機械

シーメンス、チェコ発電機工場に2.6億ユーロ

電機大手の独シーメンスは先ごろ、チェコ南西部のドラーソフに持つ工場を拡充する計画を明らかにした。2億6,000万ユーロを投じ、発電機や電動モーターの生産施設の近代化と拡張を行う。来年中に着工し、2019年末に完成する予定 […]

機械部品の独グルーナー、セルビア工場を強化

機械部品メーカーの独グルーナーは先ごろ、セルビア南部のヴラソティンツェ工場の拡張を完了した。メディア報道によると、投資額は650万ユーロに上った。 新しい工場棟は面積3,000平方メートル。受配電設備などに使われるスイッ

JFEエンジ、リトアニアの廃棄物発電プラント受注

JFEエンジニアリングは10月25日、独子会社のスタンダードケッセル・バウムガルテ(SBG)がリトアニアのカウナス市で同国最大の廃棄物発電プラントを受注したと発表した。プラントの主要機器である炉・ボイラー設備一式を納入し

椿本チエイン、欧州2番目の工場をチェコに開設

椿本チエインは24日、欧州2番目の工場をチェコ中部のコリーンに開設したと発表した。新工場の敷地面積は4万1,000平方メートル。自動車エンジンのタイミングチェーンや4輪駆動車用トランスファーチェーンを生産し、欧州に拠点を

自動車部品の加リテンズ、ルーマニアに工場開設

自動車のパワートレイン部品を手掛けるカナダのリテンズは10月24日、欧州第2工場をルーマニア西部のティミシュに開設した。新工場の床面積は7,500平方メートル。最初の2年間はアフターマーケット製品のみを生産し、その後純正

Smart Production

生産技術の将来の課題に取り組むためのイノベーションセンター。独ザクセン州のケムニッツにあるフラウンホーファー工作機械プレス技術研究所(IWU)内で9月8日に開設された。生産のデジタル化における産学連携の強化を目的とし、大

ゼネラル・エレクトリック―独R&D拠点閉鎖へ―

電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)がミュンヘン近郊ガールヒングの拠点内にある研究開発(R&D)施設を閉鎖する。業績不振を受けてコスト削減圧力が高まっているためで、同社は上海とリオデジャネイロのR&#0

アイクストロン―米国事業の部分売却を当局が承認―

半導体製造装置の有力メーカーである独アイクストロンSE(ヘルツォーゲンラート)は24日、米子会社(アイクストロンInc)がメモリーチップ製造装置事業を韓国同業ユージーン・テクノロジーズ(Eugene Technology

独クノールブレムゼ、ハンガリー鉄道ブレーキ工場を拡張

独ブレーキ製造大手クノールブレムゼは17日、鉄道用ブレーキシステムを生産するハンガリーのブダペスト工場の拡張工事を完了し開所式を行った。投資額は52億8,000万フォリント(1,700万ユーロ)。6,500平方メートルの

露ガスプロムネフチ、セルビア子会社に3億ユーロ投資

露ガスプロムの石油子会社ガスプロムネフチ(サンクト・ペテルブルク)は23日、傘下のセルビア石油産業(NIS、ノヴィ・サド)の運営するパンチェヴォ製油所で、深度接触分解(DCC)設備の設置工事に着手したと発表した。同製油所

三菱重工傘下の英社、トルコで納入の冷間圧延設備が稼働

三菱重工傘下の英鉄鋼エンジニアリング大手プライメタルズ・テクノロジーズは23日、トルコの鉄鋼メーカーであるトルヤル・トーヨー(イスタンブール)に納入した冷間圧延総合設備が稼働したと発表した。同国南西部のオスマニエ工場向け

トルコの産業機械メーカー、ウズベキスタンに新工場

トルコの産業機械メーカー、DALテクニク・マキーナ(DAL Teknik Makina)がウズベキスタン東部のアングレン経済特区に金属構造材工場を建設する。来年5月に第1期工事が完了し、年産能力1万2,000トンの設備が

FFTプロドクティオンスジステーメ―中国企業が買収か―

独中堅機械メーカーFFTプロドクティオンスジステーメ(フルダ)を中国企業が買収する公算が高まっているもようだ。消息筋の情報としてロイター通信が12日、報じた。 FFTは自動車、航空機、白物家電メーカー向けの生産設備を手が

