環境

ノルウェーの政府系ファンドがVW提訴へ

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)を株主のノルウェー政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金」が提訴する方針だ。同社のディーゼル車排ガス不正問題で株価が下落し、損失を被ったためで、損害賠償の支払いを請求する。英『フィ […]

トタル―電池メーカー買収へ―

石油メジャーの仏トタル(クールブヴォア)は9日、電池製造の仏サフトを買収することで合意したと発表した。トタルは再生可能エネルギー事業を強化しており、その普及拡大に欠かせない蓄電池事業を強化する考えだ。 株式公開買い付け(

「補助金付でもEVは高すぎる」=消費者調査

電気自動車(EV)や燃料電池車といった電気駆動車の購入者に補助金を支給するというドイツ政府の計画は消費者の大半に受け入れられない可能性が高いようだ。市場調査大手GfKが4月初旬に実施したアンケート調査によると、「電気駆動

エストニアのネルヤ、リトアニアで風力発電所が稼働

エストニアの再生可能エネルギー会社であるネルヤ・エネルギア(Nelja Energia)は9日、リトアニア西部のシルーテで風力発電所が稼働したと発表した。投資額は1億ユーロだった。 高さ110メートル、直径120メートル

エネルギー消費のCO2排出、EU全体で0.7%増

EU統計局(ユーロスタット)が3日公表したEU域内のエネルギー消費に伴う二酸化炭素(CO2)排出量に関するリポートによると、2015年は化石燃料の燃焼によるCO2排出量が前年比で0.7%増加した。国別にみると、EU28カ

ボッシュ―VW排ガス問題で引当金―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は4月27日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題に絡んで引当金を計上したことを明らかにした。VWは排ガスの不正制御に用いたソフトウエアをボッシュから調達して

乗用車新車登録、4月は8.4%増加 PVHなどは減少

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した4月の乗用車新車登録台数は前年同月比8.4%増の31万5,921台と大きく伸びた。今年はイースター休暇が前年の4月から3月に早まっており、その反動で4月の伸び率が押し上げられた格好

米社がVW提訴、ハイブリッド特許侵害で

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループにハイブリッド技術に関する特許を侵害されたとして、米国企業ペイスが米国際貿易委員会(ITC)に訴えを起こしている。特許侵害がITCによって認定されると、VWグループは当該車

ハンガリーとキルギス、経済関係強化へ

ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は4月26日、訪問先のキルギスで同国のアルマズベク・アタンバエフ大統領やエルラン・アブディルダエフ外相、タラントベク・バティラリエフ保健相らと会談し、両国の経済関係を強化することで合意し

原発廃止のコスト計画で政府諮問委が答申

ドイツが決めた原発廃止の財源確保を検討する政府諮問委員会(KFK)は4月27日、最終答申を提出した。同答申は全コストを基本的に原発事業者に負担させる汚染者負担原則(PPP)をベースとしているものの、各社の財務が悪化し同コ

三菱重工業―風力発電設備合弁への出資引き上げず―

三菱重工業は4月28日、デンマーク企業ヴェスタスと折半出資で運営する洋上風力発電設備合弁会社、MHIヴェスタス・オフショア・ウインドへの出資比率を維持すると発表した。同合弁に対する支援体制を検討した結果、急成長している洋

排出枠の無償配分に無効判決、欧州委に再計算を指示

欧州司法裁判所は4月28日、欧州委員会が設定したEU排出量取引制度(EU-ETS)の対象企業に対する排出枠の無償割り当てを無効とする判決を下した。EU-ETS第3期間(2013-20年)の排出上限を設定する際、加盟国から

独がEV購入に補助金、政府が発表

ドイツ政府は4月27日、電気自動車(EV)など環境対応車の購入者に補助金を支給すると発表した。これまでは補助金に否定的な立場をとってきたが、環境対応車の普及が目標を大幅に下回っていることなどを受けて方針を転換した。ただ、

ダイムラー―数年以内に小型電気トラック量産へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は小型電気トラックを数年以内に本格市場投入する考えだ。子会社三菱ふそうのマーク・リストセーヤ社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、同子会社が重要な役割

