ドイツ経済ニュース

フォード―ケルン工場で長期操短、半導体不足受け―

米自動車大手フォードが独ケルン工場で長期の操業短縮を開始した。半導体不足を受けた措置で、従業員の3分の1に当たる5,000人が対象となっている。日刊紙『ビルト』が報じ、同社が追認した。 操短の期間は5月3日~6月18日と […]

フォルクスワーゲン―30年までに欧州で40%の排出削減―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は4月29日、VWブランド乗用車の脱炭素戦略を発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きでゼロにする炭素中立を2050年までに実現するため、ライフサイクルアセスメント(LCA

BMW―全個体電池の米社に出資―

高級乗用車大手の独BMWは3日、全個体電池を開発する米スタートアップ企業ソリッドパワーが行う資金調達に応じることで合意したと発表した。ソリッドパワーの製品開発を加速させ、全個体電池搭載の新モデルを2020年代半ばに市場投

BASF―ユミコアとクロスライセンス、電池正極材で―

化学大手の独BASFは4日、ベルギーの非鉄金属大手ユミコアと電池正極材の分野でクロスライセンス契約を締結したと発表した。リチウムイオン電池正極材の開発を加速するとともに、電池メーカーなど顧客の知財権侵害訴訟リスクを低減す

リンデ―ハンガリー初の水素ステーションを開設―

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

コンチネンタル―持続可能なゴム栽培・調達を拡大―

タイヤ大手の独コンチネンタルは4月30日、独経済協力・開発省(BMZ)と共同で実施している持続可能な天然ゴムの栽培・調達プロジェクトを大幅に拡大すると発表した。同社は100%持続可能なサプライチェーンを2050年までに実

BASF―業績予測引き上げ、アジア太平洋がけん引―

化学大手の独BASFは4月29日の決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。1-3月期決算が好調だったうえ、世界経済の回復も加速しているためで、売上高を従来予測の「610億~640億ユーロ」から「680億ユーロ

ネスレ―米サプリメーカーを買収―

食品・飲料大手のネスレは4月30日、米国の栄養補助食品(サプリメント)大手のザ・バウンティフル・カンパニーを買収することで合意したと発表した。買収額は57億5,000万ドル。今年下期の取引完了を見込む。 バウンティフルは

ドイツ銀行―1-3月期黒字転換、投資銀がけん引―

独銀最大手のドイツ銀行が4月28日発表した2021年1-3月期(第1四半期)決算の株主帰属の純損益は9億800万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(4,300万ユーロ)から大きく改善した。中核4部門で軒並み大幅な増益を確

コンチネンタル

自動車部品大手の独コンチネンタルは4月29日にテレビ会議方式で開いた株主総会で、パワートレイン子会社ヴィテスコ・テクノロジーズの分離と新規株式公開(IPO)を9月に実施する意向を表明した。ヴィテスコの全株式をコンチネンタ

排出量価格が急騰、EUの削減目標引き上げで

欧州の二酸化炭素(CO2)排出量取引価格が急上昇している。欧州連合(EU)が2030年のCO2排出削減目標を従来の1990年比40%から同55%へと大幅に引き上げることが背景にある。エネルギー効率改善や温室効果ガス排出削

CO2低排出ガソリンをボッシュなどが開発、年内発売へ

自動車部品大手の独ボッシュは4月29日、二酸化炭素(CO2)の排出量が従来製品に比べ少ないガソリンを自動車大手フォルクスワーゲン(VW)、エネルギー大手シェルと共同開発すると発表した。内燃機関車の利用はまだまだ続くことか

ルネサスの独社買収をカルテル庁が承認

ドイツ連邦カルテル庁は4月29日、ルネサスエレクトロニクスが英国に本社を置くドイツ系の半導体大手ダイアログ・セミコンダクターを完全買収する計画を承認したと発表した。両社の製品分野が異なるうえ、市場に強力な競合も存在するこ

