電力・エネルギー

エーオン―13.5億ユーロの増資―

エネルギー大手の独エーオン(エッセン)は16日、新株を発行し約13億5,000万ユーロの資金を調達したと発表した。同社は放射性廃棄物の処理費用と在来型発電子会社ユニパーでの減損損失が響いて2016年12月期に過去最大の赤 […]

新日鉄住金エンジニアリング

新日鉄住金エンジニアリングは21日、独子会社シュタインミュラー・バブコック・エンバイロンメント(SBE)を通して独エネルギー大手エーオンのスウェーデン法人から、ストーカ炉式廃棄物発電施設を受注したと発表した。ストックホル

蓄電池システムの実証を日独が共同実施へ

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は21日、大規模ハイブリッド蓄電池システムの実証事業を実施することで、独ニーダーザクセン州経済・労働・交通省などと基本合意したと発表した。再生可能エネルギー電力の利用増加に伴

温暖化ガス排出量3年ぶりに増加、昨年は9億600万トンに

連邦環境庁(UBA)の発表によると、ドイツの温暖化ガス排出量は昨年、二酸化炭素(CO2)換算で9億600万トン(暫定値)となり、前年を400万トン(0.4%)上回った。増加は3年ぶり。交通セクターで540万トン(3.4%

仏エンジーのポーランド事業、エネアが買収

ポーランド国営電力大手のエネアは14日、仏同業エンジー(旧GDFスエズ)のポーランド事業を買収する手続きが完了したと発表した。昨年12月の合意に基づくもので、買収額は12億6,000万ズロチ(2億9,000万ユーロ)に上

独フェニックス・ソーラー、トルコで太陽発電の建設を受注

太陽発電システム開発の独フェニックス・ソーラーは20日、昨年設立したトルコ子会社を通じ、同国のエネルギー企業アクフェン・リニューアブル・エナジーから太陽光発電所の建設を受注したと発表した。北部アマスヤ県に出力11.2メガ

シーメンスのガメサ買収、欧州委が承認

欧州委員会は13日、独電機大手のシーメンスがスペインの風力発電設備大手ガメサを買収する計画を承認したと発表した。シーメンスは風力発電機で世界最大手に浮上するが、同分野では強力なライバル企業が存在することから、競争上の問題

仏エンジーのポーランド事業、エネアが買収

ポーランド国営電力大手のエネアは14日、仏同業エンジー(旧GDFスエズ)のポーランド事業を買収する手続きが完了したと発表した。昨年12月の合意に基づくもので、買収額は12億6,000万ズロチ(2億9,000万ユーロ)に上

石油と野菜がインフレ率を強く押し上げ

ドイツ連邦統計局は14日、2月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が2.2%、前月比が0.6%で速報値と変わりがなかった。前年同月比ではエネルギーが物価を強く押し上げており

鉱工業生産1月は拡大、前月比2.8%増に

ドイツ連邦経済省が8日発表した1月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.8%増となり、同2.4%減となった前月から改善した。増加は2カ月ぶり。経済省は企業景況感が良好なことを受けて、鉱工業界の

化学・製薬業界が売上予測引き上げ

独化学工業会(VCI)は9日、同国化学・製薬業界の今年の売上高予測を前年比1.5%増の1,857億ユーロとし、従来予測の同1%増から上方修正した。石油価格の上昇を受けて出荷価格の上昇率見通しを従来の0.5%から1%へと引

ハンガリー原発拡張計画、欧州委が政府の支援策を承認

欧州委員会は6日、ハンガリーが計画している原子力発電所の拡張事業に対する支援策を承認したと発表した。競争入札を経ずにロシアの国営企業が原子炉の増設工事を受注した点を問題視し、公共調達と国家補助ルールの観点から調査を進めて

ポーランド、原発建設計画を近く具体化=エネルギー相

ポーランドのトフジェフスキ・エネルギー相は7日、欧州連合(EU)が定めた二酸化炭素(CO2)排出量削減目標を達成するため、同国初の原子力発電所を「近い将来」に建設すると発表した。財政負担を軽減するため、建設費の調達では公

斗山シュコダ、インドネシアで大型受注

韓国斗山グループのチェコ子会社、斗山シュコダが先ごろ、インドネシアで蒸気タービンの大型受注を獲得した。東ジャワ州にあるグラティ・ガス火力発電所のブロック2を拡張し、コンバインドサイクル発電(ガスタービン複合発電)に更新す

ハンガリー原発拡張計画、欧州委が政府の支援策を承認

欧州委員会は6日、ハンガリーが計画している原子力発電所の拡張事業に対する支援策を承認したと発表した。競争入札を経ずにロシアの国営企業が原子炉の増設工事を受注した点を問題視し、公共調達と国家補助ルールの観点から調査を進めて

インフレ率4年半ぶりに2%突破

ドイツ連邦統計局が1日発表した2月の消費者物価指数(ドイツ基準)は前年同月比の上昇率(インフレ率)が2.2%(速報値)となり、欧州中央銀行(ECB)が物価判断の目安とする2%を4年半ぶりに上回った。スペインも欧州連合(E

輸入物価が5年8カ月来の上げ幅に、1月は6%

ドイツ連邦統計局が2日発表した1月の輸入物価指数は前年同月比6.0%増となり、5年8カ月来(2011年5月以来)の大きな上げ幅を記録した。エネルギーが42.3%上昇して全体を強く押し上げた格好。エネルギーを除いたベースで

ダイムラー―充電ソリューションの有力企業に出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は2日、充電ソリューションの有力メーカーである米チャージポイントにリードインベスターとして出資すると発表した。チャージポイントは欧州市場進出を計画していることから、ダイムラーな

