IT産業

電通、チェコのデジタル広告代理店を買収

電通は9日、海外事業を統括する英国の電通イージス・ネットワークを通じて、チェコのデジタル広告代理店アドエクスプレスを完全買収すると発表した。デジタル領域のサービスを強化し、中東欧市場での競争力を高める。 電通によると、ア […]

独ボッシュ、クラウド事業に参入

独自動車部品大手のボッシュは9日、インターネットサービス向けのクラウド事業(ボッシュITクラウド)に参入すると発表した。当初は自社が提供するサービスにクラウドを活用し、2017年から外部にもクラウドサービスを提供していく

独米のIoT団体が提携、システムの相互運用性や規格分野で

「モノのインターネット(IoT)」の実現に向けた経済団体である米国主導の「インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)」とドイツの「プラットフォーム・インダストリー4.0」は2日、スイスのチューリヒで開催し

ライン・マイン・ネッカー地区でフィンテック急増

ITを活用した新しい金融サービス事業者であるフィンテックが情報通信産業のクラスターである独西南部のライン・マイン・ネッカー地区で急速に増えている。コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調査によると、同地

ハンガリーとアゼルバイジャン、経済関係強化へ

ハンガリーのオルバン首相は6日、訪問先のアゼルバイジャンで同国のアリエフ大統領と会談し、両国の経済関係の発展と強化を図ることで合意した。良好な政治的関係をテコに、運輸、エネルギー、農業、先端技術などの分野のほか、社会保護

欧州特許出願、サムスンが4年ぶり首位転落

欧州特許庁(EPO)は3日、2015年の特許統計の詳細を発表した。それによると、韓国のサムスンは出願件数が前年比6.9%減の2,366件に後退し、蘭フィリップス(3.7%増の2,402件)に抜かれて2位に転落した。首位の

エイティレオ―宇宙インターネットを計画―

衛星を利用した通信網の構築をドイツのスタートアップ企業エイティレオ(Eightyleo、ミュンヘン)が計画している。日刊紙『ヴェルト』が7日付で報じたもので、同社のマティアス・シュポット社長(創業者)は「欧州のワンウェブ

ボッシュ―今年は大卒者1.4万人を採用、IT要員を拡充―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は2日、大卒者の採用数を今年は1万4,000人とする計画を発表した。「モノのインターネット(IoT)」の重要性が高まっていることを踏まえ、特にIT、ソフトウエア分野の要員を獲

独テレコム、ハンガリーにデータセンター設立

ドイツテレコムは2月22日、ハンガリーに同国初となるデータセンターを設立すると発表した。同社が進める欧州統括サービスネットワーク「Pan Net」の一環で、今年4-6月期から高度のセキュリティ機能を備えた電子メールサービ

ロシア発の携帯通信アプリの利用者、1億人を突破

ロシアで開発されたモバイル用インスタントメッセージアプリのテレグラム・メッセンジャーの月間利用者数が1億人を突破した。同アプリを配布するテレグラム・メッセンジャー社が2月23日明らかにしたもので、1日の新規利用者数は35

独取引所とLSEの合併に懸念

ドイツ取引所は2月下旬、地元フランクフルトの金融競争力にかかわる2つの計画を相次いで発表した。1つは競合ロンドン証券取引所(LSE)との合併、もう1つはフィンテックを支援するための拠点開設だ。後者は同市の発展に確実に寄与

クーカ―美的集団が株式買い増しの方向―

中国の大手電機メーカー美的集団が独産業ロボット大手クーカ(アウグスブルク)に対する出資比率引き上げを考えていることが2月29日、明らかになった。ドイツでは出資比率が10%を超えた場合、出資の目的を公表することが法律で義務

ドイツテレコム―米国事業がけん引―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)が2月25日発表した2015年12月期決算の売上高は前期比10.5%増の692億2,800万ユーロと2ケタ台の伸びを記録した。ユーロ安がプラスに働いたほか、米国の移動通信子会社Tモバイ

