独連邦経済省は22日、2009年11月の製造業受注が前月比で実質2.8%増加したと発表し、同0.2%増とした当初の数値を大幅に引き上げた。同数値を2.6ポイントも修正するのは異例。非ユーロ圏からの生産財受注の変動率を当初発表のマイナス1.0%からプラス3.6%に修正したことが最大の原因となった。
\ドイツの製造業受注は10月に1.9%減少。これまでは11月も0.2%の小幅増にとどまったとされていたため、ドイツ経済は09年第4四半期に急減速したとみられていた。こうした懸念は今回の修正を受け、打ち消された格好だ。
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