自動車

ZF―AV搭乗者の安全性確保へ、ソフト会社を買収―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは13日、人の動きを把握・分析するソフトウエアの開発事業者である独シミ・リアリティ・モーション・システムズの資本90%を取得し子会社化すると発表した。自動運転車(AV)の搭乗 […]

シェル―独スタンドに充電設備設置―

英蘭資本の石油大手シェル(デンハーグ)は13日、ドイツのガソリンスタンドに電動車用充電設備を設置すると発表した。これまでは充電時間が長いことから設置を見合わせてきたが、急速充電技術が進歩してきたことから、設置へと踏み切る

日産のバルセロナ工場、従業員2割を削減

日産自動車は9日、スペインのバルセロナ工場で600人を削減することで労働組合と合意したと発表した。人員削減は新たな投資の条件となっていたもので、同工場の従業員の約2割に相当する規模となる。 バルセロナ工場は日産がスペイン

VW、EV専用車台採用車の予約販売開始

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は8日、VWグループの電気自動車(EV)専用車台である「MEB」を採用したコンパクトカー「ID.3」の事前予約を欧州で開始した。同モデルはMEB採用車の第1弾。VWは今後、E

独検察がポルシェに罰金、排ガス不正で

独シュツットガルト検察当局は7日、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス不正問題に絡んで、高級車子会社ポルシェに総額5億3,500万ユーロの罰金支払いを命じたと発表した。ポルシェは裁判で争わず、命令を受け入れる意

仏PSAがポーランドでLCV生産、「アストラ」は独に移管か

仏自動車大手PSAは9日、ポーランド南部のグリヴィツェ工場で2021年から小型商用車(LCV)を生産すると発表した。イタリアのLCV工場の生産能力が限界に達しているためで、新たに300人を雇用してプジョー「ボクサー」やシ

エストニア国営電力、EV充電サービス開始

エストニア国営電力エースティ・エネルギアは8日、電気自動車(EV)の公共充電サービスを開始すると発表した。バッテリー価格低下でEVが購入しやすくなり、国内でも普及の兆しが見えてきたことから、交通分野での二酸化炭素(CO2

独フックス・ペトロルプ、1-3月は16%減益

独潤滑油大手のフックス・ペトロルプが3日発表した1-3月期決算の営業利益(EBITベース)は7,700万ユーロとなり、前年同期比で16%減少した。主力のドイツと中国の自動車市場の低迷に加え、投資費用の増大が減益につながっ

独SGL、複合素材の開発で英NCCと協力

独炭素製品大手のSGLカーボンは2日、英国のナショナル・コンポジット・センター(NCC)と航空、輸送、石油・ガス業界向けの複合素材に関する開発で協力すると発表した。複合素材の材料や部品、生産技術の開発で協力する。 開発分

SGLカーボン、CFRP製バッテリーケースのプロトタイプを開発

独炭素製品大手のSGLカーボンはこのほど、中国の新興EVメーカーである上海蔚来汽車(NIO)と電気自動車用の炭素繊維複合材(CFRP)製バッテリーケースのプロトタイプを開発した。SGLでは今後、電気自動車の普及が進むにつ

VW、電動キックボード事業で中国NIUと協力か=独紙

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、電動キックボード事業に参入するもようだ。中国の新興企業である電動スクーターメーカーのNiu Technologies(牛電科技)と協力し、VWブランドの電動キックボードを製造す

独研究所、シミュレーション用の新しい人体モデル開発

ドイツのフラウンホーファー・高速動力学・エルンスト・マッハ研究所(EMI)は、衝突事故のシミュレーションに使用する人体モデルについて、筋肉のこわばりに重点を置いた研究を実施した。有限要素(FE:finite elemen

FCA、コネクテッドサービスでハーマン/グーグルの技術採用

欧米資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)はこのほど、コネクテッドカー(つながる車)の分野で、韓国のサムスン電子傘下のハーマンおよび米グーグル・テクノロジーズと協力すると発表した。FCAのイ

BLG

ブレーメン港湾会社のBLG は4月24日、2018年12月通期決算の売上高が前年比4.9%増の1億4,130万ユーロに拡大したと発表した。税引き前利益(EBT)は、前年比約12%増の3,750万ユーロとなり、EBITベー

