電子、電機

デンマークのベストフロスト、ハンガリー工場を拡張

デンマークの特殊冷蔵・冷凍庫メーカーであるべストフロスト(Vestfrost)がハンガリー南部のチョングラード工場拡張に44億フォリント(17億6,000万円)を投資する。政府から10億5,000万フォリントの助成を受け […]

日本電産のエンブラコ買収、欧州委が疑義

欧州委員会は11月28日、日本電産が米家電大手ワールプールのブラジル子会社で、冷蔵庫用コンプレッサーの製造を手がけるエンブラコを買収する計画について、本格的な調査を開始したと発表した。競争上の問題があるためで、さらに詳細

ダイキン、欧州冷蔵機器大手AHTを買収

ダイキン工業は11月26日、欧州の業務用冷蔵・冷凍機器大手AHTクーリングシステムズ(オーストリア)を買収すると発表した。親会社の英投資会社ブリッジポイントが保有する全株式を8億8,100万ユーロで取得する。 AHTはス

デンソー、独インフィニオンに出資

デンソーは11月26日、半導体大手の独インフィニオンに出資したと発表した。自動運転、電動車分野での競争力を強化する狙いがあり、長年にわたる両社の協力関係を緊密化する。出資額は数千万ユーロ規模。出資比率は明らかにしていない

韓国電線の米子会社、セルビアに工場開設

韓国電線大手LS電線の米国子会社スーペリア・エセックスは11月29日、セルビア北部のズレニャニンに新工場を開設した。欧州の既存工場を補完するもので、現地の自動車、モーター業界向けにマグネットワイヤ(巻き線)を生産する。投

ボルボ、ロサンゼルスモーターショーに車両なしで出展

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは21日、11月26日から開始されるロサンゼルスモーターショーに展示車両のないブースを出展すると発表した。新モデルやコンセプトカーの代わりに未来のモビリティのコンセプトを展示すること

ラインメタル―競合KNDSへの出資に向け交渉―

戦車大手の独ラインメタル(デュッセルドルフ)は26日、独クラウス・マッファイ・ヴェークマン(KMW)と仏ネクスターが経営統合でオランダに設立した同業KMW+ネクスター・ディフェンス・システムズ(KNDS)に出資するための

ティッセンクルップ―通期純益96%減少―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)が21日発表した2018年9月通期の株主帰属の純利益(売却した米鉄鋼事業を除いた実質ベース)は800万ユーロとなり、前期の2億1200万ユーロから96%減少した。本業の不振のほか、

華為製品の不使用を米が独に要求か

米国政府は中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の製品を使わないようドイツや日本などの友好国に求めているもようだ。『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が複数の関係者の情報として報じたもので、同社製品が中国のスパイ活

産業ロボットのクーカでCEOが早期退任

産業ロボット・オートメーション機器大手の独クーカは26日、ティル・ロイター最高経営責任者(CEO)が任期満了を待たず12月に退任すると発表した。理由は明らかにしていない。メディア報道によると、同社を昨年買収した中国家電大

電機業界の輸出堅調、1-9月期は4.9%増に

独電機電子工業会(ZVEI)が20日発表した同国電機業界の1-9月期の輸出高は1,562億ユーロとなり、前年同期比で4.9%増加した。9月も前年同月比4.9%増の179億ユーロへと拡大しており、ZVEIの主任エコノミスト

1-9月の家電市場0.5%拡大、スマホがけん引

家電通信機器協会(gfu)によると、1-9月期のドイツ家電市場規模は290億ユーロとなり、前年同期を0.5%上回った。市場の37%を占めるスマートフォンが好調で、娯楽家電とIT機器の不振が相殺された格好だ。 通信機器の売

満身創痍のICE、走行車両の8割は整備不良

ドイツ鉄道(DB)が誇る高速鉄道「ICE」の大半は整備不良のまま走行していることが、公共放送ARDの報道で分かった。DBは定時運行率も低く、業務改善の余地は大きい。 ドアやトイレ、コーヒーメーカーなど車両のどこかに問題が

LG化学、ポーランドでEV用電池増産へ

韓国のLG化学がポーランドで、電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の第2工場の設置を計画している。ポーランド法人のヨン・シム最高経営責任者(CEO)がこのほど明らかにした。建設中の第1工場だけでは増大する需要を賄いきれ

コンチネンタル―セル生産参入は補助金と切り離して決定―

独自動車部品大手コンチネンタルのエルマー・デーゲンハルト社長は20日、フランクフルト国際経済記者クラブで講演し、電池セル生産事業に同社が参入するかどうかを政府補助金とは切り離して決定する考えを明らかにした。同社が描く参入

