連邦統計局が20日発表した2009年の独生産者物価指数は前年比で4.2%低下した。下落幅は統計を開始した1949年後で最大。不況の影響でエネルギーを中心に広い範囲で価格が低下した。エネルギーを除いたコアの同物価変動率はマイナス2.2%だった。
\エネルギー価格は平均12.5%下落した。値下がり幅は石油製品が18.5%、天然ガスが8.8%、電力が5.9%。中間財は5.2%下がり、消費財も1.6%低下した。
\09年12月の生産者物価は前年同月比マイナス5.2%。下落幅は依然として大きいものの、前月の同5.9%、前々月の7.6%に比べ縮小している。
\12月の物価を最も強く押し下げたのはエネルギーで、12.5%下がった。天然ガスが34.0%、電力も7.5%低下した。石油製品は12.8%上がっている。エネルギー除いた物価変動率はマイナス1.7%だった。
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