電力・エネルギー

スロベニアのペトロル、地元エネルギー技術会社を買収

スロベニアの石油元売り大手ペトロルが同国のエネルギーソリューション開発会社メガエネルギアを買収する。同社は11日、買収後の事業統合を法人登記所に申請したことを上場先のリュブリャナ証券取引所に報告した。取引額などの詳細は明 […]

インフレ率4カ月ぶりに上昇、3月は1.6%に

ドイツ連邦統計局が3月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.6%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.4%から拡大した。インフレ率の上昇は4カ月ぶり。エネルギーの上げ幅が前月の0.1%から0.

ソーラーワールド―再び経営破たん―

太陽電池製造の独ソーラーワールド・インダストリーズは3月28日、会社更生法の適用を地元ボン区裁判所に申請したと発表した。経営破たんは2度目。同社は高価格帯製品に特化していることから、価格競争の激化に対応できなくなっており

ポーランド石炭発電所建設、GEパワーとアルストムが落札

ポーランド国営電力のエネルガとエネアは4日、石炭火力発電所の建設工事の発注先を米ゼネラルエレクトリック(GE)のエネルギー事業部門GEパワーと仏アルストムから成る企業連合に決定したと発表した。契約額は60億ズロチ(約14

東レ、ハンガリー炭素繊維工場を増強

東レは6日、米国の炭素繊維子会社ゾルテックがハンガリー工場を増強すると発表した。新工場棟を開設し、需要が急拡大しているラージトウ炭素繊維の年産能力を現行の1万トンから1万5,000トン強に引き上げる。投資額は1億3,00

ダイムラーとBMW、移動サービスを統合

高級車大手の独ダイムラーとBMWは3月28日、両社の移動サービス事業を統合することで合意したと発表した。大きな成長が見込まれる同分野で手を組み、総合的なサービスを提供することで、米ウーバーなどIT系の競合に対抗していく。

独送電大手に中国企業が出資できず、政府の工作奏功か

ベルギーの送電大手エリア・システム・オペレーターは23日、豪投資ファンドIMFインベスターズとの合弁会社ユーログリッド・インターナショナルSCRLの資本20%を9億7,650万ユーロで譲り受け、出資比率を従来の60%から

輸入物価が16カ月ぶりに低下、2月は-0.6%に

ドイツ連邦統計局が27日発表した2月の輸入物価指数は前年同月比0.6%減となり、16カ月ぶりに落ち込んだ。同物価の20%強を占める消費財が2.1%下落したことが最大の押し下げ要因。下落幅は耐久消費財で2.7%、非耐久消費

ポーランド公共交通、今後10年で代替燃料バス3500台に

ポーランド代替燃料協会(PSPA)と都市交通会議所(IGKM)はこのほど発表した公共交通機関の代替燃料利用に関する報告書で、今後10年で代替燃料を動力源とするバスが約3,500台に増加するとの予測を示した。同国の公共交通

EVバッテリー部品の韓国シンフン、ハンガリー工場が完成

韓国の二次電池部品メーカー、シンフンSECのハンガリー工場が26日、完成した。取引先であるサムスンSDIが同国に電気自動車(EV)用バッテリー工場を設けたのを受けて進出したもので、総投資額は80億フォリント(2,560万

卸売物価の上げ幅が15カ月来の低水準に、2月は1.2%

ドイツ連邦統計局が16日発表した2月の卸売物価指数は前年同月比の上げ幅が前月の2.0%から1.2%へと縮小し、15カ月来(2016年11月以来)の低水準となった。石炭・石油が0.3%下落したほか、ペット・家畜(10.7%

生産者物価の上げ幅、14カ月来の低水準に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が1.8%となり、14カ月来(2016年12月以来)の小幅な伸びにとどまった。上げ幅の縮小は5カ月連続。すべての分野で上昇率が前月を下回った。 エネ

エネルギーと食品がインフレ率押し下げ

ドイツ連邦統計局は14日、2月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.4%、前月比が0.5%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比0.1%増と伸び率が小さく、

ブラジルのデジタル化支援へ、シーメンスが当局と合意

電機大手の独シーメンスは14日、ブラジル輸出投資振興局(APEX)と覚書を交わしたと発表した。製造業のデジタル化に対応できる基盤を同国に作り出して国外から投資資金を呼び込み、経済発展と雇用の拡大につなげる考えだ。ジョー・

個人消費が23年来の大きな伸びに、17年は3.6%増加

ドイツ連邦統計局が14日発表した2017年の個人消費は前年比3.6%増の1兆7,350億ユーロとなり、23年来の大きな伸びを記録した(グラフ参照)。経済の堅調や雇用の安定、低金利を背景に財布の紐が緩んでいることが背景にあ

