労働

独コンチネンタル、印パワートレイン工場が着工

自動車部品大手の独コンチネンタルは17日、インド西部のタリーガアンに新設するパワートレイン工場の着工式を行った。新生産拠点の開設により、グローバル成長戦略で重要市場と位置づける同国での市場開拓を強化する。 同社は約3,0 […]

英車部品メーカー、セルビアに新工場開設

英自動車部品メーカーのアプティブパッカードはこのほど、セルビア南部のレスコバツに新工場を開設した。投資額は2,500万ユーロ。同社にとってセルビアで2番目となる同工場では、自動車用の電装部品を生産する。2020年までに2

フォード―欧州事業再編、大規模な人員削減へ―

自動車大手の米フォードは10日、欧州事業の再編方針を明らかにした。赤字体質からの脱却が狙い。競合の米ゼネラル・モーターズ(GM)は欧州生産事業を仏PSAに売却し撤退したが、フォードは構造改革を通して安定的に利益を稼げるよ

クーカ―業績改善策を発表―

産業ロボット・自動化機器大手の独クーカ(アウグスブルク)は10日、業績改善策を発表した。2018年の売上・利益が振るわないうえ、20年目標も達成できない見通しとなっているためで、事業の効率化や研究開発の絞り込みを行う考え

Tシステムズ―IBMに事業売却―

ドイツテレコムのITサービス子会社Tシステムズ(フランクフルト)が大型コンピューター(メインフレーム)関連サービス事業を米IT大手IBMに売却する。同子会社のアデル・アルサレー社長が経済紙『ハンデルスブラット(HB)』に

パート社員の残業手当、何時間以上の勤務が適用対象か

正規の勤務時間を超える労働時間には残業手当(割増賃金)が支給される。では、正規の勤務時間がフルタイム社員に比べて短いパート社員には何時間目から割増賃金が適用されるのだろうか。分かりやすく言うと、パート社員各人の労働契約に

チェコ製造業のロボット導入率、世界平均を上回る

チェコの製造業におけるロボットの導入率が世界平均を上回っていることがわかった。英金融大手HSBCが先ごろ発表したレポートによると、チェコ製造業における労働者1万人当たりのロボットの台数は101台で、世界平均に比べ27台多

鉱工業生産3カ月連続で減少、11月は-1.9%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が8日発表した昨年11月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.9%減となり、3カ月連続で落ち込んだ。欧州連合(EU)の排ガステスト方式変更に伴う自動車

11月のユーロ圏失業率は7.9%、08年10月以来の低水準に

EU統計局ユーロスタットが9日発表した2018年11月のユーロ圏の失業率は7.9%となり、前月から0.1ポイント低下した。これは08年10月以来の低水準。景気の緩やかな回復に支えられ、10年ぶりに8%を割り込んだ。(表参

フォードが欧州事業再編、大規模な人員削減へ

自動車大手の米フォードは10日、欧州事業を再編することを明らかにした。赤字体質からの脱却が狙い。競合の米ゼネラル・モーターズ(GM)は欧州生産事業を仏PSAに売却し撤退したが、フォードは構造改革を通して安定的に利益を稼げ

セルビアの自動車ゴム部品メーカー、ロシアに新工場

自動車用ゴム部品を手掛けるセルビアのゴンマラインが、ロシアで新工場建設を計画している。中東欧経済ウェブ誌『Nov-Ost.info』が9日報じた。工場が建設されるのはロシア南部サマーラ州のトリヤッチで、投資額は1億2,0

ウクライナのタイヤ最大手が破綻、ロシアとの関係悪化で

ウクライナのタイヤ製造最大手ロサヴァがこのほど経営破綻した。現地メディアによると、同社の負債額は205億8,000万フリブナ(約6億4,100万ユーロ)。うちウクライナ中央銀行に対する債務が57億フリブナに上る。 ロサヴ

消費者景況感、1月向けは横ばいに

市場調査大手のGfKが12月21日発表したドイツ消費者景況感指数の1月向け予測値は前月から横ばいの10.4となった。所得の見通しに関する指数は増加したものの、景気の見通しと高額商品の購入意欲に関する指数が低下し、差し引き

