医療品

シュターダ―英サプリメーカーを買収―

後発医薬品・一般医薬品製造の独シュターダ(バート・フィルベル)は21日、サプリメント製造の英ネイチャーズ・エイドを同日付で買収したと発表した。シュターダは収益力の高いブランド品事業を強化しており、その方針に基づいてビタミ […]

鉱工業界の設備投資、昨年は3.5%増加

ドイツ連邦統計局が16日発表した国内鉱工業界の2015年の設備投資額は前年比3.5%増の598億ユーロとなり、08年に記録した過去最高(600億ユーロ)に大きく近づいた。伸び率が最も大きかった業界はゴム・樹脂製品で16.

メルク―営業益見通し引き上げ―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は15日の決算発表で2016年12月期の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)見通しを引き上げた。製薬部門で中止となった研究プロジェクトの引当金およそ4,000万ユーロを取り

痴呆症患者の治験参加基準を緩和へ

独連邦議会(下院)は11日、痴呆症患者が治験に参加する際のハードル引き下げを柱とする法案を可決した。これまでは患者本人にメリットがなければ認められなかったが、今後は一定条件を満たせばメリットがなくても治験を行えるようにな

ノバルティス―眼科部門アルコン売却も―

スイス製薬大手のノバルティスが眼科部門アルコンの放出を視野に入れ始めた。イェルク・ラインハルト社長が現地紙に明らかにしたもので、売却を含むあらゆる選択肢を検討する意向だ。 ノバルティスは2008年から15年にかけて、食品

化学・製薬業界に危機感、研究開発費の税優遇など要求

独化学工業会(VCI)は14日、同国の化学・製薬産業を支援するために政府は研究開発費の税優遇措置などを導入すべきだと要求した。世界的に競争が厳しさを増していることを受けたもので、技術革新を促進する体制の構築が必要だとして

ベーリンガーの買収計画、欧州委が条件付き承認

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、独製薬大手のベーリンガー・インゲルハイムが仏サノフィの動物用医薬品事業を取得する計画を条件付きで承認したと発表した。ベーリンガーは一部の製品を手放すことを求められる。 この買収は両社が

製薬大手リヒター、バイオ後続品で初の承認勧告

ハンガリーの製薬最大手リヒター・ゲデオンは14日、米イーライリリーの骨粗しょう症治療薬「フォルテオ(一般名:テリパラチド)」のバイオシミラー(バイオ後続品)「テロサ」が欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)から

ベーリンガーのサノフィ動物薬事業取得、条件付きで承認

欧州委員会は9日、独製薬大手のベーリンガー・インゲルハイムが仏サノフィの動物用医薬品事業を取得する計画を条件付きで承認したと発表した。ベーリンガーは一部の製品を手放すことを求められる。 この買収は両社が昨年12月に合意し

シーメンス、医療機器部門を上場へ

電機大手の独シーメンスは10日、医療機器部門「シーメンス・ヘルシニアーズ」を上場する方針を明らかにした。事業拡大に必要な資金をヘルシニアーズが自ら調達し、市場の変化や顧客ニーズに速やかに対応できるようにする狙いがある。新

メルク―中国に医薬品工場―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は4日、上海北部の南通市で医薬品工場の竣工式を行った。中国需要の拡大を見据えた措置。これまでは同国に医薬品を輸出してきたが、今後は現地での生産に乗り出す。 メルクは2013年、

化学業界が売上予測引き下げ、今年4度目

独化学工業会(VCI)は2日、独業界(製薬を含む)の今年の売上高を従来予測の「前年比1.5%減の1,860億ユーロ」から「同3%減の1,830億ユーロ」へと引き下げた。下方修正は3月、5月、7月に次いで4度目。出荷価格が

ハンガリー製薬大手エギス、新製品開発に向け拠点拡張

ハンガリー製薬大手エギス(Egis)が西部のケルメンドにある拠点を拡張する。複数の現地メディアが先ごろ報じたもので、生産施設を新設して既存の成分を用いた半固形剤を生産する予定。投資額55億フォリント(約1,800万ユーロ

