石油・石炭・ガス

アーヘンでもディーゼル車走行禁止の恐れ、行政裁判決で

独西部アーヘン市の大気浄化計画は不十分として環境保護団体ドイチェ・ウンベルトヒルフェ(DUH)が旧型ディーゼル車の走行禁止も盛り込むよう地元ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州政府に求めて起こした裁判で、一審のア […]

ノルド・ストリーム2、近く着工へ

バルト海で産出される天然ガスをロシアからドイツに輸送する2本目のパイプライン「ノルド・ストリーム2」を建設するプロジェクトの事業会社は7日、スウェーデン企業革新省とロシア建設当局から建設許可を取得したと発表した。これによ

OMV、トルコの発電事業から撤退

オーストリア石油大手のOMVは5月30日、同社がトルコに持つサムスン・ガス火力発電所を現地投資会社のビルギン・エネルジに売却することで合意したと発表した。取引額は明らかにしていない。当局の承認後、遅くとも今年末には手続き

ガスプロム、供給期限の延長でOMVと合意

ロシア国営で天然ガス世界最大手のガスプロムは5日、オーストリア石油大手OMVと結んでいる供給契約の期限を2040年まで延長することで合意した。欧州のガス需要の増大を見込むOMVと、最大市場である欧州への販路を確保したいガ

ルクオイルとカザフ企業、カスピ海油田を共同開発

ロシアの民間石油大手ルクオイルは5日、カザフスタン同業の国営のカズムナイガスと同国領カスピ海の油田の共同開発で基本合意した。必要な手続き経てコンソーシアム(企業連合)を立ち上げ、カザフスタン当局に探鉱・開発許可を求めてい

インフレ率2%突破、5月は2.2%に

ドイツ連邦統計局が5月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比2.2%増となり、昨年2月以来の高い伸びを記録した。インフレ率は前月(1.6%)を0.6ポイント上回っており、急速に上昇した格好だ。暖房油と自

輸入物価が3カ月ぶりに上昇、4月は+0.6%に

ドイツ連邦統計局が5月30日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比0.6%増となり、3カ月ぶりに上昇へと転じた。エネルギーが13.1%上昇したことが大きく、エネルギーを除いた輸入物価は0.9%落ち込んだ。 エネルギーでは

ポーランド政府、バルチックパイプの22年完工目指す

ポーランド政府は5月28日、同国とノルウェーを結ぶ天然ガスパイプライン「バルチック・パイプ」の敷設工事が予定通り2022年に完了するとの見通しを明らかにした。同事業は天然ガスの調達先を多様化してロシアへの依存度を引き下げ

ロシア石油大手ルクオイル、ブルガリアに石化プラント建設

ロシア石油大手ルクオイルが、ブルガリアで石油化学プラントを建設する。アレクペロフ社長がこのほど国内メディアに明らかにしたもので、現地子会社ネフトキムのブルガス製油所内に設置する。投資規模は明らかにされていないが、市場アナ

ガスプロム、1-3月期は11%増益

ロシア国営ガス会社のガスプロムが5月30日発表した2018年1~3月期決算の純利益は3,716億ルーブル(51億1,000万ユーロ)となり、前年同期から11%増加した。売上高も18%と大幅に増加し、過去最高の2兆1,38

アゼルバイジャン、南ガス回廊が一部開通

アゼルバイジャン産天然ガスを欧州に運ぶ南ガス回廊が5月29日、一部が開通し記念式典が開催された。同回廊はカスピ海沖にあるシャーデニス・ガス田からジョージア、トルコを経由してイタリア南部までを結ぶ3つのパイプラインから成る

ガスプロム、1~3月期は11%増収

ロシア国営ガス会社のガスプロムが5月30日発表した2018年1~3月期決算の純利益は3,716億ルーブル(51億1,000万ユーロ)となり、前年同期から11%増加した。売上高も18%と大幅に増加し、過去最高の2兆1,38

テッヒェム―親会社が転売―

銀行大手の豪マッコーリーは25日、独検針サービス子会社テッヒェム(エッシュボーン)をスイスの投資会社パートナーズ・グループを中心とするコンソーシアムに完全売却すると発表した。テッヒェムはイスタと並ぶ独検針サービスの2大大

