自動車

独ボッシュ、新型コロナの高速検査キット開発

独自動車部品大手のボッシュは3月26日、新型コロナウイルスの感染を2.5時間以内の短時間で検査することができるキットを開発したと発表した。

インフルエンザなど10種類の呼吸器疾患を同時に検査できる分子診断システムで、子会社ボッシュ・ヘルスケア・ソリューソンズの分析機「Vivalytic」を使用して分析する。

ボッシュによると、完全自動式の分子診断システムで、あらゆる医療機関で使用することができる。

独中堅部品メーカー、会社更生手続きを申請

同社は1945年の創業で、自動車用を中心にさまざまな用途向けの電池を生産している。

なお、会社更生手続きを進める中、自動車業界の生産休止が終了すれば、同社も生産を再開する方針を示している。

同社は会社更生手続きの申請について、顧客の自動車生産が再開した後も、年初の水準に回復するまでには何カ月、あるいは、数年もかかる可能性がある中で、長期的な資金確保が困難と判断した、と説明している。

伊ブレンボ、同国タイヤ大手ピレリに資本参加

伊ブレーキシステム大手のブレンボは3月31日、同国のタイヤ大手ピレリに資本参加したと発表した。

同日付で、直接出資およびブレンボの親会社であるNuova FourBを通してピレリの株式の2.43%を保有することになった。

ブレンボによると、今回の出資は、長期的な非投機的な投資であり、ピレリの長い歴史やブランド、タイヤ市場における主導的な地位、イノベーション志向などを評価して決定した。

独ブローゼ、欧州拠点の大部分で業務休止

独自動車部品大手のブローゼは3月26日、欧州の大部分の拠点で3月末から業務を休止すると発表した。

ドイツの拠点はすべて、少なくとも4月19日まで業務を休止する。

拠点によっては3月27日から休業する。

2019年1~12月 1/5

乗用車のうち、燃料別では、ディーゼル車の市場シェアが全体の52.03%で最も多い。

液化石油ガス(LPG)は前年比11.89%増の1万8,531台(市場シェア:4.79%)。

ハイブリッド車は前年比207.10%増の1万1,974台(市場シェア:3.09%)と大幅に伸びた。

英乗用車生産、2月は0.8%減少・通期で110万台弱も

英自動車工業会(SMMT)は3月27日、2020年2月の同国の乗用車生産が12万2,171台となり、前年同月に比べ0.8%減少したと発表した。

SMMTの委託により実施した生産休止の影響に関する調査によると、同国の乗用車生産は2020年末までに約20万台減少する見通し。

SMMTによると、英国の2月の商用車生産は、前年同月比13.6%減の7,980台に減少した。

2019年1~12月 1/5

乗用車のうち、燃料別では、ディーゼル車の市場シェアが全体の52.03%で最も多い。

液化石油ガス(LPG)は前年比11.89%増の1万8,531台(市場シェア:4.79%)。

ハイブリッド車は前年比207.10%増の1万1,974台(市場シェア:3.09%)と大幅に伸びた。

パリモーターショー、開催中止

パリモーターショーの開催者は3月31日、10月にポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場で予定していた現行形式による同見本市の開催を中止すると発表した。

ただ、メインパートナーと代替ソリューションの可能性を模索している、とも言及したが、詳細は明らかにしていない。

自動車関連では、3月に予定されていたジュネーブモーターショーも開催が中止された。

仏企業、人工呼吸器の生産で協力

仏自動車大手のPSAは3月31日、フランス政府の要請により、仏産業大手4社が人工呼吸器の生産で協力すると発表した。

これを受け4社は、調達や産業化などの専門家30人で構成されるタスクフォースを結成し、医療機器を製造するエア・リキード・メディカル・システムズ(ALMS)の人工呼吸器を増産するアクションプランを検討した。

PSAでは、ボランティアの従業員50人以上が参加してパリ近郊のポアシー工場で人工呼吸器の部品を生産する。

Infineon<欧州自動車短信>

独半導体大手のインフィニオン はこのほど、人工呼吸器の大手メーカーから大型契約を受注した。

人工呼吸器のモーターを制御するパワー半導体3,800万個を今後3~6カ月以内に出荷する。

パワー半導体は1台に複数個を使用する。

ZDK<欧州自動車短信>

独自動車販売・修理事業者団体ZDKが26日発表した新型コロナウイルスの影響に関する緊急アンケート調査によると、自動車販売・修理事業者うち時短手当を当局に申請した企業は全体の約70%に上ることが分かった。