GEリニューアブルエナジー、トルコ社と提携

米ゼネラル・エレクトリック(GM)の再生可能エネルギー部門GEリニューアブルエナジーは12日、トルコ同業のフィナ・エネルジと風力発電プロジェクトで提携する契約を交わした。2020年までに発電容量が最大410メガワットの風

VW、EV工場を16カ所に拡大

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は13日、グループの電気自動車(EV)生産拠点を2022年末までに現在の3カ所から16カ所に拡大する計画を発表した。20年までに12カ所とする予定。マティアス・ミュラー社長は「フォ

独エネルギー大手2社、事業交換で合意

独エネルギー大手のエーオンとRWEは11日、事業交換で合意したと発表した。当局の承認を得て取引が成立すると、エーオンはエネルギー網と販売に経営資源を集中。RWEは再生可能エネルギーを中心に発電事業を大幅に強化する。 RW

華為技術が欧州特許出願1位に、日本はトップ50に10社

欧州特許庁(EPO)は7日、2017年の特許統計の詳細を発表した。それによると、中国の華為技術は前年比0.3%増の2,398件と小幅な伸びにとどまったものの、前年の2位から1位へと浮上し、中国企業で初めて首位を獲得した。

鉱工業生産2カ月連続減に、製造業は好調保つ

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が9日発表した1月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.1%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。エネルギー業が3.3%減、建設業が2.2%減と

独エネルギー大手2社が事業交換

独エネルギー大手のエーオンとRWEは11日、両社の事業を交換することで合意したと発表した。当局の承認を得て取引が成立すると、エーオンはエネルギー網と販売に経営資源を集中。RWEは再生可能エネルギーを中心に発電事業を大幅に

電力需給調整に日産車を利用、パイロットプロジェクト始動

送電大手の蘭テネットは13日、電力需給の安定化に向けたパイロットプロジェクトを日産自動車の電気自動車(EV)を利用してドイツで開始したと発表した。現在の需給調整方式はコストがかさみ大口需要家や消費者の大きな負担となってい

仏PSA、スロバキアでEV生産へ

仏自動車大手PSAグループがスロバキアで電気自動車(EV)を生産する。同社のカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)がこのほど明らかにしたもので、西部のトルナヴァ工場で今後数カ月内の生産開始を予定する。 タバレスCEO

JICA、西澤のタジク変電所設置を支援

タジキスタン電力公社(Barki Tojik)はこのほど、日本の西澤(本社:大阪)にドゥシャンベ変電所の整備プロジェクトを委託した。現地メディアの報道によると、西澤は今後2年以内に、ドゥシャンベ北東地域のラディオスタンツ

コンチネンタル、MHV用電池システムで中国に合弁

自動車部品大手の独コンチネンタルは7日、中国同業の四川成飛集成科技(CITC)と共同で同国に合弁会社を設立すると発表した。マイルドハイブリッド車(MHV)向けの48ボルト電池システムを開発・生産し、中国をはじめとするアジ

仏PSA、スロバキアでEV生産へ

仏自動車大手PSAグループがスロバキアで電気自動車(EV)を生産する。同社のカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)がこのほど明らかにしたもので、西部のトルナヴァ工場で今後数カ月内の生産開始を予定する。 タバレスCEO

インフレ率3カ月連続で低下、2月は1.4%に

ドイツ連邦統計局が2月27日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.4%増となり、インフレ率は3カ月連続で低下した。エネルギーの上げ幅が前月の0.9%から0.1%、食料品が同3.1%から1.1%へと縮小した

輸入物価の上げ幅、1月は14カ月来の低水準に

ドイツ連邦統計局が2日発表した1月の輸入物価指数は前年同月比0.7%増となり、14カ月来の低い上げ幅を記録した。消費財、農産物、投資財で物価が低下したことが響いた格好。エネルギーは9.2%増と大きく上昇しており、エネルギ

インフィニオン―高周波パワー部品事業を米クリーに売却―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は高周波パワー部品事業(RFパワー事業)の大部分を米同業クリーに現金3億4,500万ユーロで売却すると発表した。経営資源を絞り込む考え。売却手続きはほぼ終了しており、近く完了の見

世帯のエネルギー消費2年連続拡大、16年は1.4%増に

ドイツ連邦統計局が1日発表した一般世帯の2016年のエネルギー消費量は気温調整後の実質で6,650億キロワット時(自動車燃料を除く)となり、前年比で1.4%増加した。増加は2年連続。全体の70%強を占める暖房が2.2%増

ガスプロム、ウクライナとの天然ガス供給契約解消へ

天然ガスをめぐるウクライナとロシアの対立が先鋭化している。ロシア経済省は3日、国営天然ガス最大手ガスプロムとウクライナ国営ガス会社ナフトガスとの供給契約を解消する準備を開始したと発表した。ストックホルム商業会議所仲裁裁判