電機輸出2カ月ぶり増加、2月は前年同月比+2.6%に

独電気電子工業会(ZVEI)が4月26日に発表した同国の2月の電機製品輸出高は前年同月比2.6%増の172億ユーロとなり、2カ月ぶりに拡大した。1~2月は1月の不振が響き前年同期比1.2%減の341億ユーロへと落ち込んだ

電線原料不足が一段と深刻化

独電気電子工業会(ZVEI)は3日、欧州電線製造業界の原料不足がこれまで以上に深刻化しているとの声明を発表した。2月の時点では不足品がポリ塩化ビニル(PVC)に限られていたが、現在はポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(

3月小売売上11%増加、過去最大の伸びに

ドイツ連邦統計局が3日発表した3月の小売売上指数(2015年=100、暫定値)は物価調整後の実質で前年同月比11.0%増の123.0となり、統計を開始した1994年以降で最大の伸びを記録した。3月は店舗営業規制が緩和され

EUが欧米金融3社に制裁、ドイツ銀は通報で免除

欧州連合(EU)の欧州委員会は4月28日、欧米の金融大手4社が債券取引でカルテルを結んでいたとして、うち3社に総額2,849万ユーロの制裁金を科すと発表した。米バンク・オブ・アメリカ、スイスのクレディ・スイス、仏クレディ

コロナ隔離で解雇は違法

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、感染者に濃厚接触した人は自主隔離を義務付けられている。そうした人を解雇することは不当とする判決(訴訟番号:8 Ca 7334/20)をケルン労働裁判所が下したので、ここで取り上

余白一滴

ご存じの方も多いと思うが、日本自動車工業会(JAMA)がカーボンニュートラルに関する声明を22日に発表した。豊田章男会長は「今、日本がやるべきことは技術の選択肢を増やしていくことであり、規制・法制化はその次だと思います。

全国一律のコロナ規制開始、夜間外出規制は当初案より緩和

新型コロナウイルスの感染拡大防止策をドイツ全国で一律化することを柱とする改正感染防止法案が22日までに連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)で可決・承認された。同法はシュタインマイヤー大統領の署名を経て23日に施行された。

貿易政令を改正、AI企業などへの外資の出資に申告義務

ドイツ政府は27日の閣議で、貿易政令改正案を了承した。欧州連合(EU)への域外からの直接投資の審査枠組みを定めた指令を踏まえたもので、人工知能(AI)、自動運転、半導体、オプトエレクトロニクス、量子コンピューターなど将来

政府が成長率予測を引き上げ

ドイツ政府は27日、2021年の国内総生産(GDP)予測を引き上げた。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための制限措置が4-6月期に徐々に緩和され、内需と個人消費が急速に回復すると予想。実質成長率見通しを1月の3.0

温効ガスを30年までに55%削減へ、EU加盟国と欧州議会が合意

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は12日、2050年までにEU域内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に法的拘束力を持たせる「欧州気候法(案)」の内容で合意した。争点となっていた30年までの温室効果ガス削減目標は、現

EU共通のインド太平洋戦略策定へ、中国念頭に積極関与

欧州連合(EU)は19日の外相会合で、EU共通のインド太平洋戦略を策定することで合意した。同地域で影響力を強める中国を念頭に、日本やオーストラリアなど「EUと同じ考えを持つ国々」との連携を強化し、経済や安全保障の面でEU

ソニー―試作EVの5Gテスト走行、ボーダフォンと独で開始―

ソニーグループは21日、電気自動車(EV)の試作モデル「ビジョンS」を用いた5Gテスト走行を英電気通信サービス大手ボーダフォンの独法人(ボーダフォン・ドイチュラント)と共同で開始したと発表した。高度な自動運転の実現に向け

ポルシェ―独で電池セル生産へ―

フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社ポルシェが車載電池セルを自ら生産する計画だ。オリファー・ブルーメ社長が日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、「電池セルはドイツの自動車産業の中核技術で

ダイムラー―乗用車・バン部門の利益率予測引き上げ―

高級車大手の独ダイムラーは23日の決算発表で、2021年12月期の乗用車・バン部門の利益率見通しを引き上げた。1-3月期の業績が好調だったうえ、コロナ禍で悪化した世界経済がワクチン接種の進展とともに正常化していくと予想さ

トレイトン―利益率見通し引き上げ―

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは21日、2021年12月期の利益率見通しを上方修正した。1-3月期の業績が好調だったためで、売上高営業利益率(調整済みベース)を従来予測の「5.0~6.0%」から「5.

