ドイツ政府は同国の2010年の国内総生産(GDP)成長率を従来予測の実質1.2%から同1.5%に上方修正する意向だ。『経済白書』案をもとに複数のメディアが報じた。
\政府は昨年10月、国内外の有力研究所が共同作成した『秋季合同経済予測』を踏襲し、10年の成長率予測を従来の0.5%から1.2%に引き上げた。今回さらに引き上げるのは連邦統計局が11月に発表した09年第3四半期の成長率が前期比0.7%と好調だったため。ただ、同第4四半期には成長率が鈍化したとみられるため、10年予想の上方修正幅は0.3ポイントにとどめる。
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