機械業界が韓国のビザ政策を批判

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は16日、韓国が数カ月前に導入した新しいビザ政策が独機械業界の重荷になっていると批判した。機械の設置や修理目的で同国に派遣する技術者にビザの取得が義務づけられたためで、VDMAのウルリヒ・ア

「労働時間の自己決定権」を金属労組が要求へ

自動車・電機産業の被用者が加盟する金属労組IGメタルの執行部は10日、11月に始まる次期労使交渉で、労働時間を一定期間短縮する権利を認めるよう雇用者団体ゲザムトメタルに要求する方針を固めた。ワークライフバランスを重視する

三菱重工傘下の英社、露製鉄所の近代化完工

三菱重工業傘下の英鉄鋼エンジニアリング大手プライメタルズ・テクノロジーズは10日、ロシアのアビンスク製鉄所の近代化工事を完工したと発表した。これによってビレット(鉄塊)の年産能力が30万トン増強されるほか、より高品質な鋼

英BAEが2千人削減、戦闘機の受注低迷で

欧州防衛大手の英BAEシステムズは10日、英国内で約2,000人を削減すると発表した。主力の戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」の受注が低迷していることなどを受けたもので、今後3年間で実施する。 ユーロファイターは同社

スイスのマクソンモーター、ハンガリー工場拡張

スイスの電動モーターメーカー、マクソンモーターがハンガリー西部のヴェスプレーム工場の拡張を計画している。同国のシーヤールト外務貿易相が4日明らかにしたもので、投資額42億フォリント(約1,350万ユーロ)のうち10億フォ

ヤンマーがトルコに新会社設立、発電機と農機の需要取り込み

ヤンマーは5日、トルコのイズミールに発電機と農業機械の販売を手がける現地法人を設立したと発表した。建設ラッシュの同国で常用・非常用発電機の需要を取り込むとともに、農業従事者の不足を補える高機能な農業機械を提案していく。

ヤンマーがトルコに新会社設立、発電機と農機の需要取り込み

ヤンマーは5日、トルコのイズミールに発電機と農業機械の販売を手がける現地法人を設立したと発表した。建設ラッシュの同国で常用・非常用発電機の需要を取り込むとともに、農業従事者の不足を補える高機能な農業機械を提案していく。

GEA―食品加工機械メーカーを買収―

食品、化学などプロセス産業向けの機械を手がける独GEAグループ(デュッセルドルフ)は9月26日、伊同業パバン(Pavan)を欧州投資会社アルファ・グループから取得することで合意したと発表した。食品加工機械分野で製品の幅を

8月機械受注10%増に、ユーロ圏がけん引

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が9月28日発表した独業界の8月の新規受注高は前年同月比で実質10%増加した。国外が15%拡大。ユーロ圏(ドイツを除く)は23%の伸びを記録した。ユーロ圏外は13%増だった。 国内受注は1%

チェコ・エンジニアリングのVPE、地元不動産会社に売却

今年8月に倒産したチェコのエンジニアリング大手、ヴィトコヴィツェ・パワー・エンジニアリング(VPE、オストラバ)の中核事業の売却先が同国不動産会社のタクストン・プロパティ(プラハ)に決まった。取引額は明らかにされていない

露カラシニコフが「フライングカー」開発、用途は不明

ロシアの武器メーカー、カラシニコフは9月25日、同社が開発した空飛ぶ乗り物「フライングカー」の試作機のビデオ映像をインターネットで公開した。公表された機体は1人乗りで、8つのローターを回転させて飛行する。同社の担当者は国

シーメンス、鉄道部門を仏アルストムと統合

電機大手の独シーメンスは9月26日、鉄道事業などからなるモビリティソリューション部門を仏鉄道車両・設備大手のアルストムと統合することで基本合意したと発表した。中国国営2社の合併で誕生した中国中車(CRRC)が世界で圧倒的

ABB、GEの産業ソリューション部門を買収

スイス電機大手のABBは9月25日、米同業ゼネラル・エレクトリック(GE)から産業ソリューション部門を26億ドルで取得することで合意したと発表した。高圧・低電圧機器やソーラーインバーター、電気自動車充電インフラを手がける

BASF(化学)―表面加工のベンチャーに出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は20日、投資子会社BASFベンチャー・キャピタルを通して表面加工技術の新興企業アプライド・ナノ・サーフェシズ・スウェーデン(ANS)に出資すると発表した。出資額と出資比率