エーオン―北海に風力発電パーク、スタトイルと共同建設―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)は25日、ノルウェー国有石油・天然ガス大手のスタトイルと共同で北海のドイツ海域に風力発電パークを設置すると発表した。再生可能エネルギー事業の強化方針に基づく取り組みで、同パー

VW、排ガス不正問題で米当局と暫定合意

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は21日、同社製ディーゼル車の排ガスを不正操作していた問題の善後策について、米国の司法省など当局と集団訴訟の代理人と暫定合意したと発表した。これにより同問題で発生するコストが

バッテンフォール、独火力発電事業など売却

北欧電力大手のバッテンフォール(スウェーデン)は18日、ドイツで展開する火力発電、炭鉱事業をチェコ同業のEPHと投資会社PPFインベツトメンツの企業連合に売却することで合意したと発表した。バッテンフォールは2014年、ス

EUの新車CO2排出量、15年は3%減

欧州連合(EU)で新車の二酸化炭素(CO2)排出削減が進んでいる。欧州環境庁(EEA)が14日明らかにしたところによると、2015年に域内で販売された新車の走行1キロメートル当たりのCO2排出量は平均119.6グラムとな

エーオン―ベルリンのガス供給で州と提携―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)は18日、ベルリン州で天然ガス供給事業を展開するGASAGを同社と同州に合弁会社に切り替えると発表した。昨年11月の州議会決議を受けた措置で、スウェーデンのバッテンフォールと

海洋ごみからスポーツ用品、アディダスが販売へ

スポーツ用品大手の独アディダスは14日、「持続可能性戦略」を発表し、海洋のプラスチックごみを原料とするコレクションを年内に市場投入することを明らかにした。スポーツ用品や衣料品メーカーに対しては環境やサプライヤーの労働環境

原発再稼働の暫定禁止を州が命令

独バーデン・ヴュルテンベルク州環境省は13日、フィリップスブルク第2原子力発電所の運転再開を当面、認めないと発表した。安全点検で不正を行っていたことが明らかになったため。フランツ・ウンターシュテラー州環境相は「法令に基づ

チェコEPH、バッテンフォールの独褐炭事業を買収

チェコのエネルギー大手EPHと投資会社PPFインベツトメンツからなる企業連合は18日、スウェーデン国営エネルギー大手のバッテンフォールがドイツ東部で展開する褐炭採掘・発電事業を買収することで合意した。バッテンフォールはE

チェコ政府、代替エネルギー車普及を促進

チェコ政府は電気自動車(EV)と天然ガス自動車を含む代替エネルギー車に対する助成措置を導入する計画だ。企業のEV購入に対し補助金を支給すると共に代替エネルギー車を政府調達の対象とするなどし、同国における代替エネルギー車の

カー2ゴー―中国に進出―

自動車大手の独ダイムラーは15日、カーシェアリング子会社カー2ゴー(ラインフェルデン・エヒターディンゲン)が中国内陸部の重慶に事業拠点を開設したと発表した。西側の国際的な企業が同国でカーシェア事業を実施するのはカー2ゴー

ボッシュ―二輪車向け部門売上で20年に10億ユーロ―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は13日、昨年4月に立ち上げた二輪向け部門「モーターサイクル・パワースポーツ」の売上高を2020年までに10億ユーロへと拡大する計画を発表した。同社が得意とする環境技術、安全

バッテンフォール―褐炭事業を売却―

スウェーデン国営エネルギー大手のバッテンフォール(ストックホルム)は18日、ドイツで展開する褐炭採掘・発電事業をチェコ同業のEPHと投資会社PPFインベツトメンツからなる企業連合に全面売却することで合意したと発表した。バ

EUの新車CO2排出量、15年は3%減

EUで新車の二酸化炭素(CO2)排出削減が進んでいる。欧州環境庁(EEA)が14日明らかにしたところによると、2015年に域内で販売された新車の走行1キロメートル当たりのCO2排出量は平均119.6グラムとなり、前年から