オリンパス、トルコなどを統括する新会社を設立

オリンパスは7日、トルコなど中東・アフリカ地域の統括会社をドバイに設立すると発表した。同社製品を活用する医療産業、航空産業、資源産業の需要が拡大していることを受け、新規顧客を獲得し、さらに幅広い製品を提供していく。 新会

メルク―バイオシミラー事業を売却か―

製薬大手の独メルクがバイオシミラー(バイオ医薬品の後続品)事業の売却に向けて動き出したとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として10月28日に報じたもので、米投資銀行JPモルガン・チェースに売却先候補の模索

CROサービスのリニカル、ポーランドに法人設立

医薬品の開発業務受託(CRO)を手掛けるリニカル(本社:大阪)は10月28日、ポーランド法人を設立したと発表した。欧州事業を統括する独法人リニカル・ヨーロッパ・ホールディングと、その子会社であるリニカル・ヨーロッパが共同

バイエル―処方薬事業が好調、6%の営業増益に―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が10月26日発表した2016年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は26億8,200万ユーロとなり、前年同期比で6.0%増加した。主力

アステラス製薬―独社を買収、がん事業強化へ―

アステラス製薬は10月28日、ドイツのバイオ医薬品開発企業ガニメド・ファーマシューティカルズを株主から完全買収することで合意したと発表した。中核事業のがん治療薬分野で開発パイプラインを拡充する。数週間以内の買収手続き完了

アステラス製薬が独社買収、がん事業強化へ

アステラス製薬は28日、ドイツのバイオ医薬品開発企業ガニメド・ファーマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。中核事業のがん治療薬分野で開発パイプラインを拡充する。数週間以内の買収手続き完了を見込む。 アステ

バイエルが18%増益、処方薬事業が好調

独製薬・化学大手のバイエルが26日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は11億8,700万ユーロで、前年同期から18.8%増加した。主力の処方薬部門と、法的に分離した樹脂子会社コベストロが好調で、収益を

CROサービスのリニカル、ポーランド法人設立

医薬品の開発業務受託(CRO)を手掛けるリニカル(本社:大阪)は28日、ポーランド法人を設立したと発表した。欧州事業を統括する独法人リニカル・ヨーロッパ・ホールディングと、その子会社であるリニカル・ヨーロッパが共同で全額

サイトトゥールズ―治験やり直しに―

独バイオ企業サイトトゥールズ(ダルムシュタット)は21日、主力医薬品「デルマプロ(Dermapro)」の治験をやり直すことを明らかにした。同薬の製造委託先企業の不手際が原因となり治験の最終段階で薬効を確認できなったため。

ハンガリー製薬リヒター、DMビオと抗がん剤のライセンス契約

ハンガリーの製薬最大手リヒター・ゲデオンは19日、同業の日韓合弁企業DMビオのバイオシミラー(バイオ後続品)である抗がん剤「トラスツズマブ」の技術移転及びライセンス契約を結んだと発表した。同剤の開発継続と商業化を行うとと

高額医薬品の薬剤費抑制へ、上市後1年以内でも薬価交渉対象に

ドイツ政府は12日の閣議で、医薬品供給強化法案を了承した。画期的な新薬の開発意欲を削がないようにするとともに、健康保険の薬剤費支出を抑制することが狙い。連邦議会(下院)の決議を経て来年から施行される見通しだ。 医薬品市場

BASF―7-9月期利益がアナリスト予想を上回る水準に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は11日、2016年7-9月期(第3四半期)暫定決算の営業利益(EBIT、特別要因を除く)が前年同期比5.4%減の15億ユーロに縮小したものの、アナリスト予想平均(13億ユ

メルク―新製品売上で40億ユーロを目標に―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は13日、今後市場に投入する新製品の売上高で2022年までに計40億ユーロを確保するとの目標を発表した。製薬部門で20億ユーロ、試薬などのライフサイエンスと液晶などのパフォーマ

ハンガリー独禁当局、米ファイザーに課徴金

ハンガリーの経済競争局は先ごろ、米製薬大手ファイザーに対し5,000万フォリント(約16万ユーロ)の課徴金を勧告することを決定した。同社が販売する子供向け錠剤の効能に関する表示に誇大表現が見つかったことを問題視した。ファ