3Dプリンターで臓器作成、医師の27%が30年実用化見込む

人間の臓器を作製する「バイオ3Dプリンター」が2030年までに実用化されると、ドイツの医師の27%が考えていることが、情報通信業界連盟(Bitkom)と独医師会ハルトマンブントの共同アンケート調査で分かった。「開発段階に

独機械製造ハウニ、ハンガリー拠点を拡張

独機械メーカーのハウニ(Hauni)がハンガリー南部ペーチの生産拠点を拡張する。中東欧専門紙『nov-ost.info』が19日、同社筋の情報として報じた。拡張を通じ2018年末までに従業員を200人増員する計画だ。 ハ

トルンプ―I4.0のデモ工場をシカゴに開設―

工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)は12日、技術センター「トルンプ・スマート・ファクトリー」を米シカゴに開設したと発表した。米国市場の開拓を強化することが狙いで、つながる工場「インダストリー4.0(I4.0)」の

バイエル―ピンポイント農薬散布技術開発でボッシュと協業―

農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は14日、電子機器大手の独ボッシュと3年間の研究開発協業で合意したと発表した。農薬をピンポイントで雑草にのみ散布する「スマート・スプレーイング」技術を開発する。11月にハノーバー

シーメンス―自動運転列車を最大5.5億ユーロで受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が墺ウィーンの交通当局から完全自動運転列車を受注した。同当局が12日、明らかにしたもので、競合ボンバルディアに入札で競り勝った。 車両を納入するほか、保守点検も請け負う。受注総額は最大

ユングハインリヒ

独フォークリスト大手のユングハインリヒが国外に工場を設置する計画だ。ドイツはコスト高で規制も強いため、東欧でコスト低く規制が弱い国に工場を設置する方向で調査を開始した。ハンスゲオルク・フライ社長が証券サイト「ベルゼ・オン

独機械業界、18年生産成長率3%見込む

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は14日、独業界の2018年の生産成長率が実質3%となり、今年(同3%見通し)と同じ大きな伸びになるとの予測を発表した。現在の景気拡大が来年も続くと予想している。 足元の国内市場は大幅に成長

東芝、トルコへの地熱発電設備納入に向け交渉権獲得

東芝は19日、トルコ電力大手ゾルルエナジー(Zorlu Energy)に対する地熱発電用蒸気タービン及び発電機の納入で交渉権を獲得したと発表した。2020年までに建設予定の3案件が対象で、合計出力は120メガワット相当と

VW

自動車部品大手フォルクスワーゲン(VW)グループのマティアス・ミュラー社長は米『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙のインタビューで、一部事業からの撤退を検討するチームを立ち上げたことを明らかにした。検討対象となるのはグ

ポーランドの産業ロボット売上、年率30%で増加

ポーランドで産業用ロボットの売り上げが年率30%の割合で増えている。現地紙『ワルシャワ・ボイス』が6日報じたもので、深刻さを増す労働力不足が背景にある。 今年上半期の機械設備投資は前年同期比1.3%増の253億ズロチ(約

露ソーラー企業のヘヴェル、現代と提携

ソーラーパネルの製造から発電所の設置・運営までを一貫して手掛けるロシアのヘヴェル・グループ(Hevel)は6日、韓国現代グループおよびロシア極東投資輸出促進庁と、ハイブリッド発電所の設置における提携で基本合意したと発表し

東芝、ロシア郵便から税関システム受注

東芝は7日、国営ロシア郵便から税関処理の自動システムを10億円で受注したと発表した。タタールスタン共和国のカザン国際空港の交換局に納入し、11月に稼働を開始する。同社はまた、ロシア郵便と郵便・物流システム事業で戦略的な協

AGCO―「フェント」の電動トラクターを来年投入―

「フェント」ブランドの農機を手がける米AGCOの独子会社AGCO GmbH(マルクトオーバードルフ)が電動トラクターを来年、市場投入する。同子会社のペーターヨーゼフ・パッフェン社長が8日、明らかにしたもので、除雪車として

ボルタボックス―今秋IPOへ―

自動車部品・センサーメーカーである独パラゴンの電池子会社ボルタボックスは11日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。電池市場の成長を背景に受注が極めて好調なことから、今秋にも上場基準が厳しいフランクフルト証券取引所の「

ティッセンクルップ―プラント部門で従業員追加削減―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は8月31日、プラント建設や造船などを手がける産業ソリューション部門で従業員1,000人を追加削減すると発表した。厳しい市場競争を背景に業績が悪化しているためで、以前に打ち

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