除草剤「グリホサート」を規制、欧州議会が決議採択

欧州議会は13日の本会議で、発がん性が疑われる除草剤「グリホサート」の認可期間を短縮するとともに、非農業従事者による使用を禁止する内容の決議案を賛成多数で採択した。欧州議会の決議に拘束力はないが、EU加盟国の代表で構成さ

世界初のFCVカーシェア、工業ガスのリンデが今夏立ち上げ

工業ガス大手の独リンデは7日、水素燃料電池車(FCV)に特化したカーシェアリングサービスを開始すると発表した。水素FCVのカーシェアは世界初。FCVは電気自動車(EV)よりも航続距離が長いことから、EVカーシェアでカバー

三菱ふそう―電気トラックの実用供試を独で開始―

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は12日、電気トラックの実用供試をドイツで開始したと発表した。同国西南部のシュトゥットガルト市と物流大手ヘルメスに小型電気トラック「キャンターEセル」合わせて5台を提供。環境性と経済

BASF―100%天然繊維自動車用ルーフフレームを共同開発―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6日、自動車用内装部品製造のIAC(インターナショナル・オートモティブ・コンポーネンツ・グループ)と共同で100%天然繊維製の自動車用ルーフフレームを世界で初めて開発した

ハンガリー政府、製造業の強化を目指す

ハンガリー政府は2020年までに国内総生産(GDP)に占める製造業の比率を現在の24%から30%へ引き上げる目標だ。付加価値の拡大に向けて、経済の軸足をイノベーション(革新技術)へシフトし、競争力を強化するとともに輸出の

原発投資に最大7600億ユーロ、欧州委が50年までの必要額算定

欧州委員会は4日、EU域内の原子力利用に関する報告書を公表した。気候変動対策や雇用などの観点から、原子力を「2050年までのエネルギーミックスの重要な要素」と位置づけたうえで、老朽化が進む域内の原子力発電所を安全に運用す

ドイツポスト

物流・郵便大手のドイツポストが配達用に独自開発した電気自動車(EV)の生産を年内に開始する。広報担当者が2日明らかにしたもので、今年は2,000台を生産。将来的には配達用車両3万台をEVに置き換えていく。同社は2014年

カプセルコーヒーへのデポジット課金、過半数が支持

ネスプレッソなどのカプセルコーヒーの容器にデポジット(保証金)を課すべきだと考える消費者がドイツで53%に達することが、世論調査機関ユーゴブ(YouGov)のアンケート調査で分かった。カプセルコーヒーは手軽なうえ、ライフ

シーメンス、ボスニアの風力発電パークを整備

ボスニア・ヘルツェゴビナのエネルギー企業エレクトロプリヴレーダHZ HB(EPHZHB)は先ごろ、独シーメンスを中心とした企業コンソーシアムと風力発電パークの建設契約を締結したと発表した。南西部のトミスラフグラドに22基

4月1日付の法令改正

・独復興金融公庫(KfW)の省エネ住宅支援プログラム「エネルギーエフィツィエント・バウエン」が拡充。一次エネルギー消費量が標準住宅の40%で、発電・蓄電設備を備えた省エネ住宅を対象とした新プランを導入。支援上限額も5万ユ

チェコ、中国と戦略的パートナーシップを締結

チェコのゼマン大統領は3月29日、同国を訪問した中国の習近平国家主席と会談し、戦略的パートナーシップ協定を締結した。ビジネスおよび投資分野での提携を強化する。 同主席の訪問に合わせてプラハで開催された経済フォーラムでは、

BASF―アバンティウムと合弁、包装材向け新素材で―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は15日、再生可能化学の有力企業である蘭アバンティウムと合弁会社設立の基本合意を締結したと発表した。100%植物由来の化学品であるフランジカルボン酸(FDCA)と、FDCA

スロバキア企業、環境性能に優れた次世代バッテリーを開発

エネルギー関連製品を製造するスロバキアのエメル・エナジー(ブラチスラバ)が環境性能に優れた次世代バッテリーを開発した。従来型のリチウム電池や鉛電池と異なり不燃性で毒性が無くリサイクルが可能で、エネルギー効率も高い。現在は

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