PSA、ポーランド工場で大型バンを生産

仏自動車大手のPSAは9日、ポーランドのグリヴィツェ工場で大型バンを生産する計画を発表した。2017年に買収したオペル/ボクスホールの小型商用車(LCV)とPSAのLCVのプラットフォームを共通化し、生産を効率化する。イ

Hyundai Motor

韓国の現代自動車 の小型SUV「コナ」のEVモデル5台がこのほど、スイスのザンクト・ガレン州のパトロールカーとして採用された。同時に、現代自動車のモデル8台も一般の警察車両として導入される。同州警察ではさらに、今後1年半

シュコダ自、第1四半期は増収減益

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は3日、2019年1~3月期(第1四半期)の売上高が前年同期比8.2%増の49億2,000万ユーロに拡大したと発表した。一方、営業利益は、4億1,0

Audi

パトリック・ダーナウ新工場長が現地紙に明らかにしたもので、生産性の引き上げが主な狙いという。

同工場では小型車「A1」を製造しており、昨年の生産台数は1万2,000台だった。

ベルギーの人件費が高いことは頭痛の種で、同工場長はブリュッセル工場が10年後も存続しているようにしたいと抱負を語った。

仏PSA、商用バン「ボクサー」と「ジャンパー」にEVモデル

仏自動車大手PSAグループは4月30日、同日に英国で開催された「バーミンガム商用車見本市」で、大型バンのプジョー「ボクサー」とシトロエン「ジャンパー」の電気自動車(EV)モデルを公開した。両モデルはタイプ別に2つの航続距

RadarGlass

乗用車のヘッドライトにレーダーセンサーを組み込む研究に取り組むドイツの共同開発プロジェクト。研究チームは、レーザー技術を使用して、ヘッドライトのカバーの内側に、ライトの照明機能を妨げずに、レーダー波の制御を可能にするため

スロバキア、自動車統計

ドイツ貿易・投資振興機関によると、スロバキアにおける2018年の乗用車新車販売は、前年比2.1%増の9万8,080台に拡大した。スロバキア自動車工業会(ZAP SR)は2019年には販売が10万台になると予想している。

ボルボ・カーズの4月販売数7.4%増、1-4月では8.9%増

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは3日、4月の世界販売が5万6,535台となり、前年同月から7.4%増加したと発表した。欧州、中国、米国の主要市場が好調で全体を押し上げた。1-4月期では8.9%増の21万7,855

フィアット、部品部門の売却が完了

欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は2日、自動車部品部門マニエッティ・マレリのカルソニックカンセイへの売却が完了したと発表した。誕生する新会社は売上高が約146億ユーロに達し、世界7位の独

西ゲスタンプ、中国での地位強化に向け2社と提携

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは4月16日、上海モーターショーで中国市場の開拓強化に向けた2件の基本合意書(MoU)を交わしたと発表した。北京汽車(BAIC)傘下の金属部品大手、北京海納川汽車部件(BHAP)、および

米ファラシス、ドイツに電池工場を建設

ドイツ北東部に位置するザクセン・アンハルト州の経済省は8日、米電池メーカーのファラシス・エナジーが同州のビッターフェルト・ヴォルフェンにバッテリー工場を建設すると発表した。ファラシスは、今年に入りシュツットガルトに設立し

ドイツ乗用車新車登録、4月は1.1%減少

ドイツ連邦陸運局(KBA)は3日、2019年4月の国内乗用車新車登録が31万715台となり、前年同月に比べ1.1%減少したと発表した。1~4月の累計は、前年同期比0.2%減の119万807台と、ほぼ前年並みとなっている。

米セプトン、英国に新オフィス開設

自動車・産業・マッピング市場向けに3次元ライダー(3 D LiDAR)製品を提供している米新興企業のセプトン・テクノロジーズはこのほど、英国中部のダービーにあるイノベーション・テクノロジーパーク「iHub」に新しいオフィ

第1回マイクロモビリティ見本市、独ハノーバーで開催

ドイツのハノーバーで5月2~4日まで第1回マイクロモビリティ見本市「micromobility expo」が開催された。約40社が出展し、最終日までに、約3,000人が来場した。同見本市では、出展のほか、会議を開催し、試