エアバス・グループ―国境管理システム事業の売却中止―

欧州航空宇宙大手エアバス・グループは防衛エレクトロニクス事業の売却計画を変更する。これまでは同事業を全面放出する考えだったが、売却対象事業をレーダーと目標認識システムに制限。国境管理システムは手元に残すことにした。防衛・

レッスン・ナイン―利用者100万人突破―

「バベル(Babbel)」ブランドで外国語のeラーニングサービスを展開する独レッスン・ナイン(ベルリン)は17日、同社製有料アプリのアクティブユーザー数が100万人を突破したと発表した。米語学ソフト大手ロゼッタストーンの

ビッグデータ活用、トップは自動車・保険業界

ビッグデータを活用する企業の割合が最も高いのは自動車と保険業界であることが、情報通信業界連盟(Bitkom)が17日発表した独企業アンケート調査結果で分かった。多くの業界でビッグデータ解析の導入を計画・議論している企業が

ブルガリア民生家電販売大手のテクノポリス、米IBMと提携

ブルガリア民生家電販売大手のテクノポリスが米IBMと提携し、自社の電子商取引プラットホームと顧客サービスの向上に取り組んでいる。IBMが19日発表した。 新しいプラットホームは、オンラインと店舗の双方でデータを集め、洞察

バイエル―精密農業の新興企業買収―

化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は15日、精密農業分野の独新興企業プロプラント・ゲゼルシャフト・フュー・アグラール・ウント・ウンヴェルトインフォマティクを買収したと発表した。農業デジタル化事業を強化することが狙い。

シュンク―ロボットハンドの製造期間を大幅短縮―

製造業向けグリッパー製造の独シュンク(ラウフェン・アム・ネッカー)がロボットハンドの受託製造期間を大幅に短縮した。同社への取材をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が15日付で報じた。 ロボットハンドでは個々の顧客

「家電寿命の意図的な短期化」は確認できず=環境庁

連邦環境庁(UBA)は15日、家電の使用期間に関する調査レポートを発表した。UBAは家電の買い替えを促進するためにメーカーが製品寿命を意図的に短くしているとの議論があるにもかかわらず、そうした主張を裏付けるデータがないこ

独電機業界、15年売上3.7%増に

独電気電子工業会(ZVEI)が10日発表した独業界の2015年の売上高(サービスを含む)は1,780億ユーロ(暫定値)となり、前年比で3.7%増加した。物価調整後の実質生産高が0.9%増と小幅な伸びにとどまっていることか

クーカ―美的集団が出資比率引き上げ、10%超に―

産業ロボット大手の独クーカ(アウグスブルク)は3日、中国の総合家電大手、美的集団がクーカ株を買い増し出資比率を10.22%に引き上げたことを明らかにした。美的集団は昨年8月、安川電機と提携しロボット事業に参入しており、同

キオン―米で買収、自動倉庫分野でノウハウ拡充―

フォークリフト大手の独キオン(ヴィースバーデン)は8日、自動倉庫・配送ソリューションのシステム統合を手がける米レトロテックを買収すると発表した。「つながる工場(インダストリー4.0)」の普及を背景に需要が拡大する自動倉庫

IBM―独デジタルエージェンシーを買収―

IT大手の米IBMは2日、デジタルエージェンシーの独アペルト(Aperto)を買収することで合意したと発表した。収益力の高いコンサルティング、サービス事業を強化することが狙い。買収金額は明らかにしていない。取引の成立には

ユーザーの半数がネット犯罪で被害

ドイツのインターネットユーザーの48%がネット犯罪の被害を少なくとも1度、受けていることが、ドイツテレコムの委託で行われたアンケート調査で分かった。最も回答が多かったのはウイルス、トロイの木馬などの「マルウエア」で45%

コンチネンタルがリコール、エアバッグの不具合で

自動車部品大手の独コンチネンタルが米国でリコール(無料の回収・修理)を実施する。同社製エアバッグに不具合があるためで、搭載車両500万台が対象となる。 米道路交通安全局(NHTSA)が4日明らかにした。 制御装置に問題が

