ドイツの技術監査大手テュフ・ラインラントはこのほど、トヨタ自動車が同国でリコールした7モデルのブレーキ/アクセルペダルを調査し、法律に抵触する安全性の問題はないとの鑑定結果を発表した。陸運統計局(KBA)はこれを受け、トヨタによるリコールはこれまで通り自主的なものとし、KBAの監督下には置かない方針だ。ドイツ保険業界の自動車事故研究所(UDV)もアクセルペダルの不具合による事故の報告はこれまでのところないとしている。22日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。
\ドイツではトヨタ車の21万6,000台がリコールの対象となっている。トヨタ独法人のアラン・オイテンホーフェン副社長が明らかにしたところによると、ドイツでのリコール費用は約1,300万ユーロとなる見通し。
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