それによると、申請した企業のうち90%は販売部門、74%は顧客向けのサービス部門や修理工場の従業員を対象に手当を支給するという(複数回答可)。

今回の調査結果をうけてZDKのユルゲン・カルピンスキー会長は、「新型コロナの影響で、自動車関連の中小企業の資金繰りが困難になっている。操業短縮で目減りした賃金の80~87%(通常は60~67%)を連邦雇用庁(BA)が肩代わりし補償するべきである」と要求した。

Sixt<欧州自動車短信>

独レンタカー大手のシクスト は3月20日、公的医療機関の医師や看護師を対象に、同社のカーシェアリング車両を無料で利用できるサービスを開始すると発表した。

1人あたり100ユーロまでのクーポンを提供するもので、これは勤務先までの平均的な運転時間約25分の10日分に相当する。

シクストのアプリで登録し、利用することができる。

Knorr Bremse<欧州自動車短信>

商用車・鉄道車両用ブレーキ大手の独クノールブレムゼは27日、今年の通期業績予想を撤回し、未定にすると発表した。

新型コロナウイルスの流行を受けて顧客の自動車・商用車メーカーが差し当たり工場の稼働を休止していることから業績予想の算定が困難になった。

同社は、売上高、純利益、営業利益(EBITDA ベース)のいずれも前年を大幅に下回ると予想しているが、今のところ株主への配当金は資本剰余金から支払われる予定という。

欧州フォード、感染予防の保守サービス「ノータッチ」を全欧で展開

車両をオーナーに返却する前に車内を完全に消毒するとともに、サービススタッフとオーナーが接触を避けることで、ウイルスに感染するリスクを下げる。

ドイツフォードはディーラーでの販売サービスを停止したものの、車両の修理・メンテナンスサービスは欧州全土で継続している。

「ノータッチ」サービスは欧州の新型コロナウイルス感染の震源地であるイタリアで開始され、すでに全欧州に拡大している。

仏ヴァレオ、後付けeコール「ヴァレオ・レスキューア」を発表

仏自動車部品大手のヴァレオは3月26日、後付けタイプのeコール(自動緊急通報システム)ソリューション「ヴァレオ・レスキューア」を数カ月以内に市場投入すると発表した。

同ソリューションは同日以前に新車登録された車両でも後付けできるもので、自動車事故における乗員の人命救助率の向上が期待される。

同社によると、ヴァレオ・レスキューアはフランスのロードセーフティ・イノベーションアワード2020を受賞した。

BASF<欧州自動車短信>

独化学大手のBASF は、ブランデンブルグ州のシュヴァルツハイデにある拠点で手指消毒剤の試験生産を開始する。

新型コロナウイルスの感染拡大により、手指消毒剤が不足しているため。

すでに配布先のリストを作成しており、地域の医療機関に優先的に供給する方針を示している。

仏自動車部品大手フォルシア、コロナ危機克服に万全の態勢へ

当面の流動性資金を増強するため9億ユーロの与信枠を活用する。

今後については、コロナウイルス危機が収束していない国であっても可能な限り早く工場を再稼働する方針だ。

2月17日に発表した2020年の財務目標は一旦白紙に戻し、見通しがはっきりした時点で新たな目標を示すとしている。

蘭DAF、電動ゴミ収集車を実証試験

蘭商用車大手DAFは3月20日、同国の廃棄物処理会社ROVAの下でDAFの電動ゴミ収集車「CFエレクトリック 6×2」の実証試験を開始した発表した。

同モデルは、蘭VDLが製造した電動の廃棄物回収装置を採用しており、収集車の電気駆動システムもVDL製を採用している。

同モデルではその際、約30分の充電時間で電池容量の最大80%までを充電することができる。

韓国タイヤ大手ハンコック、ハンガリー工場を一時閉鎖

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、顧客である欧州の自動車メーカーが相次いで生産を中断しているため。