ハンガリーNUSZ、チェコの道路料金徴収事業に参入か

チェコの道路料金徴収事業の受注競争にハンガリーの国営企業NUSZが加わるもようだ。チェコで料金徴収を行ってきたオーストリアのカプシュ・トラフィックコムと政府の契約が今年末に終了することを見越したもので、NUSZは現行の徴

インフィニオン―10-12月期大幅増収に―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が2日発表した2015年10-12月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比38%増の15億5,600万ユーロと大幅に拡大した。米同業インターナショナル・レクティファイアー(IR

ボッシュ―売上700億ユーロ突破―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)が1月27日発表した2015年12月期暫定決算の売上高は前期比9.9%増の706億ユーロとなり、初めて700億ユーロを突破した。主力の自動車部品部門が12%増の417億ユーロ

楽天社長、ベラルーシのIT技術に関心

ベラルーシのラフマノフ駐日大使は先ごろ、楽天の三木谷会長と会談し、同国のハイテク産業への日本からの投資拡大に期待を示した。三木谷会長はベラルーシのIT技術の水準を評価すると共に、将来の協力関係について議論していく意向を表

ゼネラル・モーターズ―米独でカーシェア事業―

自動車大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)は21日、カーシェアリング事業に参入すると発表した。米本国のほか、ドイツで展開。モビリティサービスで先行する競合の独ダイムラー、BMWを追撃する。 「メイヴェン(Maven)」と

シーメンス―利益予測を引き上げ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は25日の決算発表で2016年9月通期の一株利益予測を上方修正した。第1四半期(10~12月)の業績が好調だったためで、従来予測の5.90~6.20ユーロから6.00~6.40ユーロへ

ドイツ取引所―米フィンテックに出資―

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所がフィンテックの米デジタル・アセット・ホールディングスに資本参加した。デジタル・アセットが21日明らかにしたもので、ドイツ取引所はABNアムロ、BNPパリバ、シティ、J.P.

ICT企業の今年の重要テーマ、I4.0が初のトップ3入り

独情報通信業界連盟(Bitkom)が国内の情報通信技術(ICT)企業を対象に実施したアンケート調査(複数回答可)によると、「今年の重要テーマ」として最も回答が多かったのは「ITセキュリティ」で、59%に上った。2位には僅

上半期売上増、ICT企業の74%が予想

ドイツの情報通信技術(ICT)企業の74%が今年上半期の売上高が前年同期比で増加すると見込んでいることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が20日発表したアンケート調査結果で分かった。昨年下半期に増収となった業界企業も

電機業界の16年売上、2%増加見通し

独電気電子工業会(ZVEI)は26日、独業界の2016年売上高が前年比2%増の1,820億ユーロとなり、08年に記録した過去最高水準に達するとの見通しを明らかにした。物価調整後の実質生産高についても1%の増加を見込む。

賢いペダルをボッシュが開発、省エネや事故防止に効果

自動車部品大手の独ボッシュは25日、燃料の節約や事故防止に役立つアクセルペダルを開発したと発表した。バイブレーションやペダルを押し戻す力を発生させることで運転手に様々な情報を直感的に伝達。燃料消費量については最大7%の節

シーメンス、チェコ工場にインダストリー4.0を導入

独電機大手シーメンスのカエザー最高経営責任者(CEO)は18日、チェコにある同社の各工場を段階的にインダストリー4.0(I4.0)に対応させていく考えを明らかにした。電気モーターを生産する西部のモヘルニツェ工場を皮切りに

SAP―クラウド売上が2倍以上に―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)が11日発表した2015年12月期暫定決算の売上高(IFRSベース)は前期比18%増の208億ユーロと大きく拡大した。クラウド事業が110%増の22億9,000万ユーロと2倍以

デポジット・ソリューション―ペイパル創業者が出資―

独フィンテック(ITを活用した新しい金融サービス事業者)のデポジット・ソリューション(ハンブルク)は8日、米決済サービス大手ペイパルの共同創業者であるピーター・ティール氏が同社に資本参加すると発表した。ティール氏がドイツ

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