環境

8月1日付の法令改正

・男女の給与格差是正に向けた給与の透明性向上法が施行。同等の仕事をする同僚グループの平均給与(ボーナス、社用車の供与を含む)について知る権利を被用者に認める。対象となるのは従業員数200人超の企業。労使協定賃金が適用され […]

ボッシュ―中国に新工場、EV用ブレーキ倍力装置製造へ―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は1日、中国に新工場を建設すると発表した。同国で電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの環境対応車が急速に増えていることに対応。これらの車両に見合った「iブースター」

フォード―旧型ディーゼル車の買い取りキャンペーン―

米自動車大手フォードの独法人フォード・ヴェルケ(ケルン)は1日、旧型ディーゼル車の持ち主がフォード車を購入すれば、2,000~8,000ユーロを提供する買い取りキャンペーンを発表した。ドイツでは有害物質の排出量が多い旧型

BMWがダイムラーとの協力協議を凍結か、カルテル通報で不信感

高級車大手のBMWが競合ダイムラーとの新たな協力に向けた協議を凍結するもようだ。両社を含む独自動車5社が長年、カルテルを結んでいたとされる問題で、ダイムラーが数年前に当局に通報していたとの観測が浮上しているためだ。両社は

ポルシェ「カイエン」に違法ソフト、独当局がリコール命令

ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相は7月27日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のポルシェに対しSUV「カイエン」のディーゼル車をリコールするよう命じたと発表した。違法なソフトウエアの搭載が確認されたためで

電力消費量の35%は再生エネ、洋上風力がけん引

ドイツの電力消費量に占める再生可能エネルギー電力の割合が今年上半期に過去最高の35%(暫定値、前年同期比2ポイント増)に達したことが、独エネルギー水道産業連合会(BDEW)などの調べで分かった。洋上風力発電が47.5%増

ポーランド、再可エネ割当率の引き上げを計画

ポーランド政府は、電力会社に対する再生可能エネルギー(RPS)割当比率を来年から2ポイント引き上げ18%とする方針だ。ただ、現状では電力源証書(グリーン証書)の購入で容易に義務を果たせるため、再可エネ支援にはつながらない

ガソリン・ディーゼル車販売、英も40年から禁止

英政府は26日、国内の大気汚染対策として、ガソリン車、ディーゼル車の販売を2040年から禁止すると発表した。欧州ではフランスが同様の規制を打ち出したばかりで、このような動きが一段と強まりそうだ。 英国では自動車が排出する

小売大手アルディが使い捨てレジ袋全廃、紙製も

独ディスカウントスーパー大手のアルディは24日、使い捨てのレジ袋を来年末までに全廃する計画を明らかにした。樹脂製だけでなく紙製の使い捨てレジ袋も廃止。今後は何度も使用できる強度の高い樹脂製の袋だけを販売する。 樹脂製のレ

ソラリス、伊社から電動バス22台受注

ポーランドのバス製造大手ソラリス は14日、イタリアの交通事業者2社から電動バス「ウルビーノ12エレクトリック」を計22台、受注したと発表した。ATBベルガモに12台、ATMミラノに10台を納入する。両社に納車する電動バ

セルビアでEV充電施設整備、汎欧州回廊沿いに5カ所

セルビア初の電気自動車(EV)向け充電施設が20日、マケドニア国境近くのプレセヴォ高速道路料金所に設置された。セルビア政府によると、オーストリアのザルツブルクからギリシャのテッサロニキに至る汎欧州輸送回廊10号線の国内区

アウディ―ディーゼル車85万台をリコール―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は21日、ディーゼル車85万台をリコールすると発表した。ディーゼル車は有害な窒素酸化物(NOx)を多く排出することから都市部での走行制限が議論されてい

独自動車5社に大規模なカルテル疑惑

ドイツの大手自動車メーカーが長年にわたって違法なカルテルを締結していた疑いが浮上している。最大手フォルクスワーゲン(VW)が独禁当局に通報した際に提出した文書をもとに週刊誌『シュピーゲル』が21日に報じたもので、戦後ドイ

独自動車メーカー、大規模なリコール相次ぐ

ドイツの自動車メーカーがディーゼル乗用車の大規模なリコールを実施する。走行制限をめぐって需要が大きく落ち込み、各社の将来に影を落としているためで、ダイムラーは18日、欧州全体で300万台以上を自主的にリコールすると発表。

スズキに排ガス不正の疑い、オランダ当局が調査

オランダ陸運局は10日、スズキと欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が排ガス規制を逃れるため、多目的スポーツ車(SUV)に不正なソフトウエアを搭載していた疑いがあるとして、調査を開始すると発