ラーツァルマーシュ工場は2007年開設で、ハンコックが欧州で操業する唯一の生産拠点。

乗用車、SUV、バン、小型トラック向けに約900種のタイヤを生産する。

メーカー4社に1社が3カ月以内に操短

「その他の車両」(43%)、繊維(41%)、革製品・靴(35%)、金属製品製造(27%)も平均を上回った。

調査時点で操短を実施していたメーカーの割合は9.3%だった。

金属製造・加工と繊維がともに23%、革製品・靴が20%、設備が15%、機械が14%、自動車が11%と平均を上回っている。

クロアチア自動車部品大手が露工場を一時閉鎖、政府の要請受け

クロアチアの自動車部品メーカー、ADプラスチックは30日、ロシアの2工場を一時的に閉鎖すると発表した。

カルーガ工場は独フォルクスワーゲン(VW)の現地工場に、ヴィンタイ工場は露自動車大手アフトワズに部品を供給している。

カルーガ工場と、VW傘下の英ベントレーに部品を供給するハンガリー工場は大幅な受注減に直面している。

カザフ自動車大手、シボレー車の生産開始

カザフスタン自動車最大手のサリアルカアフトプロム(SaryarkaAvtoProm)は3月28日、同国北部コスタナイの工場で米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)のシボレーブランド車の組立を開始した。

従業員1,000人体制で年間2万6,000台を生産し、完成車の大半を近隣国に輸出する。

今年は10万台の自動車生産が見込まれている。

米タイヤメーカーのクーパー、セルビア工場を一時停止

米国のタイヤメーカー、クーパー・タイヤアンドラバーは3月23日、セルビア中部のクルシェバツにある工場の操業を一時停止すると発表した。

同社はすでに米国工場の一時停止も発表している。

中国工場は一時操業を停止していたが、数週間前に再開している。

露でも自動車メーカーが相次ぎ操業停止、新型コロナ拡大で

独フォルクスワーゲン(VW)や仏PSAも3月末から同国工場の生産を停止する予定だ。

ボルボ・トラックは4月13日から30日までの約2週間、工場の操業を停止する。

VWも国内2工場について、3月30日から4月10日まで生産を中断する予定だ。

トルコのフォード・オトサン、被雇用者保護で労使が合意

トルコの金属業労働組合は3月24日、フォードのトルコ合弁会社フォード・オトサンと操業停止中の従業員の保護措置で合意したことを明らかにした。

操業停止中の給与は100%保証されるが、12日分は有給休暇を取る形となる。

操業時間の短縮となった場合、従業員には通常の給与の少なくとも89%が支給される。

ボスニアのプリベント、医療用品を生産

ボスニアの自動車部品メーカー、プリベントはこのほど、ドイツ政府と同国のノルトライン・ヴェストファーレン州に対し、白衣やマスク、メディカルキャップ、防護服などの医療用品の供給が可能であると伝えたもようだ。

独業界紙『オートモビルボッヘ』(25日付、電子版)によると、プリベントは、ボスニア・ヘルツェゴビナ政府の要請を受けて、3月半ば頃から、医療用品を生産している。

これまでは国内向けのみに生産してきたが、生産能力に余力があり、ドイツの医療機関向けにも供給できるとドイツ側に伝えたという。

ボッシュ―新型コロナの検査法を開発、2.5時間で精度95%―

複合企業の独ボッシュ(シュツットガルト)は3月26日、新型コロナウイルスの感染を調べる新たな検査方法を開発したと発表した。

同検査法を用いると、感染の有無を医療現場で速やかに判断できることから、フォルクマール・デンナー最高経営責任者(CEO)は感染拡大の防止に寄与できると明言した。

従来の検査方法と異なり、サンプルを郵送する必要もないことから、医療現場で簡単かつ迅速に感染の有無を確認できる。

PSA、カルーガ工場での生産を停止

仏PSAと三菱自動車がロシア・カルーガ州で合弁運営するPSMAルスが、PSAの3ブランドの乗用車生産を4月1日から一時停止する。

カルーガ州のウラディスラフ・シャプシャ知事によると、欧州から調達する部品が不足している。

「ロシアを含め、世界中で新型コロナウイルスをめぐる状況が悪化し、欧州における主要メーカーの工場休業、世界からの部品供給のストップを招いている。これらの事実を考慮し、従業員の健康を守るためにも、ロシア政府の推奨する管理対策に沿って休止を決定した」と説明し、必要であれば計画を再検討すると予告していた。

フォルクスワーゲン―中国からマスク40万枚輸入―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は3月28日、中国で調達したマスク40万枚が同日、独ブラウンシュヴァイクに到着したと発表した。

ドイツの医療現場では医療用品が不足していることから、同社はマスクのほか、手袋、消毒液、体温計、医療用メガネ・防護服などを中国で確保してドイツに輸送し、医療機関に寄付する。

