石油・石炭・ガス

ドイツの樹脂包装材ゴミ、10年で30%増加

財界系シンクタンクIWドイツ経済研究所は22日、ドイツで発生する樹脂包装材ゴミの量が2005年から15年の10年間で29%増加したことを明らかにした。欧州連合(EU)平均の同12%を大幅に上回っており、15年の住民1人当 […]

PGNiG、英社とLNG中期供給契約

ポーランド国営ガス・石油大手PGNiGは21日、英エネルギー大手セントリカと米国産液化天然ガス(LNG)の5年間の供給契約を締結したと発表した。2018年から最大9回に分けて、米国ルイジアナ州からポーランド西部のシフィノ

ポーランドポスト、配達用EVの実証事業

ポーランド国営のポーランドポストが、国内10都市で約50台の配達用電気自動車(EV)の試験導入を実施する。同社の物流部門を統括するジャジー・ガリャッリ氏によると、同事業は来年中にも開始し、3~6カ月間継続する予定。 現地

商船三井と丸紅、LNG積替え基地の事業化調査をロ社と実施

商船三井(MOL)と丸紅は28日、ロシア天然ガス2位のノバテクと、カムチャツカ半島沖で新設する液化天然ガス(LNG)積替え基地の事業化調査を共同で行うことで覚書を交わした。 対象となる積替え基地は、ノバテクがロシア北極圏

中国機械設備工程、セルビアの褐炭発電所が着工

セルビア政府は20日、セルビア電力公社(EBS)のコストラツB褐炭火力発電所で第3号機の建設が始まったと発表した。同発電所の改修増強計画(総額7億1,560万米ドル)の第2期投資として実施されるもので、中国機械設備工程(

PGNiG、英社とLNG中期供給契約

ポーランド国営ガス・石油大手PGNiGは21日、英エネルギー大手セントリカと米国産液化天然ガス(LNG)の5年間の供給契約を締結したと発表した。2018年から最大9回に分けて、米国ルイジアナ州からポーランド西部のシフィノ

生産者物価の上げ幅3カ月ぶりに縮小、10月2.7%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した10月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が2.7%となり、前月の同3.1%を0.4ポイント下回った。上げ幅の縮小は3カ月ぶり。同指数全体の27%を占めるエネルギーの上昇率が前月の4.6%

シーメンス―火力発電・駆動装置分野で7000人削減―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は16日、火力発電(PG)と駆動装置(PD)の2部門で人員削減を実施すると発表した。市場が低迷し回復の見通しも立たないためで、世界全体で約6,900人を整理。そのうち半分をドイツで実施

独小売大手アルディ、ハンガリーでガソリンスタンド展開

独ディスカウントスーパー大手のアルディ(Aldi)がハンガリーでガソリンスタンド事業を開始する。現地子会社のアルディ・ハンガリーによると、オーストリアの石油大手OMVと協力し、今年中に国内の3都市に展開していく計画だ。

中国機械設備工程、セルビアの褐炭発電所に着工

セルビア政府は20日、セルビア電力公社(EBS)のコストラツB褐炭火力発電所で第3号機の建設が始まったと発表した。同発電所の改修増強計画(総額7億1,560万米ドル)の第2期投資として実施されるもので、中国機械設備工程(

トルコのアックユ原発、23年を目途に稼働

ロシアのプーチン大統領は13日、トルコが計画しているアックユ原子力発電所を2023年に稼働させる意向を明らかにした。エネルギー分野での協力などに関するトルコのエルドアン大統領との会談後に明らかにしたもので、ロシア原子力公

ロスネフチ、7-9月期は80%増益

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが14日発表した2017年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は470億ルーブル(6億7,000万ユーロ)となり、前年同期の260億ルーブルから80.8%増加した。原油価格の上昇や増産が追

ロスネフチ、中国華信能源に石油供給

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは20日、中国の民営石油大手、中国華信能源(CEFCチャイナエナジー)と石油取引で合意した。提携強化の一環で、来年初めから2022年にかけて合計6,080万トンを供給する。価格は明らかにさ

シーメンス、火力発電・駆動装置分野で7千人削減

電機大手の独シーメンスは16日、火力発電(PG)と駆動装置(PD)の2部門で人員削減を実施すると発表した。市場が低迷し回復の見通しも立たないためで、世界全体で約6,900人を整理。うち半分をドイツで実施する。 火力発電の

