医療品

米英投資会社、独シュターダに買収を再提案

後発医薬品大手の独シュターダは10日、投資会社の米ベイン・キャピタル、英シンベンの企業連合ニッダ・ヘルスケア・ホールディングから株式公開買い付け(TOB)の提案を受けたと発表した。ニッダ・ヘルスケアは6月、シュターダに対 […]

シュターダ―投資会社が再度TOB―

後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は10日、投資大手ベイン・キャピタルとシンベンからなる企業連合ニッダ・ヘルスケア・ホールディングから株式公開買い付け(TOB)の提案を受けたと発表した。ニッダ・ヘルスケア

クローズアップ<402>BISS

自然界の仕組みを工学に応用する生体工学に関するドイツの産学研究プロジェクト。柑橘類のフルーツであるポメロの分厚い皮や、魚のうろこ、甲殻類などの構造・機能を分析し、その保護機能を工業製品に応用できるかを研究した。 実施期間

独幹細胞バンク大手、ルーマニア同業と提携

欧州第2位の規模を持つドイツの幹細胞バンク、ヴィータ34(Vita 34)はこのほど、ルーマニア同業のベスマックス・ライフ・ソリューションズ(Besmax)と提携契約を結んだ。ドイツに匹敵する市場規模を持つ同国に進出する

製造業の輸出見通し良好

Ifo経済研究所が6月28日発表した同月の独製造業輸出見通し指数は前月の14.8から17.5へと上昇し、2011年4月以来の高水準に達した。欧州連合(EU)経済の好調が最大の追い風となっている。 製造業のほとんどの業界で

バイエル―業績見通し引き下げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は6月30日、2017年12月期の売上高と営業利益(EBITDA、特別項目を除く)の見通しを引き下げると発表した。ブラジルでの農薬販売の不振と、一般医薬品事業の低迷を受けた措置

BASF―鎮痛剤イブプロフェンの生産能力増強―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月28日、解熱鎮痛剤イブプロフェンの生産能力を拡大すると発表した。世界的に需要が増え供給不足が発生していることに対応する。投資額は約2億ユーロ。生産能力拡大の規模は明ら

シュターダ、投資会社のTOBが失敗

ドイツの後発医薬品大手シュターダは6月26日、投資会社のベイン・キャピタル、シンベンなどの企業連合が同社に対して実施した友好的な株式公開買い付け(TOB)が失敗に終わったことを明らかにした。シュターダは同企業連合の傘下に

シュターダ―投資会社の友好TOBが失敗―

後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は26日、同社を対象に投資大手ベイン・キャピタルとシンベンからなる企業連合が実施した友好的な株式公開買い付け(TOB)が失敗に終わったことを明らかにした。シュターダは同企

がんの薬剤費、4年で41%増加

公的健保組合のBarmer GEKは22日、加入者に処方されている医薬品に関する実態調査レポートを発表した。それによると、がん治療の薬剤費支出は2015年に7億2,310万ユーロとなり、11年に比べて41%増加した。その

ハンガリー、医療分野で中国との協力拡大へ

ハンガリー政府は20日、中国政府と健康医療分野での協力推進に関する基本合意を締結した。レプセーニー国家経済省国務次官捕によると、合意は両国間の大学や企業の協力関係の促進を目的としたもので、投資プロジェクトも含まれている。

メルク、がん免疫治療の新会社設立

独製薬大手のメルクは20日、がん免疫治療の分野で新会社iオンクトゥラ(iOnctura)を設立すると発表した。免疫チェックポイント阻害剤というタイプの抗がん剤の治療効果を高める医薬品を開発する。 スイスのジュネーブにiオ

エネルギーのインフレ押し上げ効果弱まる

ドイツ連邦統計局は14日、5月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.5%、前月比がマイナス0.2%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比の上昇率が前月の5.