トルコ・ストリームの陸上区間、間もなく着工へ

ロシア産の天然ガスを黒海・トルコ経由で欧州に供給するパイプライン計画「トルコ・ストリーム」の陸上区間が間もなく着工する見通しとなった。ガスプロムによる同パイプラインを通じた欧州へのガス供給と、ロシアの対トルコ天然ガス供給

欧州委がガスプロムの調査打切、是正策受け入れ制裁回避

欧州委員会は24日、ロシアの国営ガス会社ガスプロムが中東欧市場で公正な競争を阻害した疑いで調査を進めている問題で、同社が提示した是正策を拘束力のある公約として受け入れると発表した。7年近くに及んだガスプロムに対する調査は

トルコ建設大手ルネサンス、ロシアから大型受注

トルコの建設大手ルネサンスは26日、ロシアで4件の契約を結んだと発表した。シベリアの天然ガス処理施設建設を始め、公共交通、医療、金融の各分野が対象となる。サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの開催を機に調印された。 ま

仏トタル、露ノバテクのLNGプロジェクトに参加

仏石油大手トタルは24日、ロシア天然ガス2位のノバテクが北極圏ギダン半島で進める液化天然ガス(LNG)事業「アークティックLNG2」に参加することで、同社と基本合意したと発表した。事業会社の株式10%を取得し、ロシアLN

ソカールのトルコ製油所、10月稼働へ

アゼルバイジャン国営石油企業のソカールは21日、トルコ西部イズミルのアリアーに建設中の製油所「スター(Star)」を今年10月に開設する見通しを明らかにした。同製油所への投資額は63億ドル。原油精製能力は年1,000万ト

欧州委がガスプロムの調査打切、是正策受け入れ制裁回避

欧州委員会は24日、ロシアの国営ガス会社ガスプロムが中東欧市場で公正な競争を阻害した疑いで調査を進めている問題で、同社が提示した是正策を拘束力のある公約として受け入れると発表した。7年近くに及んだガスプロムに対する調査は

4月は灯油が8%上昇、ガソリンは-0.2%に

ドイツ連邦統計局は16日、4月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.6%、前月比が0.0%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比1.3%増で、エネルギーを除

生産者物価2カ月連続で上げ幅拡大、4月は2%に

ドイツ連邦統計局が18日発表した4月の生産者物価指数は前年同月を2.0%上回り、上げ幅は前月の同1.9%から0.1ポイント拡大した。上昇率の拡大2カ月連続。エネルギーが3.2%増となり全体を押し上げた格好だ。エネルギーを

卸売物価の上げ幅3カ月ぶりに拡大、4月は1.4%に

ドイツ連邦統計局が18日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比1.4%増となり、上げ幅は3カ月ぶりに拡大した。最大の物価押し上げ要因は鉱石・金属で3.9%上昇。このほか、化学品(5.9%増)、牛乳・乳製品・卵・食用油脂(

ロスネフチ、ベトナム海洋油田で天然ガス生産開始

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは19日、ベトナム南部の沖合にあるランドン油田で天然ガスの生産を開始したと発表した。同油田の原始埋蔵量(生産開始前の総量)は230億立法メートル。ロスネフチはランドン油田を含む鉱区のオペレ

トルコ横断ガスパイプライン、6月に稼働へ

トルコのアルバイラク・エネルギー天然資源相は11日、同国を東西に横断するアナトリア横断天然ガスパイプライン(TANAP)が6月12日に稼働を開始すると発表した。 TANAPはアゼルバイジャンのカスピ海沿岸にあるシャーデニ

欧州委が独を提訴、NOx規制違反で

ディーゼル車を取り巻く環境がドイツで一段と厳しさを増してきた。欧州連合(EU)の欧州委員会は窒素酸化物(NOx)の濃度規制遵守に向けた対策が不十分だとしてEU司法裁判所(ECJ)にドイツを提訴。同国の最高である連邦行政裁

トルコ横断ガスパイプライン、6月に稼働へ

トルコのアルバイラク・エネルギー天然資源相は11日、同国を東西に横断するアナトリア横断天然ガスパイプライン(TANAP)が6月12日に稼働を開始すると発表した。 TANAPはアゼルバイジャンのカスピ海沿岸にあるシャーデニ