旭化成、低炭素社会実現の欧州プロジェクトに参画

旭化成は14日、低炭素社会の実現に向けた欧州の実証プロジェクトに参画すると発表した。再生可能エネルギー電力を用いて水素を低コスト・高効率に製造するアルカリ水電解システムを独デュッセルドルフにある欧州統括会社、旭化成ヨーロ

再可エネの割合は14.6%に、2000年比で約11ポイント上昇

ドイツの2016年の消費エネルギーに占める再生可能エネルギーの割合は14.6%に上り、2000年の3.7%から10.9ポイント上昇したことが、連邦統計局の発表で分かった。風力発電や太陽光発電を資金面で支援する再生可能エネ

卸売物価の上げ幅3カ月ぶりに縮小、10月は3%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比3.0%増となり、上げ幅は3カ月ぶりに縮小した。8月以降、最大の押し上げ要因となっていた石炭・石油製品で上昇率が前月の6.8%から2.8%に低下したことが響

軽油の上げ幅2.7%、ガソリンは0.5%

ドイツ連邦統計局は14日、10月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.6%、前月比がプラスマイナス0%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比1.2%増で、上

シーメンス―製造業のIoT化が追い風に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が9日発表した2017年9月通期決算の産業分野の利益(買収などの企業結合に伴い取得した無形資産の償却費用を計上する前のEBITに財務収益を加えた利益)は94億5,300万ユーロとなり、

旭化成―低炭素社会実現へ、欧州プロジェクトに参画―

旭化成は14日、低炭素社会の実現に向けた欧州の実証プロジェクトに参画すると発表した。再生可能エネルギー電力を用いて水素を低コスト・高効率に製造するアルカリ水電解システムを、独デュッセルドルフにある欧州統括会社、旭化成ヨー

イノジー―英販売子会社を合弁化―

エネルギー大手の独イノジー(エッセン)は8日、英国の販売子会社Nパワーを現地同業SSEの一般消費者向け事業と合併することで合意したと発表した。Nパワーは赤字が続き経営の足かせとなっていることから、合弁会社とすることで非子

製造業のエネルギー消費、1位は天然・石油ガス

ドイツ連邦統計局が10日発表した国内製造業の2016年のエネルギー消費量は前年比1.4%増の4,071ペタジュールへと拡大した(表1を参照)。最も多く利用されているエネルギー源は天然ガス・石油ガスで、シェア28.3%を記

温暖化防止分野の売上が環境保護全体の57%に

ドイツの温暖化防止製品・建設・サービス市場規模は2015年時点で379億ユーロに上り、環境保護分野全体(660億ユーロ)の57.4%を占めたことが、連邦統計局の発表で分かった。そのうち198億ユーロをエネルギー効率の改善

シェル、ブルガリアでEV充電網整備へ

石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル(英・オランダ資本)のブルガリア法人であるシェル・ブルガリアは6日、同国で電気自動車(EV)向け充電スタンドの設置事業を展開するイーモビリティ・インターナショナルと戦略提携を結んだ。当初は

新車の燃料消費量、メーカー提示値の1.42倍に

欧州で昨年、販売された新車の実際の燃料消費量はメーカー提示値を42%上回ったもようだ。環境シンクタンク国際クリーン交通委員会(ICCT)の調査をもとに独フンケメディアグループが報じたもので、実際走行値とメーカー提示値の差

スロバキアとハンガリー、パイプライン敷設で合意

スロバキアとハンガリーは10月30日、スロバキアからブルガリアにまたがる天然ガスパイプラインを敷設する「イーストリング・ガスパイプライン」プロジェクトの実施で基本合意した。 イーストリング・ガスパイプラインは、スロバキア

ロシアがイランとの関係強化、石油・ガス開発に300億ドル

ロシアのプーチン大統領は1日、訪問先のイランで同国のロウハニ大統領と会談し、エネルギー分野を中心に両国の関係を強化することで合意した。中東で政治的・経済的な影響力を高める戦略の一環で、国営石油会社ロスネフチやガス会社ガス