28日に到着したマスクは中国で調達した医療用品の第一弾で、VWは24万枚を国の医療機関、16万枚を地元ニーダーザクセン州の病院と医師に提供する。

仏ルノーのトルコ合弁が工場閉鎖

仏自動車大手ルノーのトルコ合弁会社オヤック・ルノーは25日、同国北西部のブルサにある生産拠点を閉鎖すると発表した。

再開時期は親会社ルノーの方針に従い、トルコ政府の決定や世界の情勢を踏まえて判断するとしている。

オヤック・ルノーは1969年に設立された。

今年の英自動車生産、コロナ危機で18%減少=業界団体

英自動車工業会(SMMT)は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2019年の国内の生産台数が前年比で18%減少し、110万台を割り込むとの試算を示した。

コロナ危機が長期化すれば、さらに落ち込むと懸念している。

英国では日産、ジャガー・ランドローバーをはじめとする自動車メーカーの全工場が、新型コロナ対応で生産を停止しており、再開の目途は立っていない。

韓国タイヤ大手ハンコック、ハンガリー工場を一時閉鎖

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、顧客である欧州の自動車メーカーが相次いで生産を中断しているため。

ラーツァルマーシュ工場は2007年開設で、ハンコックが欧州で操業する唯一の生産拠点。

乗用車、SUV、バン、小型トラック向けに約900種のタイヤを生産する。

米タイヤメーカーのクーパー、セルビア工場を一時停止

米国のタイヤメーカー、クーパー・タイヤアンドラバーは3月23日、セルビア中部のクルシェバツにある工場の操業を一時停止すると発表した。

同社はすでに米国工場の一時停止も発表している。

中国工場は一時操業を停止していたが、数週間前に再開している。

露でも自動車メーカーが相次ぎ操業停止、新型コロナ拡大で

独フォルクスワーゲン(VW)や仏PSAも3月末から同国工場の生産を停止する予定だ。

ボルボ・トラックは4月13日から30日までの約2週間、工場の操業を停止する。

VWも国内2工場について、3月30日から4月10日まで生産を中断する予定だ。

仏ルノーのトルコ合弁が工場閉鎖

仏自動車大手ルノーのトルコ合弁会社オヤック・ルノーは25日、同国北西部のブルサにある生産拠点を閉鎖すると発表した。

再開時期は親会社ルノーの方針に従い、トルコ政府の決定や世界の情勢を踏まえて判断するとしている。

オヤック・ルノーは1969年に設立された。

西グルーポ・アントリン、医療用品を製造

スペインの自動車部品大手グルーポ・アントリンは24日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、医療用品を生産し、スペインの医療機関に供給する取り組みを開始したと発表した。

本社では、医療用品の生産を調整するブルゴス大学(UBU)のチームと共同で防護マスクの製造に必要なパーツを3Dプリンターで製造している。

このチームにはすでに、260人以上が参加しており、350台を超える3Dプリンターが稼働している。

欧州商用車販売、2月は6.2%減少 1/5

2月の主要国の登録台数は、フランス(1.6%増)が前年同月を上回ったものの、ドイツ(7.6%減)、スペイン(5.9%減)、イタリア(4.0%減)は減少した。

3.5トン超の中・大型トラックは前年同月比18.2%減の2万2,095台と大幅な2ケタの減少となった。

16トン以上の大型トラックは前年同月比19.3%減の1万8,101台だった。

ボッシュ、ドイツ拠点の業務を大幅に制限

独自動車部品大手のボッシュは20日、3月25日からドイツ拠点の業務を大幅に制限し、生産・管理業務を休止すると発表した。

ただ、一部の生産・開発業務は継続する。

なお、一部の生産・開発業務は継続する。

独トレイトン、生産休止・縮小

トレイトン傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは、3月25日からすべての欧州工場で生産を休止する。

ミュンヘン工場は3月19日から生産を休止している。

トレイトン傘下のブランドの南米工場は、これまでのところ生産を継続している。

独ボイゼン、独・仏・南アフリカの生産休止

独排気系部品大手のフリードリヒ・ボイゼンのロルフ・ガイゼル社長は19日、ドイツ、フランス、南アフリカの工場を3週間、一時閉鎖すると発表した。

顧客の自動車・商用車メーカーが差し当たり4月19日まで生産を休止することを受けた措置。

ガイゼル社長は、主要顧客であるアウディ、BMW、メルセデス・ベンツ、ポルシェの生産休止の決定を支持するとともに、「新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中で、我々の一番の課題は当社の従業員の健康と所得の確保だ」と述べ、時短手当申請や労働時間口座(残業)の消化、在宅勤務などで対応する方針を示した。