ロスネフチ、ベトナム海洋油田で天然ガス生産開始

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは19日、ベトナム南部の沖合にあるランドン油田で天然ガスの生産を開始したと発表した。同油田の原始埋蔵量(生産開始前の総量)は230億立法メートル。ロスネフチはランドン油田を含む鉱区のオペレ

ハパックロイド―合併効果で増収増益に―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が14日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比23%増の26億1,670万ユーロへと拡大した。中東同業ユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UA

シーメンス―ゲルリッツ工場の閉鎖を撤回―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)は8日、業績不振の火力発電設備(PG)と駆動装置(PD)部門の再編計画をめぐる交渉で独金属労組IGメタルとの間で大枠合意したと発表した。閉鎖予定だった独東部のゲルリッツ工場は産業用蒸気タ

シーメンス―利益見通し引き上げ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は9日の決算発表で2018年9月通期の利益見通しを引き上げた。18年1-3月期(第2四半期)の利益が予想を上回ったためで、1株当たりの利益を従来の「7.2~7.7ユーロ」から「7.7~

エーオン―光通信網の敷設事業強化へ―

独エネルギー大手エーオン(エッセン)のヨハネス・タイセン社長は9日の株主総会で、光ファイバー通信網の敷設事業の強化策を検討していることを明らかにした。ドイツではモノのインターネット(IoT)時代の到来を受けてこれまで後手

トルコ、内陸部のLNG基地を整備

トルコの天然ガス会社LNGガズ・ユレティム・デポラマ・ヴェ・サティシュ(LNG Gaz Uretim Depolama ve Satis)は8日、同国の内陸部としては初となる液化天然ガス(LNG)の生産と貯蔵に関し、政府

ロスネフチの1-3月期利益、7倍に拡大

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが14日発表した2018年1-3月期(第1四半期)の純利益は810億ルーブル(15億米ドル)となり、前年同期の7倍に拡大した。原油価格の回復が大きく寄与した。売上高は22%増の1兆7,22

Total;仏トタル、米天然ガス販売会社の筆頭株主に

仏エネルギー大手のトタルは10日、米国の天然ガス販売会社クリーン・エナジー・フューエルズに8,340万ドルを出資することで合意したと発表した。これによって同社の株式25%を握り、筆頭株主となる。 クリーン・エナジーは米国

シーメンス―火力発電設備部門の工場で一時休業へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は7日、ガスタービンや蒸気タービンを手がける火力発電設備部門で工場の操業を一時、停止することを明らかにした。同部門は需要激減で業績が悪化していることから、一時休業によりコストを削減する

炭鉱・石炭発電所向け保険から撤退、アリアンツが脱炭素加速

保険大手の独アリアンツは4日、個々の炭鉱・石炭発電所向けの保険事業から新規も既存も含めて即時撤退すると発表した。同社は脱炭素社会の実現に積極的に貢献していく方針を打ち出しており、保険部門の顧客資金運用でも二酸化炭素(CO

カタール投資庁、ロスネフチ株を追加取得

カタール投資庁(QIA)がロシア石油最大手の国営ロスネフチの株式を追加取得し、出資比率を18.9%に拡大する。中国の民間資源・投資会社、中国華信能源(CEFC)が、QIAとスイス資源商社グレンコアからロスネフチ株を買収す

カザフスタン、カシャガン油田増産へ

カザフスタンがカスピ海のカシャガン油田で原油増産を計画している。ミルザガリエフ副エネルギー相によると、年央までに日量21万5,000バレルから30万バレルに引き上げる。 同国ではカシャガン油田を除き原油産出量が減少してい

鉱工業生産が2カ月ぶりに増加、3月は+1%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が8日発表した3月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.0%増となり、2カ月ぶりに拡大した。エネルギー業が1.4%、製造業が1.1%、建設業

エコジー―包装ゴミから石油精製―

再生可能エネルギーやエネルギー効率改善の分野でコンセプト開発に取り組む独新興企業エコジーが、樹脂包装ごみからガソリンや軽油を精製するプラントを建設する。ゴミとして捨てられる包装材を有効活用する考え。マンフレート・ファルツ

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