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2010/5/26

企業情報

Dr. Scheller Cosmetics AG―販売・マーケティング・調達に特化―

この記事の要約

「Manhattan」などの化粧品ブランドを手がける独Dr. Scheller Cosmetics(アイスリンゲン)は親会社であるロシアの化粧品メーカー、Kalinaのもとで進めてきた事業再編を年内に終了する見通しだ。同 […]

「Manhattan」などの化粧品ブランドを手がける独Dr. Scheller Cosmetics(アイスリンゲン)は親会社であるロシアの化粧品メーカー、Kalinaのもとで進めてきた事業再編を年内に終了する見通しだ。同社のトーマス・ヴェンツェル取締役が25日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙掲載のインタビュー記事で明らかにした。

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Dr. Schellerは5年前、Kalinaに買収された。その後はまず、スキンケア用品の生産を本社所在地のアイスリンゲンからロシアにあるKalinaの工場に移管。次に化粧品生産事業も他社に売却し、生産事業からは全面撤退した。今後は年末までに物流事業をアウトソーシングし、事業を販売とマーケティング、調達の3分野に絞り込む予定だ。

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Dr. Schellerは現在、米Procter & Gamble(P&G)の「Max Factor」「Old Spice」ブランドのドイツ販売を手がけている。ヴェンツェル取締役は「新たなブランドの販売も引き受けたい」と述べ、事業の拡大に意欲を示した。

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同社は昨年、8,000万ユーロ強を売り上げた。今年は9,000万ユーロを目指す。従業員数は現在130人。物流事業の分離後は100人となる見通し。

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