武田薬品工業―独に新製造施設―

武田薬品工業は16日、独東部のオラニエンブルクにある工場で新しい製造施設の竣工式を行った。式典には地元ブランデンブルク州のディートマール・ヴォイトケ州首相や八木毅駐独大使のほか、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が出席。来賓

JSR―スイスのバイオ企業買収―

JSRは14日、スイスのバイオ企業セレクシスを完全買収することで合意したと発表した。バイオ医薬品の受託サービス事業を強化する狙い。取引金額は明らかにしていない。 JSRはバイオプロセス事業を強化しており、2015年にはバ

バイオテスト

独中堅製薬会社バイオテストに対する中国投資会社・科瑞集団(Create Group Corporation)の株式公開買い付け(TOB)が成功した。同TOBを実施した科技集団の独法人Tiancheng(Germany)P

新薬の治験件数、ドイツが2位堅持

研究開発型製薬工業会(VfA)は15日、ドイツで昨年実施された新薬の治験件数が531件となり、前年に引き続き世界で2番目に多かったことを明らかにした。1位は米国で2,301件。3位以下は英国(499件)、カナダ(470件

JSR、スイスのバイオ企業を買収

JSRは14日、スイスのバイオ企業セレクシスを完全買収することで合意したと発表した。バイオ医薬品の受託サービス事業を強化する狙い。取引金額は明らかにしていない。 JSRはバイオプロセス事業を強化しており、2015年にはバ

武田薬品、独に新製造施設

武田薬品工業は16日、独東部オラニエンブルクの工場で、新たな製造施設の竣工式を行った。式典には地元ブランデンブルク州のディートマール・ヴォイトケ州首相や八木毅駐独大使のほか、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が出席。来賓数は

チェコとベトナムの複数企業が提携、覚書7本に調印

ベトナムの首都ハノイで5日、チェコ・ベトナム貿易フォーラムが開催され、両国企業が7件の提携に向けた覚書に調印した。チェコのゼマン大統領のベトナム訪問に合わせたもので、チェコ企業による電子行政サービスの導入や、医薬品・光フ

バイエル―コベストロ株売却、出資比率50%未満に―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)6日夜、法的に分離した素材子会社コベストロの株式1,725万株を機関投資家に売却し出資比率を従来の53.3%から44.8%へと引き下げた。今後も連結対象とするものの、中期的には

J&J―アクテリオン買収を欧州委が条件付きで承認―

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がスイスのバイオ医薬品大手アクテリオン・ファーマシューティカルズを買収する計画を承認したと発表した。両社の事業が重複する不眠

科研製薬

科研製薬は13日、スイス企業ヌマブ・セラピューティクス(Numab Therapeutics)と共同で炎症性疾患を対象とする抗体医薬を研究すると発表した。ヌマブが持つ多重特異性抗体医薬の創製技術に基づき新規抗体医薬品候補

J&Jのアクテリオン買収、欧州委が条件付きで承認

欧州委員会は9日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がスイスのバイオ医薬品大手アクテリオン・ファーマシューティカルズを買収する計画を承認したと発表した。ただし、両社の事業が重複する不眠症治療薬の

メルク―がん免疫療分野で英バイオ企業と提携強化―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は4日、がん免疫治療法の分野で英国のバイオ企業Fスター(F-star)との提携を強化すると発表した。がん免疫治療薬の開発パイプラインを拡充し、同分野で主導的な立場を獲得する考えだ。

シュターダ―大型買収を視野に―

後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)が大型買収を検討している。同社は今夏中にも投資会社の傘下に入り潤沢な買収資金を調達できる見通しとなったためだ。マティアス・ヴィーデンフェルス社長が日曜版『ヴェルト』紙に明

ハンガリー薬品樹脂容器製造カルサイ、生産能力増強

医薬品用樹脂容器を製造するハンガリーのカルサイ・アルバ(Karsai Alba)が生産能力を増強する。ヴァルガ経済相が5月26日明らかにしたもので、投資額2億8,600万フォリント(約93万ユーロ)のうち1億フォリントを

