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2010/5/19

企業情報

Lanxess AG―1-3月期最終黒字に転換―

この記事の要約

化学大手の独Lanxess(レバークーゼン)が11日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は1億400万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(1,400万ユーロ)から大幅に改善した。景気回復で需要が拡大し […]

化学大手の独Lanxess(レバークーゼン)が11日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は1億400万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(1,400万ユーロ)から大幅に改善した。景気回復で需要が拡大したほか、数年前から続けるコスト削減策も奏功した。本業のもうけを示す営業損益(EBITベース)も前年同期の赤字(100万ユーロ)から1億6,400万ユーロの黒字に転換している。

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売上高は16億1,300万ユーロで、前年同期の10億5,400万ユーロから53.0%改善した。特に中国とブラジルでタイヤなどの原料となるブチルゴムの需要が大きかった。アジア・太平洋地域の売上高は114.9%増の3億7,600万ユーロ、中南米も同103.1%増の1億9,500万ユーロと2倍以上に拡大している。

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原料価格の変動やユーロ圏の財政危機などのリスク要因はあるものの、経営陣は2010年12月通期の営業利益(EBITDAベース)が前年の4億6,500万ユーロから6億5,000万~7億ユーロに拡大すると見込んでいる。

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