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2010/3/10

経済産業情報

世界で最も軽い男の子、独で誕生

この記事の要約

世界で最も体重の軽い男の子が昨年6月、独ゲッティンゲン大学病院で産まれていたことが4日、分かった。出生時の重さはわずか275グラム。同病院によると、350グラム未満だと生きる能力がないという。\ 母親がこの子を出産したの […]

世界で最も体重の軽い男の子が昨年6月、独ゲッティンゲン大学病院で産まれていたことが4日、分かった。出生時の重さはわずか275グラム。同病院によると、350グラム未満だと生きる能力がないという。

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母親がこの子を出産したのは妊娠16週目で、妊娠期間は通常の半分にも届いていなかった。帝王切開で生まれた時の身長は27センチと、これまた標準の半分程度に過ぎない。

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女子ではこの男子よりも軽い体重で生まれ、無事に育ったケースがこれまでに世界で3件ある。ただ、極端な早産の場合、男子は死亡する確率が女子よりも25%高いという。

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ゲッティンゲン大学病院の男の子は誕生後、集中治療室で半年間を過ごし、12月に無事退院した。その時点では体重が3,700グラムにまで達していた。

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