ウクライナ自動車大手ボグダン、電動トラックを発表

ウクライナ自動車大手ボグダン(Bogdan)は22日、同社初の電動トラック「ERCV27」を発表した。デンマークの電動大型トラックメーカー、バンケ・エレクトロモーティブから受注して開発したもので、デンマークでの型式認証を

べバスト―電池分野で中国企業と戦略協業―

自動車部品大手の独ベバスト(シュトックドルフ)は27日、中国のリチウムイオン電池メーカー万向A123と戦略協業合意したと発表した。電池分野で長期的に協働していく考え。第一弾として、ベバストが中国で販売する商用車用標準電池

スペインのタルゴ、ラトビアに新型電動車両供給

ラトビアの国営鉄道会社パサジエル・ビルチェンス(Pasazieru Vilciens)は21日、スペインの鉄道車両メーカー、タルゴから電動の新型車両32両を購入すると発表した。契約額は2億2,530万ユーロ。車両の引き渡

デンソー―半導体のインフィニオンに出資―

デンソーは26日、半導体大手の独インフィニオンに出資したと発表した。自動運転、電動車分野で競争力を強化する狙いで、長年に渡る両社の協力関係を緊密化する。出資額は千万ユーロのケタ台の半ば。出資比率は明らかにしていない。 自

ソノ・モーターズ―コンチネンタルから駆動ユニット調達―

太陽光を動力源として走行できる電気自動車(EV)を手がける独スタートアップ企業ソノ・モーターズ(ミュンヘン)は22日、同社が発売予定のEV「シオン」の電気駆動ユニット(EDU)をサプライヤー大手のコンチネンタルから調達す

ヘラー―フォルシアと戦略協業、車内照明で―

自動車部品大手の独ヘラー(リップシュタット)は21日、車内照明の分野で仏同業フォルシアと戦略協業すると発表した。自動運転の今後の普及をにらんだもので、搭乗者の多様なニーズに対応したライトソリューションを提供していく。 高

ティッセンクルップ、通期の純益96%減

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)が21日発表した2018年9月通期決算の純利益(売却した米鉄鋼事業を除いた継続事業ベース)は800万ユーロとなり、前期の2億1200万ユーロから96%減少した。本業の不振のほか、鉄

LG化学、ポーランドでEV用電池増産へ

韓国のLG化学がポーランドで、電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の第2工場の設置を計画している。ポーランド法人のヨン・シム最高経営責任者(CEO)がこのほど明らかにした。建設中の第1工場だけでは増大する需要を賄いきれ

AIで世界トップへ、政府が戦略了承

ドイツ政府は14日から2日間、ポツダムのハッソ・プラットナー研究所で集中閣議を開き、経済省などが作成した人工知能(AI)戦略を了承した。米中に後れを取っているAIの分野で独・欧州を世界トップレベルに引き上げる狙いで、20

フォルクスワーゲン―車の電動・IoT化に巨額投資―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は16日の監査役会で、電動車、自動運転、情報通信技術を活用したモビリティサービス、車両と工場のデジタル化に2019~23年の5年間で総額440億ユーロ(

フォルクスワーゲン―独電動車工場を3カ所に拡大―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は14日、ドイツ北部のエムデン、ハノーバー工場で電動車を生産する計画を発表した。独東部のツヴィッカウ工場でも電動車を生産することが決まっているため、同国のVW電動車工場は3カ所に拡

コンチネンタル―シンガポールで自動運転開発―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は15日、シンガポール向けの自動運転技術開発を仏スタートアップ企業イージーマイルと共同で行うと発表した。イージーマイルのソフトウエアを搭載したコンチネンタルのロボットタクシー

エーオン―風力発電パークを共同建設―

エネルギー大手の独エーオン(エッセン)は16日、スイス金融大手のクレディ・スイスと共同でスウェーデン中東部のヴェステルノールランド県に風力発電パークを設置すると発表した。欧州の陸上風力発電市場で地歩を強化する戦略の一環。

低コスト電池量産技術開発へ、産官学で共同プロジェクト

西南ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州は19日、高品質の電池セルを低コストで量産する技術開発に向けたプロジェクトを産官学が共同で実施すると発表した。電動車の価値の30~40%を占める電池分野でアジアメーカーに全面依存す