18年失業者数7.6%減少

ドイツ連邦雇用庁(BA)が4日発表した2018年の平均失業者数は、前年比7.6%減の234万人となり、統一後の最低を更新した。経済の堅調と少子高齢化の人材不足を背景に雇用情勢の改善が進んでおり、長期失業者の数は9.7%減

ハンガリー失業率、9-11月は3.6%

ハンガリー中央統計局(KSH)が2日発表した9-11月期の失業率は3.6%となり、前年同期から0.2ポイント低下した。15~74歳の失業者数は16万8,700人で、8,800人減少した。 年齢別では15~24歳の若年層の

移民法案を閣議了承、人材不足解消へ

ドイツ政府は12月19日の閣議で、専門人材受け入れ法案を了承した。ドイツでは雇用の拡大と少子高齢化の進展を受けて企業の人手不足が深刻化し、経済の足かせとなっていることから、政府は同国初の本格的な移民法を作成し、欧州連合(

ハンガリー法定最低賃金、8%増の14万9,000フォリントに

ハンガリーの法定最低賃金(税込みベース)が年初より月額14万9,000フォリント(約464ユーロ)に引き上げられた。政府・雇用者団体・労組の合意に基づくもので、昨年比で8%上昇した。来年についてもさらなる8%の増額が決ま

1月1日付の法令改正

【労働・社会保障】 ・法定最低賃金引上げ。1時間当たり8.84ユーロから9.19ユーロに ・子育てや介護を理由に勤務時間を減らしていた被用者が本来の勤務時間へと復帰する権利を保障。パート社員には勤務時間の引き上げ請求権(

一人当たりの可処分所得、今年は763ユーロ増加見通し

市場調査大手GfKによると、ドイツの一人当たりの可処分所得は今年763ユーロ増えて2万3,779ユーロに拡大するとの見通しだ。多くの業界での賃金上昇や、雇用の安定、年金支給額の拡大が追い風となる。 可処分所得が最も多い州

ハンガリー、任意残業時間を年間400時間に拡大

ハンガリー議会は12日、残業時間に関する労働法規定の改正案を可決した。これにより就労者の任意で認められる年間残業時間は現行の250時間から400時間に大幅に拡大される。新規定は来年1月1日付で発効する。 野党や労働組合は

SMAソーラー―中国事業を売却、従業員1割強を削減へ―

太陽光パネルなどで生産される電力を直流から交流へと変換するソーラーインバーターの有力メーカーである独SMAソーラー(ニーステタール)は12日、中国で展開する子会社を現地経営陣に売却すると発表した。組織再編の一環で、フルタ

トルコの9月失業率11.4%、5カ月連続で悪化

トルコ統計局(TUIK)が17日発表した9月の失業率は11.4%となり、前月の11.1%から0.3ポイント悪化した。失業率の上昇は5カ月連続。前年同月比では0.8ポイント上昇した。 失業率は今年、1月の10.8%から4月

電通―独社を買収、動画広告サービス強化へ―

電通は17日、海外事業の統括会社である英電通イージス・ネットワークを通じて、独マーケティング会社ビデオビート・ネットワークスの株式70%を取得することで合意したと発表した。動画サービス事業を強化する狙いで、将来的に完全子

夫より大幅に若い寡婦への遺族年金支給、減額は違法な差別か

企業年金の受給資格がある夫ないし妻が死亡した場合、配偶者は基本的に遺族企業年金を受給できる。では死亡した被用者と配偶者の年齢差が一定水準以上の場合は受給額を減額するルールは一般平等待遇法(AGG)で禁じられた違法な差別に

ユーロ圏労働コスト上昇率、7~9月は2.5%上昇

EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の2018年7~9月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比2.5%となり、上げ幅は前期の2.3%から0.2ポイント拡大した。(表参

ハンガリー、任意残業時間を年間400時間に拡大

ハンガリー議会は12日、残業時間に関する労働法規定の改正案を可決した。これにより就労者の任意で認められる年間残業時間は現行の250時間から400時間に大幅に拡大される。新規定は来年1月1日付で発効する。 野党や労働組合は

クノールブレムゼ―日立オートモティブから事業買収―

ブレーキ大手の独クノールブレムゼ(ミュンヘン)は7日、日立オートモティブシステムズから商用車用パワーステアリング事業を取得することで合意したと発表した。パワステ分野のポートフォリオを拡充するほか、先進運転支援・自動運転分

