億米ドル

独ボッシュのロシア自動車部品工場、政府機関が取得

ロシア国営の中央自動車エンジン科学研究所(NAMI)は13日、同国西部サマラにある独自動車部品大手ボッシュの工場「ロバート・ボッシュ・サマラLLC」の株式100%を取得したと発表した。取引額は明らかにされていない。NAM

ボルボ・カーの5月販売31%増、BEVは196%増加

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーが5日発表した5月の世界販売は6万398台で、前年同月に比べ31%増加した。販売増加は9カ月連続。完全電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHV)など充電可能な車種の専門ブ

ピッキングロボット開発 Nomagic(ポーランド)

電子商取引(EC)事業者向けに高度なピッキングロボットのソリューションを開発している。従来のロボットアームが、あらかじめ指定された物品を「A地点からB地点」に移すようプログラムして機能するのに対し、同社のソリューションは

ヌセラ―凍結していたIPOを実施へ―

独複合企業ティッセンクルップの電解槽子会社ティッセンクルップ・ヌセラは12日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。資本市場の状況が悪化しなければ、フランクフルト証券取引所のプライム・スタンダードで夏休み前に上場を行う意

IBM―独に量子データセンター開設―

米IT大手IBMは6日、ドイツ南部のエーニンゲンに量子データセンターを開設すると発表した。同社が量子データセンターを設けるのは米ポキプシーに次いで2カ所目。欧州には量子コンピューターの最先端ユーザーが存在するほか、関心も

ハンガリーで中国のEV電池大手が新たな投資計画

●ハンガリーではすでにCATLやEve Powerが電池生産の計画を発表 ●同国はEV電池生産で将来的に世界2位に浮上=シーヤールト外相 ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は9日、中国宜賓市(四川省)で開催された「世界動

エフィシェント・エナジー―経営破たん―

冷媒に水道水を用いた冷却器を手がけるスタートアップ企業エフィシェント・エナジーは5日、会社更生手続きの適用をミュンヘン区裁判所に申請したと発表した。戦略投資家との出資交渉が5月に決裂し事業資金の見通しが立たなくなったため

台湾とトルコ、EVと自動車部品分野で協力

●台湾からトルコへの昨年の自動車関連の輸出額は10億台湾ドル ●台湾側は両国の自動車産業が相互に補完し合う可能性を指摘 台湾とトルコの自動車団体は8日、電気自動車(EV)と自動車部品の分野での協力促進に向けた覚書(MoU

東欧が欧州のヒートポンプ生産地に

●ポーランド、チェコ、スロバキアに大手メーカーが工場設置 ●必要な人材が比較的安く雇用できるのが強みに 燃料価格の高騰やロシア・ウクライナ戦争に起因するエネルギー危機でヒートポンプの需要が高まる中、東欧がヒートポンプの重

鉱山買収資金をVWなどが供給、車載電池材料の確保に向け

ロンドン市場上場の投資会社ACGが計画するブラジルでの鉱山買収を、欧州自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)とステランティス、資源大手のグランコアなどが支援する。ACGが12日、明らかにした。VWとステランティスは車載電

スロバキア、台湾と半導体分野で提携

●スロバキアの訪問団は台湾の政府系機関と8つの覚書を交わす ●半導体の他、パワーデバイスや電動車の複合部品開発で協力 スロバキアのペーテル・シュヴェツ副経済相は8日、訪問中の台湾で、台湾工業技術研究院(IRTI)とスロバ

立地条件悪化も電機メーカーが国内投資優先

ドイツの産業立地条件が悪化しているにもかかわらず、同国の電機メーカーの大半が自国への投資を優先していることが、独電気電子工業会(ZVEI)の臨時アンケート調査で分かった。ヴォルフガング・ヴェーバー専務理事は、煩雑な規制や

電機業界の新規受注2カ月連続減少

独電気電子工業会(ZVEI)が12日発表した同国電機業界の4月の新規受注高は前年同月を4.1%下回った。減少は2カ月連続。経済の世界的な低迷が影響している。物価を加味した実質ベースでは4カ月連続で前年同月割れとなった。

ビボも独でスマホ販売停止、特許訴訟での敗訴受け

中国のスマートフォン大手ビボ(Vivo)がドイツでの製品販売を停止した。特許訴訟でフィンランド競合のノキアに敗訴したためで、ビボの独サイト上には「ビボ製品は現在、残念ながらドイツで入手できません」と記されている。ノキアと

ゼロコロナ解除後も独社の中国事業不振

ゼロコロナ規制が解除されたにもかかわらず、ドイツ企業の中国事業見通しは改善していないことが、在中国ドイツ商工会議所(AHK中国)が会員企業を対象に実施したアンケート調査で分かった。イェンス・ヒルデブラント理事は、「市場の