タジキスタン、ロシアと原子力分野で協力合意

タジキスタンは2月27日、ロシアとの原子力平和利用提携に関する政府間合意を交わした。原子力分野で協力するための法的基盤の確立が目的。露国営ロスアトムのリカチェフ最高経営責任者(CEO)とタジキスタン科学アカデミーのラヒモ

加盟国がEU-ETS改革案を承認、欧州議会と最終案調整へ

EU加盟国は2月28日、ブリュッセルで環境相理事会を開き、EU排出量取引制度(EU-ETS)第4フェーズ(2021~30年)に向けた制度改革案の内容で合意した。欧州議会は2月半ば、欧州委員会の原案に一部修正を加えた制度改

ABBの高圧電力ケーブル事業売却、欧州委が承認

欧州委員会は2月27日、スイスの重電大手ABBが高圧電力ケーブル事業をデンマークのNKTケーブルに売却する計画を承認したと発表した。NKTケーブルは事業を拡充するが、欧州の高圧電力ケーブル市場では強力なライバル会社が存在

RWE―過去最大の赤字に―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)が2月22日発表した2016年12月期暫定決算の純損益は57億ユーロの赤字となり、13年12月期に記録した過去最大の赤字(28億ユーロ)を更新した。赤字は2期連続。電力卸価格の見通し悪

RWE、過去最大の赤字に

独エネルギー大手のRWEは22日発表した2016年12月通期決算で57億ユーロの純損失を計上し、2期連続の赤字となった。赤字は13年12月期の28億ユーロを上回り、過去最高を更新した。発電部門が電力卸価格の見通し悪化に伴

生産者物価が12年3月以来の上げ幅に、1月は2.4%

ドイツ連邦統計局が20日発表した1月の生産者物価指数は前年同月比2.4%増となり、2012年3月以来(4年10カ月ぶり)の大きな伸びを記録した。同物価の上昇は3カ月連続。エネルギーがプラス4.0%となり全体を強く押し上げ

シーメンス―風力発電用ブレード工場を閉鎖―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は15日、風力発電用のブレードを製造するデンマークのエンゲスヴァン工場を閉鎖すると発表した。風力発電のローターは大型化しているが、同工場では大型ローター用のブレードを生産できないため、

ビルフィンガー―経営資源を集約―

独産業サービス大手のビルフィンガー(マンハイム)は13日、事業分野と地域、顧客産業を絞り込む方針を明らかにした。同社は経営が悪化していることから、将来性の高い分野を重点強化していく意向だ。 事業分野をプロセス産業向けプラ

カザフスタンとモンゴル、ウラン採鉱・加工で協力

カザフスタン原子力公社(カズアトムプロム)は21日、カザフスタンとモンゴルが地質調査、ウラン採鉱・加工および原子力分野での合弁プロジェクト推進で提携する意向だと発表した。 カズアトムプロムのズマガリエフ社長は同日モンゴル

シュコダ、国営電力会社とEVで協力

チェコ自動車大手のシュコダと国営電力会社CEZが、電気自動車(EV)の普及に向けて協力する。CEZのベネシュ最高経営責任者(CEO)が16日、現地経済紙ホスポダールスケ・ノヴィニに明らかにした。シュコダがEVを製造し、C

シュコダ、国営電力会社とEVで協力

チェコ自動車大手のシュコダと国営電力会社CEZが、電気自動車(EV)の普及に向けて協力する。CEZのベネシュ最高経営責任者(CEO)が16日、現地経済紙ホスポダールスケ・ノヴィニに明らかにした。シュコダがEVを製造し、C

電力損失を半分以下に、新ブレーカーの技術基盤を確立

半導体大手の独インフィニオンは10日、同社を中心とする研究チームが送電網や電気機器の電力損失を半分以下に抑える直流電力ブレーカー(遮断機)の技術基盤を確立したと発表した。同ブレーカーは特別に開発した半導体を搭載しており、

陸上風力発電の新設容量、昨年は24%増加

独風力エネルギー全国連盟(BWE)は7日、国内陸上風力発電の昨年の新設容量が前年比24%増の4,625.25メガワット(MW)となり、政府目標の2,500MWを大きく上回ったと発表した。再生可能エネルギー由来の電力を固定

17年成長予測1.6%に引き上げ=DIHK

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は8日、2017年の国内総生産(GDP)予測を上方修正した。年初に実施した企業アンケート調査の結果が「予想していたよりも良好だった」(ヴァンスレーベン専務理事)ためで、昨年秋に提示した実

石油と野菜が物価押し上げ、1月インフレ率1.9%に

ドイツ連邦統計局は14日、1月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.9%、前月比がマイナス0.6%で速報値と変わりがなかった。前年同月比ではエネルギーが物価を強く押し上

ソーラーワールド―経営資源を集約、多結晶製品から撤退―

経営不振の独太陽電池大手ソーラーワールド(ボン)は10日、経営資源を単結晶シリコン製品分野に絞り込む方針を明らかにした。単結晶シリコン製の太陽電池は発電効率が高く寿命も長いことから競争力を保つことができると判断。発電効率

独プロコン、ポーランド風力発電の拡大中止

ドイツの再生可能エネルギー協同組合プロコンがポーランドにおける風力発電事業の拡大を中止する。組合幹部のフォン・シュテホウ氏が先ごろ、経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』に対し明らかにしたもので、同国の補助金削減を受け採算が取

シュコダ・プラハ、GEとモンテネグロ火力発電所建設で提携

チェコ国営電力CEZのエンジニアリング子会社であるシュコダ・プラハは先ごろ、モンテネグロ北部のプリエブリャに第2火力発電所を建設する計画について、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と提携した。新発電所は出力254メガワッ

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