SMS―子会社ポールワースを完全傘下に、脱炭素に向け―

鉄鋼プラント大手の独SMSグループは21日、ルクセンブルク子会社ポールワース(Paul Wurth)の資本40.8%をルクセンブルク政府と同政府系金融機関から取得し完全傘下に収めると発表した。脱炭素とリサイクル分野で両社

エボニック―コロナワクチン用脂質の生産前倒し―

特殊化学大手の独エボニックは22日、独バイオ医薬品企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルスワクチン向けに重要な原料である脂質の供給を開始したと発表した。当初は供給を年央にスタートする予定だっ

ドイツポスト

物流大手のドイツポストは22日、鉄道輸送の大幅強化方針を打ち出した。二酸化炭素(CO2)の排出量を削減することが狙い。国内の荷物輸送に占める鉄道の割合を現在の2%から中期的に6%へと拡大する。長期的には約20%まで引き上

バイオ企業の資金調達、20年は過去最高に

ドイツのバイオテクノロジー企業が2020年に調達した資金の総額は30億4,600万ユーロとなり、これまでの最高の18年実績を146%上回った。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に一部の企業が巨額資金を獲得したことで、水準

電動車の割合が3倍の22%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が21日発表した1~3月の電動車(電気自動車=EV、プラグインハイブリッド車=PHV、燃料電池車=FCV)の新車登録台数は14万2,856台となり、前年同期を190.7%上回った。乗用車全体に占

粗鋼生産が再び増加、3月は+15%

独鉄鋼業界団体シュタールが22日発表した3月の粗鋼生産高は前年同月比14.8%増の377万5,000トンと大きく拡大した。前月は営業日数が少なかった影響もあり5カ月ぶりに落ち込んだが、3月は再び拡大。鉄鋼需要は衰えていな

食品・包装機械業界の生産高、20年は9%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が26日発表した同国食品・包装機械業界の2020年の生産高は前年比9%減の139億ユーロへと落ち込んだ。減少はリーマンショックに端を発する金融危機以降で初めて。コロナ禍のほか、比較対象の19

ドイツ鉄道など3社、貨物輸送のカルテルで制裁

欧州連合(EU)の欧州委員会は20日、ドイツ鉄道(DB)とベルギー国鉄 (SNCB)、オーストリア連邦鉄道(OBB)が国境を越えた鉄道貨物輸送でカルテルを結んでいたとして、総額約4,800万ユーロの制裁金支払いを命じたと

ワクチン接種順位規制を6月にも解除

ドイツのイエン・シュパーン保健相は22日、連邦参議院の答弁で、これまで設定してきた新型コロナウイルス用ワクチンの接種順位規制を6月には解除できるとの見通しを明らかにした。ワクチン供給量が急速に増えているためで、6月前に解

テレビ会議用の装備は事業所委に必要、雇用主に提供義務

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、対面方式の会議をテレビ・電話会議に切り替える動きが従業員の代表機関である事業所委員会(Betribsrat)の間に広がっている。こうしたテレビ会議などに必要な装備を雇用主は提供しなけ

チェコ国境での入国検査終了声明で市民に混乱

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためにチェコ国境で実施してきた入国検査を終了するとしたホルスト・ゼーホーファー独内相の声明が市民の混乱を引き起こしている。発言の趣旨が十分に理解されなかったためだ。国境の小都市ゼルプ

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