JLR、英国工場の生産休止

状況を見極めた上で4月20日の週に生産を再開する意向を示している。

インドとブラジルの工場は、現時点では生産を継続しているとした。

また、中国の合弁工場は2月24日の週に生産を再開している。

Volkswagen<欧州自動車短信>

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は20日、フェイスマスク20万枚(規格:FFP2、FFP3)を近く、公的医療機関に寄付すると発表した。

イェンス・シュパーン連邦保険相と協力して実施する。

VW本社のあるヴォルフスブルク市にも医療用品を提供する。

ブガッティ、仏工場の生産休止

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は20日、傘下のブガッティが同日から仏北東部のモルスアイム工場の生産を休止すると発表した。

モルスアイム工場では、ハイパースポーツカーを生産している。

VW傘下の英高級車メーカー、ベントレー・モーターズも、3月20日から英クルー工場の生産を4週間、休止すると発表した。

ElringKlinger<欧州自動車短信>

独自動車部品大手のエルリングクリンガー は23日から、欧州、北米、インド、ブラジルの工場を対象に、生産を縮小、あるいは、一時休止する。

中国の工場は、生産を一時休止した後に操業を再開しており、今回の措置の対象外となる。

南アフリカの工場も23日時点では生産を継続している。

シュコダ自、チェコ3工場の生産休止

18日の22時にムラダー・ボレスラフ、クヴァシニ、フルラビの3工場の生産を停止した。

シュコダ自によると、中国では、VWと第一上海汽車(SAIC)との合弁会社である上海フォルクスワーゲン(SVW)のシュコダモデルを生産する工場はすべて生産を再開した。

プネー工場では、インド戦略「INDIA 2.0」により、新しいモデルシリーズを生産する計画のため、現在、生産を停止している状況にある。

Osram<欧州自動車短信>

独業界紙『オートモビルボッヘ』(24日付、電子版)によると、イタリアのトレビーゾ工場とベルガモ工場は一時閉鎖した。

マレーシアのクリム工場とペナン工場は、1拠点あたりの従業員数を制限する政府措置により、生産の一部を休止した。

米国のオースティン工場では、感染の疑いが浮上したため、工場を一時閉鎖し、施設の消毒を実施した。

VW、低価格の電気自動車を計画か=独誌

具体的には、VWの小型車である「ポロ」や「アップ(Up)」を購入している顧客をターゲットに考えており、可能な限り従来の内燃エンジン搭載モデルと同水準の価格設定を目指しているという。

VWは「ポロ」や「アップ(Up)」を約1万3,000ユーロからの価格で販売している。

VWは今夏に電気自動車「ID.3」の販売を開始する予定。

独コンチネンタル、現代自「ジェネシス」に眼鏡不要の3Dディスプレー供給

この3Dディスプレーは、計器類を表示するほか、一時停止の標識を真ん中に表示してドライバーに注意を促すこともできる。

例えば、1つのコンテンツを複数のディスプレーで見ることが可能になり、助手席のディスプレーに表示されている地図をジェスチャー操作でドライバーのデイスプレーに移動させることができる。

さらに、コンチネンタルは次世代3Dディスプレーとして、米レイア(Leia)の「ナチュラル3Dライトフィールド技術」を基盤にした、特別な眼鏡も不要、頭の位置を確認するためのカメラも不要の3Dディスプレーを開発している。

VWとダイムラー、ソフトウエアの協力検討か=独誌

すでに協議を開始しており、VWのヘルベルト・ディース社長やダイムラーのオラ・ケレニウス社長も参加してしているという。

ダイムラーはすでに、自動車用の基本ソフト(OS)の開発を進めており、新しいソフトウエア・プラットフォームを将来導入予定のアーキテクチャ(MMA)に採用する計画とされる。

『マネージャーマガジン』誌によると、VWは独自動車部品大手のコンチネンタルと新組織への出資について協議していたが、昨年のクリスマス前に交渉は決裂したという。

Mobile.de<欧州自動車短信>

中古車ポータルサイト大手のmobile.deは20日、ディーラーが掲載する中古車販売の広告料(4月分)を無料にすると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化し、苦境にあるディーラーの負担を減らし支援するため。

また、個人顧客から中古車を買い取った場合に発生する仲介料(3月分と4月分)を無料にする。

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