独コンチネンタル、ルーマニア工場にレーザー溶接設備を導入

独自動車部品大手のコンチネンタルはこのほど、ルーマニアのティミショアラ工場に210万ユーロを投じ、空調パイプのレーザー溶接設備を設置したと発表した。工場従業員による独自設計で、注入弁を含め、空調用ホースラインの部品すべて

製造業の固定資産投資、昨年は2.6%増加

ドイツ連邦統計局が16日発表した国内鉱工業界の固定資本投資額(捕捉対象は従業員20人以上の企業)は昨年637億ユーロとなり、前年比で2.6%増加した。伸び率が最も大きかったのは電算機器/電子・光学製品業界で、22.3%拡

独家電BSH、ルーマニアに洗濯機工場建設

独ボッシュ・グループ傘下の家電大手BSHがルーマニアに洗濯機工場を建設する。今年3月末に建設用地を取得済みで、このほど建設地となる国内中西部のシメリア市当局と建設契約を交わした。投資額は4億5,400万レウ(9,720万

独エーベルスペッヒャー、仏カロリを買収

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは6日、商用車と特殊車両向けの空調システムを手掛ける仏カロリ(リヨン)を完全買収すると発表した。ポートフォリオを拡充して新市場に参入するとともに、卸売り事業

電機業界受注2カ月連続減少、9月は-4%に

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の9月の新規受注高は前年同月比4.1%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。とユーロ圏外からの受注が8.8%縮小し全体を強く押し下げた。国内は1.6%減、ユーロ圏(ドイツを

電池セル工場を政府が助成、総額10億ユーロに 生産開始は21年

ドイツのペーター・アルトマイヤー経済相は13日、ベルリンで開催された電動車に関する会議で講演し、欧州企業のコンソーシアムが車載電池セル工場を建設する場合は総額10億ユーロの助成金を交付する意向を表明した。電動車の価値の約

フォルクスワーゲン―韓SKIからもセル調達―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は13日、韓SKイノベーション(SKI)を車載電池セルの戦略サプライヤーに指名したと発表した。VWはすでにLG化学、サムスン、CATLからセルの供給を受けることに

インフィニオン―スタートアップを買収―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は12日、独東部のドレスデンに拠点を置くスタートアップ企業シルテクトラをベンチャーキャピタルのMIGファンズから買収すると発表した。半導体チップの歩留まりを大幅に引き上げる狙い。

リコー―独印刷ソフト会社買収―

リコーは12日、印刷向けソフトウエア開発の独カラーゲート・アウトプット・ソリューションズの全株式を取得することで合意したと発表した。産業印刷事業の強化方針に基づく措置。買収金額は明らかにしていない。月末の買収手続き完了を

シーメンス―営業益6%減少、火力発電部門が足かせに―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が8日発表した2018年9月通期決算の産業分野の利益は88億1,500万ユーロとなり、前期比で6%減少した。構造不況に直面する火力発電部門の再編コストが響いた格好で、純利益も3%減の5

ディボールド・ニックスドルフ―独子会社の上場廃止へ―

ATMとPOSシステムの大手メーカーである米ディボールド・ニックスドルフは7日、同名の独子会社の上場廃止方針を明らかにした。コスト削減と組織の簡素化が狙い。株主総会で承認を得て、スクイズアウト(少数株主からの株式の強制的

独マーレ、ハンガリーでEV用電動コンプレッサーの生産開始

独自動車部品大手のマーレはこのほど、ハンガリー北部のバラシュシャジャルマト工場で電動コンプレッサーの生産を開始した。電気自動車(EV)の普及拡大による需要を見込んだもので、同工場はマーレ初の電動コンプレッサー生産拠点とな

エボニック―過酸化水素の米社買収―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は8日、過酸化水素(H2O2)と過酢酸(PAA)の有力企業である米ペロクシケムを投資会社ワン・エクイティ・パートナーズから買収すると発表した。収益力の高い特殊製品分野のポートフォリオ

ティッセンクルップ―利益見通し引き下げ―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)は8日、2018年9月通期の純利益見通しを下方修正した。子会社のカルテル容疑に絡んで引当金を計上するためで、前期実績の2億7,100万ユーロを「大幅に上回る」としていた従来予測を1

ボルボが百度とEV自動運転車開発で提携、中国向け量産を目指す

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは1日、中国の検索エンジン大手・百度(バイドゥ)と完全自動運転車の電気自動車(EV)モデルを共同開発することで合意したと発表した。両社の知見を持ち寄り、世界最大の自動車市場である中国

上部へスクロール