チェコ・バスメーカーのソル、ラトビアに電気バス供給

チェコのバスメーカー、ソル(SOR)がラトビア東部のレゼクネ市に電気バス4台を供給する。昨年末に行われた入札で落札したもので、受注額は1,600万ユーロ。そのうち85%を交通・環境インフラ整備などを目的とした欧州連合(E

NEDO、サハ共和国でエネルギーインフラ実証事業を開始

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2月28日、ロシア極東のサハ共和国で、風力発電システムを含むエネルギーインフラ実証事業を開始したと発表した。大規模な電力系統に接続していない独立系統地域における発電単価を低

ボッシュ、車載電池生産不参入を決定

自動車部品大手の独ボッシュは2月28日、電動車向け事業の経営資源を電動パワートレイン、モーター、パワーエレクトロニクス、電池システムおよびシステム分野に絞り込む方針を発表した。電池システム用のセルは外部から調達する考えで

オーストリアがEUを提訴、ハンガリーの原発拡張めぐり

オーストリア政府は22日、ハンガリーの原子力発電所拡張を欧州連合(EU)の欧州委員会が承認したのは不当として、EU司法裁判所に提訴したと発表した。反原発の姿勢を改めて鮮明にした格好となる。 問題となっているのは、ハンガリ

チェコ国営電力CEZ、ブルガリアから撤退

チェコ電力最大手で国営のCEZは22日、監査役会の承認を受け、ブルガリア投資会社イネルコム・インベストメンツに同国事業を売却すると発表した。取引金額は明らかにされていないが、「14年間の投資に見合う」(CEZ)水準を確保

シーメンス・ガメサ、ボスニアで風力発電プロジェクト受注

独電機大手シーメンスの風力発電タービン子会社シーメンス・ガメサは21日、ボスニア・ヘルツェゴビナの独立系電力会社F.L.ウィンドから発電設備を受注したと発表した。西南部のイェロヴァチャに2メガワットの風力タービン「G97

風力発電大手ヴェスタス、ロシアにブレード工場建設

デンマークの風力発電機大手ヴェスタスがロシア南西部のウリヤノフスク州にローターブレードの工場を建設する。投資額は10億ルーブル(1,775万ドル)で、2019年の稼働を予定している。200人超の技術者を雇用する計画だ。こ

BMWが中国で新合弁、ミニEVモデル生産へ

高級車大手の独BMWは23日、「ミニ」ブランドの電気自動車(EV)を中国の長城汽車と合弁生産することで基本合意したと発表した。同国では環境規制が強化されるうえ、輸入車には関税もかかることから、長城汽車との現地合弁を通して

日立産業制御、自動車新規制対応サービスで独社と提携

日立産業制御ソリューションズは20日、自動車業界向けエンジニアリングサービス大手の独IAVと提携することで合意したと発表した。自動車市場の規制に対応したコンサルティング、エンジニアリングサービスの提供に向けて今後、協力体

オーストリアがEUを提訴、ハンガリーの原発拡張めぐり

オーストリア政府は22日、ハンガリーの原子力発電所拡張をEUの欧州委員会が承認したのは不当として、EU司法裁判所に提訴したと発表した。反原発の姿勢を改めて鮮明にした格好となる。 問題となっているのは、ハンガリー唯一の原発

ダイムラー、電気大型トラックを21年から量産

独自動車大手のダイムラーは21日、電気大型トラックを2021年から量産する計画を発表した。まず試作車を協力企業に提供して実用テストを実施。そこで得られた情報を開発にフィードバックし、製品化を目指す。商用車部門のシュテファ

生産者物価の上げ幅4カ月連続で縮小、1月は2.1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した1月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が2.1%となり、前月の同2.3%を0.2ポイント下回った。上げ幅の縮小は4カ月連続。エネルギーと非耐久消費財の上昇率低下が反映された格好。エネルギ

自動車燃料で価格低下、1月の下げ幅0.5%に

ドイツ連邦統計局は14日、1月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.6%、前月比がマイナス0.7%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比0.9%増と伸び率が

ゾンネン―EV向け電力商品を発売へ―

一般世帯のソーラー発電を利用した仮想発電所を運営する独ゾンネン(ヴィルトポルツリート)が電気自動車(EV)などの電動車を対象に電力を販売する計画だ。電動車の普及率が今後高まると、電力の需要に供給が追い付かず広域停電(ブラ

イノジー―豪ソーラー発電市場に参入―

独再生可能エネルギー大手のイノジー(エッセン)は14日、オーストラリアの太陽光発電プロジェクト2件を現地のプロジェクト開発会社オーバーランド・サン・ファーミングから譲り受けることで合意したと発表した。ソーラー発電事業を強

シーメンス・ガメサ―コスト20億ユーロ削減へ―

電機大手シーメンスの風力発電タービン子会社シーメンス・ガメサ(サムディオ)は15日、2020年までにコストを20億ユーロ圧縮する計画を発表した。業界の厳しい環境を背景に利益が圧迫されているためで、調達、製造事業、製品の種

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