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2010/2/17

企業情報

Leica Camera AG―10-12月期黒字転換―

この記事の要約

老舗光学機器メーカーのLeica Camera(ソルムス)が15日発表した2009年10-12月期(第3四半期)決算の最終損益は480万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(60万ユーロ)から改善した。利益計上は3四半期ぶ […]

老舗光学機器メーカーのLeica Camera(ソルムス)が15日発表した2009年10-12月期(第3四半期)決算の最終損益は480万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(60万ユーロ)から改善した。利益計上は3四半期ぶり。新製品の販売が好調なほか、09年4月に開始した包括的な事業見直し策が奏功した。売上高は4,810万ユーロで、前年同期から17%増加している。

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ルドルフ・シュピラー社長は09年3月の就任直後に事業の洗い直しを開始。コスト削減やサプライチェーンの最適化、研究開発プロジェクトの修正、販売戦略の見直し、社内コミュニケーションの改善などに取り組んできた。

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同社は新製品「M9」や「S2」の販売が好調だとして、2010年3月通期決算では少なくとも営業損益ベースで収支トントンを確保するとの見通しを示した。

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