自動車

自動車業界の先行き見通し悪化

自動車業界の景気の見通しが悪化してきた。Ifo経済研究所が2日発表した独自動車・自動車部品業界の5月の景況感調査結果によると、今後の見通しを示す期待指数はマイナス1.4ポイントとなり、前月のプラス23.2ポイントから大幅 […]

建材不足が深刻化、現在発注しても納入は9月の製品も

建設業界で建材不足が深刻化している。Ifo経済研究所のアンケート調査によると、「必要な時に建材を調達できない」との回答は建築事業者で5月に43.9%に達し、東西ドイツ統一後の最高を更新した。3月は同5.6%、4月は23.

トルコ物流テックのオプティヨル、81万ドル調達

●米フォードのトルコ合弁フォード・オトサンが出資 ●物流プロセス最適化のソリューションを提供 トルコの物流ソフトスタートアップ企業、オプティヨル(Optiyol)はこのほど2回目のシード期資金調達を行い、81万ドルを確保

ブルガリアのシン・カーズ、IPOの応募倍率は3倍に

●中小企業向け市場「BEAM」で実施 ●資金は西欧市場向けEVの量産に振り向け ブルガリアのレーシングカーメーカー、シン・カーズ(Sin Cars)が1日実施した新規株式公開(IPO)は応募倍率が3倍に上ったことがブルガ

ダイムラー、ノキアへの特許料支払いで合意

独自動車大手のダイムラーは1日、通信機器大手のノキアと特許ライセンス契約を締結したと発表した。同社の車両に搭載する移動通信技術のライセンス料を支払う。ダイムラーはこれまで、ノキアにライセンス料を支払う義務はないとして裁判

露アウルス、高級セダン「セナート」の量産開始

ロシアの自動車メーカー、アウルスは5月31日、高級セダン「セナート」の量産を開始すると発表した。タタールスタン共和国のエラブガにあるフォード・ソラーズの工場で生産する。「セナート」はこれまで、プーチン大統領や政府高官のみ

ボルボ・カー、トルスランダ本社工場の気候中立を達成

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーは5月26日、トルスランダ本社工場が製造工程における「気候中立」(温室効果ガス排出量を実質ゼロ)を実現したと発表した。2018年にシェブデにあるエンジン工場が達成したのに続き2例目とな

MHPとTransnetBW、合弁会社を設立

独高級スポーツカーメーカー、ポルシェのプロセス・ITコンサルティング子会社MHPは6月1日、独電力大手EnBWの高圧送電網運営子会社TransnetBWと同日付で折半出資の合弁会社インテリジェント・エナジー・システム・サ

ミシュラン、農業トレーラー用タイヤの新製品を発売

仏タイヤ大手のミシュランは5月27日、農業トレーラー用タイヤ「TRAILXBIB」シリーズの新製品を6月から発売すると発表した。タイヤの骨格層(カーカス)の弾力性を高める独自技術「ウルトラフレックス・テクノロジー」を採用

スウェーデンのオートリブ、メキシコにハンドル工場を新設

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは5月18日、メキシコにおけるハンドル生産を拡充すると発表した。中部のアグアスカリエンテスに面積3万平方メートルの工場を新設し、マタモロスにある既存工場と連携して生産能力を引

日産など、V2Gプロジェクト「i-rEzEPT」の中間報告

電気自動車を一般世帯における再生可能エネルギーの有効活用や電力網の安定に活用するV2Gプロジェクト「i-rEzEPT」のパートナー企業・機関はこのほど、当該プロジェクトの中間報告を発表した。プロジェクトには、日産自動車、

VW

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は5月27日、SUV「ティグアン・オールスペース」のフェイスリフトモデルの予約受付を開始したと発表した。新モデルは、ロングホイール仕様となっており、現行モデルから若干サイズアップ

Daimler

独自動車大手のダイムラー は5月26日、メルセデスベンツおよびセトラブランドのバス(約5,000台)に、抗菌効果のある高性能フィルターとバスの運転手専用のセパレーターを追加装備したと発表した。新型コロナウイルスの感染防止

Peugeot E-Expert Hydrogen

ステランティス傘下の仏自動車大手プジョーが5月27日に発表した燃料電池車のコンパクトバン。標準/ロングボディの2種類を用意した。内燃エンジン車「エキスパート」、2020年に発売した電気自動車「eエキスパート」に続き、燃料

ジュネーブモーターショー、2年ぶりに開催へ

スイスのジュネーブモーターショー(GIMS)の主催財団は5月27日、2022年2月の開催に向けて出展企業の募集を開始すると発表した。2022年2月19~27日(プレスデー:2月17~18日)の開催を予定している。コンセプ

乗用車 2020年 1/3

英自動車工業会(SMMT)によると、同国における2020年の中古車販売台数(乗用車)は675万2,959台となり、前年に比べ14.9%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大による移動・営業制限や消費者・法人の景況感の悪化

英自動車生産、4月は急増・ロックダウンの反動で

英自動車工業会(SMMT)は5月27日、同国の2021年4月の乗用車生産が6万8,306台となり、新型コロナウイルスの感染拡大により生産が急減していた前年同月(197台)から急増した。2019年4月と比べると3.8%の減

独オペル、イタリアポストから「コルサe」を大型受注

仏自動車大手PSA傘下の独オペルは5月27日、イタリアポスト(Poste Italiane)から電気自動車「コルサe」の大型受注を獲得したと発表した。公共入札に応札し、1,744台を受注した。年内に第一弾を納車する予定。