卸売物価の上げ幅2カ月連続で縮小、6月2.5%に

ドイツ連邦統計局が12日発表した6月の卸売物価指数は前年同月比2.5%増となり、2カ月連続で上げ幅が縮小した。石炭・石油製品の上昇率が6.0%から1.3%へと低下したことが反映された格好。卸売物価は昨年10月に上昇へと転

ポルシェ―ディーゼル車の廃止を視野に―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェがディー(シュツットガルト)ゼル車の廃止を選択肢の1つとして検討している。オリファー・ブルーメ社長がロイター通信に明らかにしたもので、2010年代末までに決定を下す見通しだ

ソーラーワールド―従業員を一時解雇へ―

5月に経営破たんした太陽電池モジュール大手の独ソーラーワールド(ボン)は17日、従業員の多くを8月1日付で一時解雇(レイオフ)する意向を明らかにした。労働局による給与の立替支給が打ち切られる7月末までに新たな投資家を確保

メルセデス車にも違法ソフト搭載疑惑、陸運局が検査へ

独ダイムラーの乗用車ブランドである「メルセデス」のディーゼル車に排ガスを不正に操作するソフトウエアが搭載されているとの疑惑が浮上している。『南ドイツ新聞(SZ)』などが報じたもので、事態を重くみたアレクサンダー・ドブリン

EV・PHVなどの新車登録、上半期は2倍強に

独自動車工業会(VDA)は11日、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)の上半期の国内新車登録台数が2万2,465台となり、前年同期比で113%増加したことを明らかにした。これらの車

ポーランドと中国が関係強化へ、原子力分野でも提携

中国がポーランドと関係強化を目指している。全国人民代表大会(全人代)常務委員の張徳江委員長は12~16日にかけてポーランドを訪問し、シドウォ首相やドゥダ大統領など政府要人を始めとする有力議員と会談。13日にはクフチンスキ

独BMW、チェコに自動車試験センター設置か

高級車大手の独BMWが数十億コルナを投じ、チェコに自動車試験センターを新設するもようだ。日刊紙『ムラダー・フロンタ・ドゥネス』が14日、ピルニー財務相と消息筋の情報として伝えた。BMWが重点を置く電気自動車(EV)・自動

シベリアにブラックホール続出~ロシア

今年もシベリア北東部のヤマル半島で、またもやツンドラ(永久凍土)の大地が破裂し「ブラックホール」を開けている。正確な原因は分かっていないが、専門家らは気温上昇で地中に閉じ込められていたメタンガスが爆発したと推測している。

充電インフラ運営 スロバキア

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)向けの充電インフラを運営するスロバキア最大手。充電サービスの提供のほか、事業者向けに設備の販売や貸与を行う。設置する充電器は直流(DC)及び交流(AC)充電が可能で、

エーオンとMOL、ルーマニアでEV充電施設を整備

独エネルギー大手エーオンとハンガリーの石油ガス最大手MOLはこのほど、ルーマニアで電気自動車(EV)向けの重電施設を40カ所に設置する計画を明らかにした。2020年までにエーオンが19カ所、残りをMOLが設置する。資金に

スズキに排ガス不正の疑い、オランダ当局が調査

オランダ陸運局は10日、スズキと欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が排ガス規制を逃れるため、多目的スポーツ車(SUV)に不正なソフトウエアを搭載していた疑いがあるとして、調査を開始すると発

仏政府、ガソリン・ディーゼル車販売を40年までに中止

フランス政府は6日、国内でのガソリン車、ディーゼル車の販売を2040年までに打ち切るという目標を設定したと発表した。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の順守に向けた二酸化炭素(CO2)排出削減策の一環で、フランスのメ

サンデン―CO2冷媒コンプレッサーをダイムラーに供給―

サンデンは7日、二酸化炭素(CO2)冷媒を採用したカーエアコン用新型コンプレッサーを欧州高級車大手のダイムラーに5月から供給を開始したと発表した。CO2冷媒コンプレッサーを量産車向けに本格供給するのは世界で初めて。CO2

シーメンス―蓄電ソリューションで米AESと合弁―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は11日、蓄電ソリューションの合弁会社を米電力大手AESと共同で設立すると発表した。今後の市場の拡大を見据えた取り組みで、世界160カ国以上で両社の製品とサービスを提供していく。第4四

国産第一号車はEVに=トルコ産業相

トルコのエズリュー科学産業技術相は9日、民放CNNトルコの取材に対し、開発中の国産車の第1号モデルが電気自動車(EV)になる可能性が強いと明らかにした。世界の市場動向から、EV開発に力を入れるほうが得策と判断したもようだ

