ドイツ特許商標庁（DPMA）が15日発表した特許・商標申請に関する最新統計によると、2009年の特許出願件数は前年比4.5％の5万9,583件に落ち込んだ。特許審査件数は3万3,074件で、内訳は査定（特許付与）が1万4,431件（45％）、拒絶査定（特許付与の対象外）が8,650件（27％）、審査請求の取り下げあるいは審査請求料不払いによる手続き中止が28％となっている。出願者の住所（所在地）はドイツが80.3％、国外が19.7％だった。
\公開特許（出願）件数が最も多かった企業はボッシュ（自動車部品）で、07年から3年連続でトップに輝いた。2位にはダイムラー、3位にはシーメンスがつけた。ドイツ以外の企業ではGM Global Technology Operations（4位、米）、デンソー（11位、日）、現代自動車（23位、韓）、三菱電機（41位、日）などが50位内にランクインしている。
\国内の州別出願件数はバーデン・ヴュルテンベルク州（1万5,532件）とバイエルン州（1万2,641件）が群を抜いており、この両州だけで国内全体（4万7,859件）の6割を占めた。
\商標権の申請件数は6万9,069件で、前年を6.5％下回った。一方、登録件数は4万9,817件で、ほぼ前年の水準（0.9％減）を維持した。
\