アゼルバイジャン、ジョージア・トルコを結ぶ新鉄道が開通

アゼルバイジャンからジョージア経由でトルコに至る新鉄道路線が10月30日に開通した。ロシアを経由せず欧州と中国の旅客・貨物輸送を中継する初の鉄道路線となり、大きな経済効果が期待されている。投資額は10億米ドル超で、アゼル

チェコCEZ、ブルガリアのヴァルナ火力発電所を売却

チェコ国営電力CEZは10月31日、ブルガリアのヴァルナ火力発電所を現地企業シグマに売却すると発表した。同国事業全体の売却計画の一環。最終売却価格は運転資金の水準に基づき決定される。当局の承認を経て取引が成立する。 CE

上海電気、セルビアのガス火力発電所建設を受注

セルビアの石油最大手NISは1日、首都ベオグラード近郊のパンチェヴォにガス火力発電所を建設する事業を中国重電大手の上海電気グループに発注したと発表した。2018年4-6月期に着工し、19年10-12月期の稼働開始を目指す

商船三井、ヤマルLNGプロジェクトのLNG船をCOSCOと共有

商船三井(MOL)は2日、ロシア・ヤマル液化天然ガス(LNG)プロジェクトに参加する100%出資の船舶保有会社に、中国海運最大手の中国遠洋海運集団(COSCO)が資本参加すると発表した。同プロジェクトに従事するLNG船4

鉱工業生産9月は1.6%減少、製造・エネがマイナスに

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した9月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を1.6%下回った。同指数の減少は2カ月ぶり。製造業が1.6%減、エネルギー業が4.3%減

10月乗用車新車登録3.9%増加、ディーセル車は18%減に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した10月の乗用車新車登録台数は27万2,855台となり、前年同月比で3.9%増加した。マイカーとしての登録が9.8%増えて、全体をけん引した格好。1~10月の新車登録台数は288万4

アウディがA8をリコール、NOxの過剰排出で

高級車大手の独アウディは2日、旗艦モデル「A8」のディーゼル車を対象にリコール(無料の回収・修理)を実施すると発表した。窒素酸化物(NOx)の排出量が基準を大幅に上回ることが内部調査で判明したためで、ソフトウエアをアップ

スロバキアとハンガリー、パイプライン敷設で合意

スロバキアとハンガリーは10月30日、スロバキアからブルガリアにまたがる天然ガスパイプラインを敷設する「イーストリング・ガスパイプライン」プロジェクトの実施で基本合意した。 イーストリング・ガスパイプラインは、スロバキア

ロシアがイランとの関係強化、石油・ガス開発に300億ドル

ロシアのプーチン大統領は1日、訪問先のイランで同国のロウハニ大統領と会談し、エネルギー分野を中心に両国の関係を強化することで合意した。中東で政治的・経済的な影響力を高める戦略の一環で、国営石油会社ロスネフチやガス会社ガス

消費者景況感2カ月連続で悪化

市場調査大手のGfKが10月26日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値は10月の確定値(10.8)を0.1ポイント下回る10.7となり、2カ月連続で落ち込んだ。所得の見通しに関する指数の低下が響いた格好。数値

インフレ率5カ月ぶり低下、10月は1.6%に

ドイツ連邦統計局が10月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.6%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.8%から縮小した。インフレ率の低下は5カ月ぶり。食料品の上げ幅は前月の3.6%から4.3

輸入物価の上げ幅、2カ月連続で拡大

ドイツ連邦統計局が10月27日発表した9月の輸入物価指数は前年同月比3.0%増となり、上げ幅は2カ月連続で拡大した。同物価の35%を占める中間財が4.6%上昇したことが最大の押し上げ要因。同13%強を占めるエネルギーもプ

ロスネフチ、クロアチア同業INAに食指

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが、ハンガリー同業MOLの持つクロアチアINA株に食指を動かしている。クロアチア政府がINAの経営をめぐってMOLと対立を深めているのを受けたもので、セチン社長は「クロアチア政府が新たな戦

ロスネフチ、北極海向けシャトルタンカー10隻調達

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは10月19日、同国の造船会社ズベズダ(Zvezda)と載荷重量4万2,000トンのシャトルタンカー10隻の建造契約を締結したと発表した。同時に海運子会社ロスネフチフロートが、北極圏タイミ

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