パクシュ原発拡張プロジェクトで初の大型入札

ロシア原子力公社(ロスアトム)のエンジニアリング子会社で、ハンガリー・パクシュ原子力発電所の拡張プロジェクトを受注したASEが、タービン発電機2基の入札手続きを開始した。出力は各1,200メガワット。このプロジェクトに関

チェコのリグラス、キルギスで水力発電所建設を受注

キルギス共和国のナルン川上流域カスケード型水力発電所建設計画で、チェコのリグラス(Liglass)・トレーディングは10日、同国政府と、建設・稼動・保守契約を結んだ。カスケード型発電所を構成するアクブルン発電所とナルン川

仏政府、ガソリン・ディーゼル車販売を40年までに中止

フランス政府は6日、国内でのガソリン車、ディーゼル車の販売を2040年までに打ち切るという目標を設定したと発表した。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の順守に向けた二酸化炭素(CO2)排出削減策の一環で、フランスのメ

ボルボ・カーズ、エンジン車発売を19年に打ち切り

スウェーデンの高級車大手ボルボ・カーズ(イエテボリ)は5日、2019年以降に発売する車両を電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)に絞り込むことを明らかにした。純粋なディーゼル車とガソリン車は同年以降、従来からのモデル

ダイムラー、中国合弁に6.5億ユーロ投資

独自動車大手のダイムラーは5日、中国同業の北京汽車(BAIC)と共同で、中国の合弁会社北京ベンツ・オートモーティブ(BBAC)に約50億人民元(6億5,500万ユーロ)を投資することで合意したと発表した。電気自動車(EV

6月の乗用車新車登録3.5%減に、上期は3.1%増加

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した6月の乗用車新車登録台数は前年同月比3.5%減の32万7,693台となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。祝日の関係で比較対象の2016年5月に比べ営業日数が2日少なかったことが響いた。上

再生エネの利用比率、上半期は15.2%に上昇

再生可能エネルギー全国連盟(BEE)が2日発表したドイツ国内での上半期の再生可能エネルギー使用量は217.05テラワット時(TWh)となり、前年同期比で4.5%増加した。エネルギー消費量全体に占める割合は15.2%で、前

米GE、ルーマニアCHPプラントの主要設備を受注

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は6月27日、ルーマニア国営ガス会社ロムガスから、同国中部ムレシュ県のイエルヌト天然ガス火力発電所に新設される熱電併給(CHP)プラント向けの主要設備を受注したと発表した。高効率の6F.

独復興金融公庫とスイス、セルビアのバイオマス計画を支援

ドイツ復興金融公庫(KfW)がスイス政府と共同で、セルビアのバイオマス・プロジェクトを支援する。同プロジェクトは国内の熱供給プラントの燃料を化石燃料から再生可能エネルギーに切り替える事業の第一弾で、投資額2,700万ユー

独センビオン、セルビアで風力発電設備受注

風力発電設備大手の独センビオンは先ごろ、ベルギーの再生可能エネルギー会社エリシオから、セルビア北東部のアリブナル風力発電パーク向けに発電機を受注したと発表した。発電出力2,000キロワットの「MM100」発電機21基を納

岩塩鉱跡を世界最大の蓄電池に

岩塩鉱跡を巨大な蓄電池として利用するプロジェクトに、北ドイツのエネルギー事業者EWEが取り組んでいる。実用化に成功すれば電力需給の重要な調整役となり、再生可能エネルギー電力の普及に弾みをつけそうだ。同社によると、同蓄電池

ロスアトム、風力発電事業でサウジ企業と提携へ

ロシア原子力公社(ロスアトム)は21日、傘下のロスアトム・インターナショナル・ネットワークがサウジアラビアのゼネコン大手アル・ヤママと風力発電開発での提携に関する覚書を交わしたと発表した。サウジでの風力発電所建設や運営な

チェコEV販売伸びず、優遇措置欠如が理由か

国内最大のネットショップが電気自動車(EV)の販売を開始したチェコだが、これまでのところ、EVの全体的な売れ行きは思わしくない。性能がエンジン車に追いついていないことや充電インフラの整備が進んでいないことに加え、優遇措置

ベラルーシとリトアニアの対立が激化、新原発をめぐり

ベラルーシが建設中のアストラヴェツ原子力発電所をめぐり、同国と隣国リトアニアの対立が激化している。リトアニア議会は15日、同原発を「国家安全保障上の脅威」と位置付ける決議案を全会一致で可決した。こうした懸念を強くアピール

上部へスクロール