リヴィスタ・エナジー―独にリチウム精錬工場建設へ―

ルクセンブルクに本社を置く化学スタートアップ企業リヴィスタ・エナジー・ヨーロッパは8日、同社がドイツに建設する初のリチウム精錬工場の基本設計(FEED)と詳細なフィジビリティスタディ(DFS)を仏エンジニアリング大手テク

露ヤンデックス、モスクワでロボタクシー試験運行開始

●運行に際しては緊急時対応のため監視役のドライバーが同乗 ●同社は無人車事業を別会社のヤンデックスSDGに分離 ロシアIT大手のヤンデックスはこのほど、モスクワ南部のヤセネヴォ地区で無人タクシー(ロボタクシー)の試験運行

日立の仏タレス鉄道信号事業買収、英当局が競争阻害を懸念

英競争・市場庁(CMA)は8日、日立製作所が仏電子機器大手タレスの鉄道信号事業を買収する計画について、英国での市場競争が阻害される恐れがあるとの暫定的な見解を示した。国内鉄道網の整備コストが膨らみ、デジタル化にも悪影響が

IBM、独に量子データセンター開設

米IBMは6日、ドイツ南部のエーニンゲンに量子データセンターを開設すると発表した。同社が量子データセンターを設けるのは米ポキプシーに次いで2カ所目。欧州には量子コンピューターの最先端ユーザーが存在するほか、関心も高まって

ビボも独でスマホ販売停止、特許訴訟での敗訴受け

中国のスマートフォン大手ビボ(Vivo)がドイツでの製品販売を停止した。特許訴訟でフィンランド競合のノキアに敗訴したためで、オッポの独サイト上には「ビボ製品は現在、残念ながらドイツで入手できません」と記されている。ノキア

独、半導体助成から中国系企業を排除

独経済省は8日、国内の半導体プロジェクト31件に対する公的助成が欧州連合(EU)の欧州委員会から承認されたと発表した。申請したのは32件であるため1件が承認されなかったことになる。不許可となったのはオランダのネクスペリア

EU・米が「経済的威圧」に共同対応、AI分野でも連携強化

欧州連合(EU)と米国は5月30、31の両日、スウェーデンで貿易やハイテク分野での協力強化を目的とする閣僚級会合「米EU貿易・技術評議会(TTC)」を開き、中国を念頭に貿易や投資の制限などで他国に圧力をかける「経済的威圧

EU・米が「経済的威圧」に共同対応、AI分野でも連携強化

●貿易や投資の制限などで他国に圧力をかける行為に対抗する ●生成型AIの「リスクに対処する必要性」を指摘 欧州連合(EU)と米国は5月30、31の両日、スウェーデンで貿易やハイテク分野での協力強化を目的とする閣僚級会合「

製造業新規受注4月も減少

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した4月の製造業新規受注指数(2015年=100)は、物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比0.4%減の94.8(暫定値)となり、2カ月連続で落ち込んだ。減少幅は前

ネクスウエーフ―工場建設資金を調達、将来はサウジでも―

ソーラーウエハー開発・製造のスタートアップ企業である独ネクスウエーフは5月31日、既存と新規の投資家から計3,000万ユーロの資金を確保したと発表した。独東部のビターフェルトに建設する同社初の商業生産施設の着工資金に充て

中東欧スタートアップ支援の新ファンド、JBICなどが出資

●現地スタートアップと日本企業との提携を促進 ●日本企業のDXを支援し競争力向上につなげる狙い 国際協力銀行(JBIC)は5月31日、中東欧のスタートアップ支援を目的とする新ファンド「エフエフ・レッド・アンド・ホワイト(

アマゾン、セルビアのスタートアップシーンに投資

●将来性のある新興企業を発掘し、世界レベルへと引き上げる ●セルビアは異分野の集まるクラスターを形成する方針 米アマゾンはセルビアのスタートアップエコシステムへの投資を計画している。将来性のある新興企業を発掘し、世界レベ

EV充電向けロケーションサービス開発 Mobilyze(スロバキア)

公共の電気自動車(EV)充電ポイントの運営者向けに、EV充電の利用予測サービスを開発している。独自の機械学習(ML)モデルを用い、欧州各地の充電ポイントの現在の利用状況の評価と、将来の需要の予測をできるようにした。これに

トルコの学生チーム、居眠り運転予防システムを開発

●カメラが両目の6ポイントの位置を測定し、まばたきの間隔も計測 ●頻度が多くなるとアラートが流れ、LCD画面にも警告表示 アンカラのバシュケント大学の学生が居眠り運転による事故を防止するシステムを開発した。車内に設置され

上部へスクロール