6月1日付の主な法令改正

・派遣社員の最低賃金を西部地区で1時間9.23ユーロ、東部地区で同8.91ユーロに ・公的健保の給付上限額(Festbetrag)が決まっていない医薬品の価格を2009年8月1日時点の水準に据え置く時限ルールの失効期限を

ウズベク、製薬産業振興に向け自由経済地域創設

ウズベキスタン政府が医薬品原料となる薬用植物の栽培工場を設置するため、自由経済地域(FEZ)の創設を計画していることがわかった。同国のヤホン通信が先ごろ報じたもので、輸入品に押されている薬用植物を代替し、国内の製薬産業の

アストラゼネカ、「セロケン」の欧州商権を伊社に譲渡

英製薬大手のアストラゼネカは22日、狭心症などに使われる「セロケン錠」の欧州での商権を伊同業レコルダーチに3億ドルで譲渡したと発表した。非中核資産を整理する戦略の一環で、同取引で得た資金は新薬開発などに充てる。 セロケン

メルク―ゲノム編集の新技術を開発―

ライフサイエンス大手の独メルク(ダルムシュタット)は17日、新しいゲノム編集技術を開発したと発表した。従来の技術に比べて効率性、柔軟性、正確性が高いうえ、これまでアクセスできなかったゲノム内の領域にもアクセスできるという

メルク―1-3月期2ケタ増益に―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が18日発表した2017年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前年同期比14.5%増の12億4,000万ユーロへと拡大した。糖尿病治療薬分野

後発薬最大手テバ、ハンガリーの工場を閉鎖

後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)は16日、ハンガリーのゲデレー工場を年内に閉鎖すると発表した。世界戦略に基づく事業再編に沿うもので、数カ月以内に従業員500人をすべて解雇する。 工場は今

クロアチア製薬大手ベルポ、新工場が開所

クロアチアの食品大手ポドラフカは16日、傘下の製薬会社ベルポ(Belupo)が同国北部のコプリヴニツァに新工場を開設したと発表した。4年の工期をかけて建設された同工場への投資額は5億3,000万クーナ(約7,100万ユー

南ア後発薬大手の抗がん剤が高すぎ、欧州委が調査開始

欧州委員会は15日、南アフリカのジェネリック薬(後発医薬品)大手アスペン・ファーマケアが欧州市場で、抗がん剤の価格をEU競争法に抵触する不当な高値に設定している疑いがあるとして、調査を開始したことを明らかにした。製薬会社

バイオ薬の蘭パセオン、米社が買収

分析機器大手の米サーモフィッシャーサイエンティフィックは15日、バイオ医薬品の受託製造を手がけるオランダのパセオンを買収すると発表した。買収額は52億ドル。年内の買収手続き完了を予定している。 1株当たりの買い取り価格は

メルク、事業部門を子会社化

製薬・化学大手の独メルクは16日、製薬、ライフサイエンス(試薬など)、パフォーマンス素材(液晶など)の3部門を子会社化する方針を明らかにした。それぞれの部門がその可能性をフルに生かせるようにすることが狙い。取締役会の決定

後発薬最大手テバ、ハンガリーの工場を閉鎖

後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)は16日、ハンガリーのゲデレー工場を年内に閉鎖すると発表した。世界戦略に基づく事業再編に沿うもので、数カ月以内に従業員500人をすべて解雇する。 工場は今

メルク―事業部門を子会社化―

製薬・化学大手の独メルクは16日、同社を構成する製薬、ライフサイエンス(試薬など)、パフォーマンス素材(液晶など)の3部門を子会社化する方針を明らかにした。それぞれの部門がその可能性をフルに生かせるようにすることが狙い。

化学・製薬業界が売上予測を大幅引き上げ

独化学工業会(VCI)は10日、同国化学・製薬業界の今年の売上高予測を前年比3.5%増の1,912億ユーロとし、従来予測(同1.5%増の1,857億ユーロ)から大幅に引き上げた。上方修正は2度目。第1四半期(1~3月)の

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