ベーリンガー―米動物薬事業を部分売却―

製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは5日、米国の動物用医薬品事業の一部を米同業イーライリリーに売却することで合意したと発表した。取引金額は8億8,500万ドル。ベーリンガーは仏サノフィの動物薬事業を取得する条件とし

エボニック

特殊化学大手の独エボニックは6日、モノのインターネット(IoT)の業界団体である米「産業インターネット・コンソーシアム(IIC)」に加盟したと発表した。IICに化学企業が参加するのは同社が初めて。エボニックのデジタル戦略

アラガンの英・アイルランド後発薬事業、印企業に売却

後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)は5日、買収した米製薬大手アラガンの英、アイルランドの後発薬事業をインド製薬大手インタス・ファーマシューティカルズに売却すると発表した。同買収の条件として

ベーリンガー、米動物薬事業を部分売却

独製薬大手のベーリンガー・インゲルハイムは5日、米国の動物用医薬品事業の一部を米イーライリリーに売却することで合意したと発表した。取引金額は8億8,500万ドル。ベーリンガーは仏サノフィの動物薬事業を取得する条件として、

10月1日付の法令改正

・3種類以上の医薬品を処方された患者は投薬計画の請求が可能に。投薬計画は当初、紙に書かれたものに限られるが、2018年からは患者が希望すれば電子健康保険カードを使った呼び出しも可能に ・紙に手書きの署名という書式でなくて

バイエル―腎臓病治療薬開発でエボテックと提携―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は21日、腎臓病治療薬の開発で独バイオ企業エボテックと提携したと発表した。提携期間は5年で、特に慢性腎臓疾患に焦点を当てる。両社は子宮内膜症の新薬開発でも提携しており、協力分野を拡大

公的健保の薬剤費支出、昨年は過去最高の369億ユーロに

ドイツの公的健康保険の薬剤費支出が昨年は前年比約4%増の369億ユーロとなり過去最高を更新したことが、地域別一般健保組合(AOK)の調査機関WIdOの最新レポートで分かった。後発医薬品に比べて高額な特許薬で上昇幅が大きい

Bayer;バイエル、腎臓病治療薬開発でエボテックと提携

製薬大手の独バイエルは21日、腎臓病治療薬の開発で独バイオ企業エボテックと提携したと発表した。提携期間は5年で、慢性腎臓疾患の治療薬を主な対象とする。両社は子宮内膜症の新薬開発でも提携しており、協力分野を拡大することにな

バイエル―業績向上見通しをアピール―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は20日、すべての事業部門で売上高と利益率が中期的に上昇するとの見通しを明らかにした。同社は農業化学大手の米モンサントを買収することで14日に合意。これを受け米スタンダー

医薬品卸8社に立ち入り調査、カルテル疑惑で

ドイツ連邦カルテル庁は14日、医薬品卸業者8社を対象に立ち入り調査を実施した。違法なカルテルを結んでいた疑いがあるためで、広報担当者はメディアの問い合わせに、関与企業は顧客を相互に奪い合わないことを取り決めていた疑いが持

サノフィ、糖尿病治療で米社と合弁

製薬大手の仏サノフィは12日、米IT大手アルファベットのライフサイエンス子会社ベリリー・ライフサイエンシズと糖尿病治療分野の合弁会社を設立すると発表した。糖尿病患者の数は世界的に拡大していることから、両社はそれぞれの強み

AGC旭硝子―独バイオ医薬品製造受託会社を買収―

AGC旭硝子は6日、バイオ医薬品製造受託業(CMO)大手の独バイオミーバを8月に完全子会社化したと発表した。ライフサイエンス分野の事業地域を拡大するとともに、提供サービスの拡充を進めていく。買収金額は明らかにしていない。

化学業界第2四半期売上1.6%減に、下半期も低迷見通し

独化学工業会(VCI)が6日発表した2016年第2四半期(4~6月)の独業界売上高(製薬を含む)は前期比で1.6%減となり、4四半期連続で落ち込んだ。国内の製造業生産が低迷しているうえ、国外需要も低調なためで、前年同期比

電機業界の受注・生産・売上が大幅減少

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月比6.1%減と大きく落ち込んだ。生産高と売上高も減少幅が大きく、ZVEIのチーフエコノミストは「独電機業界の景気は勢いが弱まった」との見方を示し

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