コンチネンタル―印で内装表面材を生産へ―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は11日、自動車内装向け表面材の生産施設をインドに建設すると発表した。これまでは国外工場で製造して輸入してきたが、同国の自動車市場が急速に成長していることから現地生産に切り替

ボッシュ―ハンガリー拠点を拡張―

自動車部品・産業機器大手の独ボッシュ(シュツットガルト)がハンガリー東部のミシュコルツ工場を増強する。同国のシーヤールト外務貿易相が4日明らかにしたもので、バッテリー関連の欧州拠点を設置するとともに、生産能力を引き上げる

ジェイエイシー―独に進出―

人材紹介のジェイエイシーリクルートメントは7日、ドイツ進出計画を発表した。同国は日系企業が多いうえ、英国の欧州連合(EU)離脱を受けて日系企業が横流れしてくるという事情もあることから、現地事業を立ち上げる。 日系企業が特

企業倒産が24年来の低水準、今年は2万人未満に

独信用調査機関クレジットリフォームは11日、ドイツの企業倒産件数が今年は前年比1.2%減の1万9,900件となり、24年来(1994年以来)の低水準を記録するとの見通しを発表した。減少は9年連続。ただ、減少幅はこれまでに

EUにおける東西所得格差、縮小の勢いに衰え=米ムーディーズ

米格付け大手ムーディーズは3日発表したリポートで、中東欧における景気減速を背景に、欧州連合(EU)の所得格差縮小が鈍化するリスクを指摘した。中東欧諸国の所得拡大を継続させるには、経済構造の再編を加速し、生産性を高める必要

ルーマニア最低賃金、来年から9.5%引き上げ

ルーマニア政府は7日、最低賃金を来年1月1日付で月額2,080レウ(約446ユーロ)に引き上げることを閣議決定した。現行の1,900レウから9.5%の増額で。時給換算では12.4レウ(約2.7ユーロ)となる。 高等教育を

ボッシュ、ハンガリーの拠点を拡張

自動車部品・産業機器大手の独ボッシュが、ハンガリー東部のミシュコルツ工場を増強する。同国のシーヤールト外務貿易相が4日明らかにしたもので、バッテリー関連の欧州拠点を設置すると共に生産能力を引き上げる。投資額140億フォリ

消費者景況感3カ月ぶり悪化

市場調査大手GfKが11月28日発表したドイツ消費者景況感指数の12月向け予測値は10.4となり、11月の確定値(10.6)から0.2ポイント下落した。同指数の低下は3カ月ぶり。景気と所得の見通しが悪化したことが響いた。

失業者数が統一後最低に、11月は219万人弱

連邦雇用庁(BA)が11月29日発表した同月の失業者数は前月を1万8,000人下回る218万6,000人となり、東西ドイツ統一後の最低をこれまでに引き続き更新した。堅調な経済を背景に雇用の拡大が続いていることが大きく、季

バイエル―組織再編、動物薬事業は分離へ―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は11月29日、競争力強化計画を発表した。収益力の向上が狙いで、一部事業や製品を放出。動物薬部門については戦略的なオプションを検討する。これらの措置に伴い従業員11万8,

メルク―液晶技術者を中心に400人削減―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が機能性材料部門で人員削減を実施する。7月に打ち出した同部門の業績改善計画「ブライト・フューチャー」に基づく措置で、液晶分野の技術者を中心に400人を整理する予定だ。解雇や早期

BMW―車載電池のタイ生産を委託―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)は11月28日、タイでの車載電池生産を独自動車部品大手のドラクスルマイヤーに委託することを明らかにした。ドラクスラーから調達するリチウムイオン電池パックを自社のプラグインハイブリッド車(

トヨタ、PSAとのチェコ合弁事業を完全子会社化

トヨタ自動車は11月30日、チェコで小型車を生産している仏自動車大手のグループPSAとの合弁会社を完全子会社化すると発表した。金額面など取引の詳細は公表していない。引き続きPSAとの提携関係は維持し、2019年末以降、ス

チェコで働く西欧出身者が増加

チェコで働く先進国出身者の数が増えている。外国人就労者の大半を東欧出身者が占めるのは間違いないが、ここ数年は、西欧出身者も数万人を数えるようになった。大手企業がチェコに中東欧管轄拠点を設けていることが背景にある。大手会計

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