シントス―米社の独ゴム事業買収―

ポーランドの化学素材大手シントス(Synthos)はこのほど、米国の化学企業トリンセオからドイツの合成ゴム事業を買収することで合意したと発表した。買収額は4億9,100万ドル。競争当局の承認を経て来年中の取引完了を見込む

ボーダフォン―5G・6GのR&D拠点をドレスデンに構築―

電気通信大手の英ボーダフォンは5月30日、研究・開発(R&D)のグローバルコンピテンスセンターを独東部のドレスデンに構築すると発表した。5G、6G技術のほか、自動運転、コネクテッドカー、スマートな農業・化学・建設などの応

ダイムラーがノキアと和解、特許料支払いへ

自動車大手の独ダイムラーは1日、通信機器大手のノキアと特許ライセンス契約を締結したと発表した。同社の車両に搭載する移動通信技術に絡みノキアにライセンス料を支払う。ダイムラーはこれまで、ノキアにライセンス料を支払う義務はな

米配車大手リフト、キエフにR&D拠点開設

米配車サービス2位のリフトがウクライナの首都キエフに研究開発(R&D)拠点を設ける。同国の高い技術力を活かして、オンライン地図の改善・ナビゲーション精度の向上を目指す。社内技術者20人を配置するのに加え、新たに

ポーランドのソラリス、国内自治体から電気バス受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、同国西部のゴジュフ・ヴィエルコポルスキの交通局から電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」を8台受注したと発表した。受注額は2,500万ズロチ(560万ユーロ)。契約には充電設

シュコダ自、使用済みEVバッテリーを蓄電システムに再利用

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は5月27日、電気自動車(EV)の使用済みバッテリーを蓄電システムとして再利用することに取り組むと発表した。新システムは地元テクノロジー企業、IBGチェスコと

墺アルミ部品のSAG、スロバキアで新工場稼働

オーストリアのアルミニウム部品メーカー、ザルツブルガー・アルミニウム・グループ(SAG)は1日、スロバキアのトレンチーン近郊で新工場が稼働したと発表した。受注好調のため生産が追い付かなくなり、工場を移転して生産能力を強化

ブルガリアのシン・カーズ、IPOを実施

ブルガリアのレーシングカーメーカー、シン・カーズ(Sin Cars)が6月1日にブルガリア証券取引所(BSE)のBEAM市場(中小企業向け市場)に上場した。南東欧情報誌『SeeNews』が5月28日、BSE関係者の話とし

フォード・オトサン、50年にカーボンニュートラル実現へ

トルコのコチ・グループと米フォードの合弁会社フォード・オトサンはこのほど、2050年をめどにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする)を達成する目標を明らかにした。フォードグループの戦略に沿うもので

ポーランド化学素材大手、米社の独ゴム事業買収

ポーランドの化学素材大手シントス(Synthos)は5月23日、米国の化学企業トリンセオからドイツの合成ゴム事業を買収することで合意したと発表した。買収額は4億9,100万ドル。競争当局の承認を経て来年中の取引完了を見込

輸入物価の上げ幅、4月は10%以上に

ドイツ連邦統計局が5月28日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比10.3%増となり、2010年12月以来10年4カ月ぶりの大きな伸びを記録した。同物価の上昇は3カ月連続。世界経済の回復を受けて中間財とエネルギーが大きく

フォルクスワーゲン―傘下のランボルギーニに買収の打診―

独フォルクスワーゲン(VW)グループの高級スポーツ車ブランドである「ランボルギーニ」の買収を、スイス企業クアンタム・グループが英投資会社セントリクスと共同で打診した。両社がVW側に送った趣意書をもとに業界紙『アウトモビル

VW傘下のランボルギーニ、投資会社が買収提案

スイスの投資会社クアンタム・グループが英同業セントリクスと共同で、独フォルクスワーゲン(VW)グループの高級スポーツ車部門「ランボルギーニ」の買収に乗り出している。業界紙アウトモビルボッヘによると、両社はVW側に送った趣

ポーランド化学素材大手、米社の独ゴム事業買収

ポーランドの化学素材大手シントスは23日、米国の化学企業トリンセオからドイツの合成ゴム事業を買収することで合意したと発表した。買収額は4億9,100万ドル。競争当局の承認を経て来年中の取引完了を見込む。今回の買収でシント

シュコダ自、使用済みEVバッテリーを蓄電システムに再利用

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は27日、電気自動車(EV)の使用済みバッテリーを蓄電システムとして再利用することに取り組むと発表した。新システムは地元テクノロジー企業、IBGチェスコと共同

VW、ドイツの販売強化に大型投資

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は26日、ドイツ市場で大規模な販売強化プログラムを実施すると発表した。3年間のプログラムに数億ユーロ単位の大型投資を実施する。オンラインおよび店舗での販売を強化し、VW車の購入やリ

スカニア、コペンハーゲンに電動ごみ収集車15台を供給

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は18日、コペンハーゲン市に完全電気駆動のごみ収集車「スカニア25L」を15台供給すると発表した。清掃委託事業者であるアマー・リソース・センター(ARC

英JLRの通期純利益6.62億ポンド、3期ぶりの黒字に

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)が18日発表した2020/21年度通期決算の純利益は6億6,200万ポンドとなり、2期連続の赤字となった前年度から黒字転換した。中国市場を中心とする販売回復と為替差益、全

BASF、中国にカソード材の合弁設立

独化学大手のBASFは20日、中国の杉杉(湖南杉杉能源)と同国に電池材料の正極(カソード)材およびカソード前駆体(プレカーサー)を生産する合弁会社を設立すると発表した。出資比率はBASFが51%、杉杉が49%となる。当局

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