シェフラー、独エンジニアリング会社XTRONICを買収

独自動車部品大手のシェフラーは7日、子会社のシェフラー・テクノロジーズが5月3日に独エンジニアリング会社XTRONICの買収契約を締結したと発表した。買収価格は公表していない。買収手続きは、2019年6月に完了する見通し

英新車登録、4月は4.1%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は7日、同国の2019年4月の乗用車新車登録が16万1,064台となり、前年同月に比べ4.1%減少したと発表した。2012年以降の4月の登録台数では2番目に低い水準。ただ、前年同月は販売が大幅に

フリックスブス、仏トランスデヴから長距離バス事業を買収

長距離バス独最大手大手のフリックスブスは、フランスの交通事業者トランスデヴ(Transdev)から長距離バス事業を買収する。オランダ、ベルギー、チェコ、スペインなど欧州諸国への路線を持つ「ユーロラインズ」とフランス国内を

ダイムラー―スマートの米・カナダ販売停止へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が超小型乗用車「スマート」の米国、カナダ販売を停止する。現地の小型車市場が縮小しているため。米国の車両基準に適合させるコストもかさむことから撤退を決めた。業界紙『オートモティブ

BASF―通商摩擦など直撃、1-3月営業益24%減少―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が3日発表した2019年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比24%減の17億3,200万ユーロと大きく落ち込んだ。地政学リスクや米

積層造形の全自動化技術の開発に成功、コストを50%圧縮

自動車大手のダイムラー、航空部品製造のプレミアム・アエロテック、積層造形装置(3Dプリンター)を手がけるEOSの独3社は4月30日、積層造形(AM)の量産技術確立に向けたパイロットプロジェクトが成功裏に終了したと発表した

架線ハイブリッドトラックの実用テスト、独でスタート

道路の上部に設置した電線から電力の供給を受けて走行する架線給電ハイブリッドトラックの実用テストが7日、フランクフルト近郊のアウトバーン(高速道路)でスタートした。同トラックの実用テストがドイツで行われるのは初めて。経済省

乗用車新車登録2カ月連続減少、4月は-1.1%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した4月の乗用車新車登録台数は前年同月比1.1%減の31万715台となり、2カ月連続で落ち込んだ。今年はイースター休暇が前年の3月から4月にずれ込んでおり、これが響いたもようだ。1~4

マイカーによる移動の制限、容認は少数派

地球温暖化を抑制するためには交通のあり方を改めなければならないものの、二酸化炭素(CO2)排出量の大幅削減に向けた政策の結果、マイカーによる移動が制限されることは回避すべきだと考える市民が多いことが、政策提言機関・独工学

AGCハンガリーが拠点拡張、投資額40億フォリント

旭硝子のハンガリー子会社AGCガラス・ハンガリーが北西部タタバーニャにある自動車用ガラス工場を拡張する。生産能力が限界に達しているためで、新たに製造ラインを導入して能力を20%引き上げる。投資額は40億フォリント超(1,

独仏が車載電池セル工場に補助金、PSAなどの連合に12億ユーロ

ドイツのペーター・アルトマイヤー経済相とフランスのブリュノ・ル・メール経済・財務相、欧州連合(EU)欧州委員会のマレシュ・シェフチョビチ副委員長(エネルギー同盟担当)は2日パリで会談し、欧州域内のメーカーによる車載電池セ

シュコダ自、1-3月営業利益が6.1%減少

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が3日発表した2019年1-3月期(第1四半期)の営業利益は4億1,000万ユーロとなり、前年同期から6.1%縮小した。投資拡大と為替差損が主因だ。出荷台数は

製造業受注3カ月ぶりに増加、大型受注除くとマイナスに

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した3月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%増となり、3カ月ぶりに拡大した。大型受注が多かったことが大きく、その効果を除

韓国ネクセンタイヤ、チェコ工場の試験運用を開始

韓国のタイヤメーカー、ネクセンタイヤは先ごろ、チェコ工場の試験運用を開始した。同工場の建設は2014年に決定されたが、住民運動により計画が進まず、着工は17年と大幅にずれ込んだ。投資額は220億コルナ(8億5,530万ユ

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